2021年度春季の男子1部はオープン戦で

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2021年度春季の男子1部はオープン戦で

2021.04.10 更新

本学2連敗スタートも、戦力強化へ1年生抜擢

2021年度の関東大学バレーボール・リーグ男子1部は4月10日、オープン戦で開幕しました。2年目を迎えた新型コロナ禍、(一財)関東大学バレーボール連盟(関東学連)は、女子1部については2年ぶりのリーグ戦開催にこぎつけましたが、男子については苦肉の策として明治大を除く11校でオープン戦(任意参加)をスタート。4月24日(第5日)までの土、日曜で20試合を行いましたが、首都圏へのコロナ禍による第3回緊急事態宣(4月25日~6月20日)で当初の日程、組み合わせを大幅変更して、6月24日に明治大も参加して再開しました。その後も思い通りに行かず、加えて7月17日に第12日(最終日)を迎える予定も、4度目の緊急事態宣言(7月12日~8月22日)が東京都に発出されたのを受けて急きょ中止となり、第11日目の7月11日に閉幕しました。

本学は通算7戦して2勝5敗。第3日(4月17日)から参戦して順天堂大に1-3で敗れ、翌第4日は日本大とフルセットの末に惜敗して2連敗スタートとなりました。その後、第7日(6月27日)に中央大に3-1で勝って2021年度初白星を挙げ、最終戦(7月11日)で駒沢大をフルセットで下して2勝目をマークして長い日程を終えました。

新年度、各校とも新チーム。本学は1年生4名が新加入しましたが、選手登録14名は加盟12校中最少です。これを受け、今回の試合は勝ち負けはともかく、今後行われると思われる春季リーグ戦(4月20日、中止決定=別掲)など先のことを考え、戦力強化に重点を置いた布陣での臨戦でした。1、2戦では、キャプテンの小田島④、エースの山田③をベンチに置き、1年生4名のうち間瀬雄斗(星城高)、渡邊優人(向上高)、青山時久(清風高)をスタメンで、リベロの中峯夕貴(東山高)を守備要員での積極的な起用に表れていました。さらに最終戦の先発メンバーは、サイドに青山幹④を入れてはいますが、さらに来年を意識した構成ではないでしょうか。各校とも新戦力を模索していますが、2戦を終えて本学の目標の達成度は? ちなみに2番目に少ないのは筑波大の19名、最多は日本大の66名(関東学連発行の2012年度春季関東大学男子1部リーグ戦エントリーから)。

筆者はコロナ感染防止のため自宅で自粛続き。本来なら応援に出かけるところをUNIVAS(一般社団法人大学スポーツ協会)のライブ映像(時に止まることも)を見ながら、緑楯会HP用にデータを作成しました。(無観客、会場非公開)

◇オープン戦▽第1日(4月10日・大田区総合体育館)

中央大(1勝)3-0日本大(1敗)、日本体育大(1勝)3-0東京学芸大(1敗)、筑波大(1勝)3-0順天堂大(1敗)、東海大(1勝)3-1専修大(1敗)

▽第2日(4月11日・大田区総合体育館)

早稲田大(1勝)3-1東京学芸大(2敗)、中央大(2勝)3-1日本体育大(1勝1敗)、順天堂大(1勝1敗)3-1専修大(2敗)、駒沢大(1勝)3-1日本大(2敗)。

 

本学本来の粘り強さは健在

 
▽第3日(4月17日・小田原アリーナ)

本学(1敗)1(30-28、22-25、19-25、23-25)3順天堂大(2勝1敗)

スタメン=1~3セット OH間瀬①-青山幹④、MB渡辺①-青山時①、OP今野②、S今橋③、L長田④。第4セット、青山幹に代わって小田島主将④が先発。中峯①は守備強化で、山田③はリリーフサーバーで出場。(注)OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、Ⅼ=リベロ。

リーグでは格上の相手と互角に渡り合って終盤へ。セットポイントをつかみながら連続ミスから“逆王手”をかけられます。が、4度の土壇場を切り抜け28-28で青山時に代わって入ったキャプテンが最後はサーブポイントを取ってセットを取りました。

結果的にはその後3セット連取されて逆転負けとなりましたが、拾って粘る本学らしさを見せました。1年生も臆するところなく、戦っていました。気になったのはサーブミスの多さ。これは各校に言えることですが、シーズンインしたばかりとは言え、傍から見ると無造作に思えました。(文責・奥本浩平)

