その時令和元年5月25日午後6時15分  本学男子、創部73年目初の1部昇格だ!

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その時令和元年5月25日午後6時15分  本学男子、創部73年目初の1部昇格だ!

2019.05.25 更新

2019春季リーグ1,2部入れ替え戦

 
その時、2019年令和元年5月25日午後6時15分、本学男子バレーボール部は宿願の1部昇格を決めました。バレーボールの関東大学春2019年度春季―グ戦男女1、2部入れ替え戦は25日、駒澤大学玉川キャンパス体育館で行われ、男子2部1位の本学は1部12位の慶応義塾大を3-1で破り、昭和21年9月創部以来初めて1部に昇格しました。本学にとっては3季連続5度目の1部チャレンジでの大願成就です。

学生たち、おめでとう! そしてありがとう!  

 
◇春季1,2部入れ替え戦◇

▽男子(25日・駒沢大学玉川キャンパス体育館)

本学(2部1位)3(25-23、23-25、25-14、25-18)1慶応義塾大(1部12位)

その瞬間、コートでは腕を突き上げ、思い思いに抱き合い、喜びを表現する選手たち。マッチポイントを決めた小田島は泣いていました。粘って、繋いで、青学らしさで高さパワーの慶應を圧倒しました。確かに192cmのサウスポーエースに苦しみましたが、守備力とコンビネーションはその破壊力を凌駕しました。セットを追うごとに慶応は体力を消耗し、本学が第3セットを取った時点で勝負はつきました。第2次世界大戦の敗戦から約1年の1946年9月、学徒出陣から帰った田尾昭次先輩が広島の実家からバレーボール1個を持って、上京。青山キャンパスの片隅でパスをしたのが、創部のきっかけでした。関東大学バレーボール連盟2部に加盟して以来、この日まで幾多のOBがチャレンジしてきたリーグの頂点、1部は霞の彼方でした。4部あり、3部あり。指導実績ある小早川啓氏(日体大→日本鋼管=現JFE)に監督を依頼したのは2007年。広島在住のため部員との意思疎通のご苦労は常にあり、部員にも消化不良、欲求不満が募り、相互不信にも。苦節の連続も2010年秋季、2部に帰り咲いてから人知れぬご苦労が実を結び始めます。スカウト活動にも力を入れます。2016年秋季、初の2部優勝を果たし、初めて1部昇格へ挑戦しますが叶わず。2017年秋季、2018年は春秋連続優勝(いずれも1部昇格ならず)、そうして今回、慶應とは2季連続の対決となり、やっと長ーい、長ーい思いが現実になりました。自覚・自主性という言葉と葛藤しながら戦ってきた部員たちに乾杯!そして万歳!

▽過去の1部チャレンジ

2016年秋 本学2-3中央学院大(1部12位)

2017年秋 本学1-3順天堂大(1部11位)

2018年春 本学1-3東京学芸大(1部12位)

秋 本学2-3慶応義塾大(1部12位)

 

「自ら外れ、山田を先発」中道の英断奏功

<第1セット

サイド小田島②-山田①、ミドル中西③-渡辺主将④、オポジット薬師寺④、セッター望月③、リベロ長田②。

ここまで大事な試合では先発してきたサイドの中道③が自らの意思で代わりに山田を指名しました。高さとパワーを優先したのです。この英断が功を奏し、その山田の活躍もあって8-4と主導権を握ります。17-16と詰め寄られますが、相手ミスをきっかけに渡辺、小田島が決めて20-16。21-20と再び1点差とされますが、元気な小田島が踏ん張って23-21。セットポイントをもぎ取ったのも小田島。散々苦しめらて来た左のエースを1枚でブロックすると、締めは中西が決めて先制しました。

<第2セット

サイド小田島-山田、ミドル中西-渡辺主将、オポジット薬師寺、セッター望月、リベロ長田。18-20で中西→青山②、18-21で青山→中西。

序盤、10-8と先んじますが、レセプションが乱れ4連続点を与えて逆転されます。本学も山田、小田島らが奮起するものの、点差は縮まりません。レセプションの大切さを象徴するように、サーブポイント取られてセットを落としました。

<第3セット

サイド小田島-山田、ミドル中西-渡辺主将、オポジット薬師寺、セッター望月、リベロ長田。

7-6から3連続ミスで逆転を許しますが、望月のサーブで崩して6連続点を奪って12-9。流れは本学へ。17-13からは渡辺の対空力を生かした一人時間差を挟んで慶応が3本、2本と立て続けのミス。薬師寺がバックスパイクを決めてセットポイント取ると、相手のサーブミスで労せずして1部へ“王手”をかけました。

(以上写真は青山スポーツ編集局提供)

<第4セット

サイド小田島-山田、ミドル中西-渡辺主将、オポジット薬師寺、セッター望月、リベロ長田。

動きの鈍くなった慶応。1-3から4連続点でひっくり返すと7-5から渡辺は中央から速攻で3連続得点。11-6からは、小田島が1枚で左の主砲をブロックするなど本学が思うがままに5連続得点を重ねて15-6とくれば、1部は手の内? が、19-9から左エースのサーブに手を焼き連続5点を与えて5点差になります。が、慶應には余力がありません。頼みの左の主砲がスパイクミスを連発して23-16。渡辺の高さと角度のあるスパイクでマッチポイントを握ると、小田島が渾身のスパイクを決めて、夢を現実にしました。ありがとう!(文責・奥本浩平)

◇その他の試合

▽男子 東京学芸大(1部11位)3-1国士館大(2部2位)東京学芸大1部残留。

▽女子 大東文化大(2部1位)3-2桜美林大(1部12位)大東文化大1部昇格。

松蔭大(1部11位)3-1敬愛大(2部2位)松蔭大1部残留。

  祝勝会”ささやかに二子玉の酒場で

 
喜びの持って行き場は酒場。小早川啓監督への感謝を込めて、二子玉川駅近くでささやかなお祝いをしました。監督のほか応援の前部長・平澤典男先生、前コーチの小泉伸一さん、緑楯会女子部の雛田聡子部会長と大庭優香副会長(関東学連理事)に本多和彦代表幹事、山脇昌前会長、広島から駆け付けた深澤俊平さん(2011年卒)らOB5名、このほか本多代表幹事の子息と社友の2名で総勢12名。生ビールを注文したところへ、薬師寺副主将以下7名の部員が加入して、約2時間、和やかに歓談しました。小早川監督は「1部に上がることだけを考えてここまで来ました。途中で放り出さなかった自分をほめてやりたい」と言葉少なに感激に浸っていました。OBの総意は「何もできない緑楯会でご苦労ばかりお掛けしました。ただただ感謝です」。平澤先生は秋季リーグ戦プログラムの年次記録を見せ、部長に就任した2010年秋季から今日まで本学の順位をボールペンで囲み「順調に一歩一歩前進してきた」と回顧。川田典昭さん(1978年卒)は若くして亡くなった3歳上の兄、仁さん(OB、1975年卒)のお墓に「1部昇格を報告してきます」。午後9時過ぎ散会。当初、勝った場合は全部員(監督、スタッフ含め)で祝う予定で、本多代表幹事を中心に緑楯会として”祝勝会”の下準備をしていましたが、学生の要望で急きょ中止となりました。

なお、バレーボール部OB・OG会緑楯会挙げての祝勝会については6月16日の総会で話し合うことになります。

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