その他の試合、早稲田大(2勝)3-1専修大(3敗)、東海大(2勝)3-0東京学芸大(3敗)、筑波大(2勝)3-1日本大(3敗)。

 

2セット先取も逆転を許す

 
▽第4日(4月18日・小田原アリーナ)

本学(2敗)2(19-25、25-19、25-22、18-25、11-15)3日本大(1勝3敗)

スタメン=1~5セット OH間瀬①-青山幹④、MB渡辺①-青山時①、OP今野②、S山本③、L中峯①。小田島主将は1~3セットは青山時と4、5セットは間瀬と交代。山田はリリーフサーバーで出場。(注)OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、Ⅼ=リベロ。

勝たせてやりたかった。初戦の反省からか、サーブミスを無くす工夫、ジャンピングドライブを控えめにしたように見えました。その分、ブロックを含め守りに注意を払っていたと思われます。第1セットこそ簡単に落としましたが、第2セットにその証が伺えます。7-7からの5連続点の展開。ブロック2本、拾ってつないで強打3本を決めて突き放すと勢いよくセットオールとしました。

勢いは第3セットにも。9-10から5連続点で逆転すると今野の強打、青山時の速攻など山本のトスワークも冴えて、初白星へ前進しました。が、勝負をかけた第4セット、微妙に守りが乱れ、攻撃が単調になったところをブロックで抑え込まれてフルセットに持ち込まれました。勢いは日本大へ。4-9で小田島を投入し、6-10でリベロを長田④に代えましたが、流れを変えることが出来ず逆転負けしました。非公式ですが、7月10日(日本体育大健志台キャンパス体育館)本学は専修大と対戦、3-1で勝利したとの情報。

シーズン前後にチーム強化のため行う試合で、練習試合とは違い公式戦と同じルールに沿って行います。公式戦と同じように記録員を置き、記録が残るのも練習試合との違いの1つです。(文責・奥本浩平)

その他の試合、早稲田大(3勝)3-1中央大(2勝1敗)、東海大(3勝)3-1駒沢大(1勝1敗)、日本体育大(2勝1敗)3-0専修大(4敗)。

 

力の差認める 相手は学生王者

 
▽第5日(4月24日・キッコーマンアリーナ)

本学(3敗)0(12-25,21-25、22-25)3早稲田大(4勝)

スタメン=第1セット、OH間瀬①、青山幹④、MB青山時久①、渡邊①、OP今野②、S山本③、Ⅼ中峯①。第2、3セットはOHの間瀬を小田島主将④に。Ⅼの長田④は訳あって守備要員で登録、エースの山田③とともにリリーフサーバーとして起用。(注)OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、Ⅼ=リベロ。

 
あれよ!あれよ!の第1セット。いきなりサーブで先制されると、サーブで崩され、ブロックに阻まれてスパイクが決まりません。自らのミスも手伝って5連続点を与えて3-11。どうにも止まらないのは早稲田の勢い。7-15から今度は4連続点を許して勝負ありでした。

このセット、本学が連続して点を取ったのは5-15からの2点のみでした。

序盤互角、リードされながらも離されない展開の第2セット。間瀬、小田島のスパイクで17-17と追いつきますが、20-21の詰めでミスが出て突き放されました。

第3セットは、3連続点を3度許して4-9のスタートとなりました。ここから徐々に追い上げます。早稲田も、日本代表の大塚達宣③は不在ですが、このセット吉田主将、上條、 仲濱ら4年生を起用した強力布陣。中盤、11-15から今野の強打、青山幹のブロックなどで14-15とします。ここからは追う展開ながら、本学も踏ん張ります。19-19からの勝負所で小田島、今野がブロックにつかまって19-22と突き放されてしまいました。(文責・奥本浩平)

その他の試合

中央大(3勝1敗)3-2東海大(3勝1敗)、順天堂大(3勝1敗)3-0東京学芸大(4敗)、筑波大(3勝)3-0駒沢大(1勝2敗)。

▽第6日(6月26日)

本学(4敗)0(21-25、14-25、22-25)3明治大(1勝)

その他の試合

順天堂大(5勝1敗)3-1早稲田大(4勝1敗)

▽第7日(6月27日)

本学(1勝4敗)3(26-24,23-25、25-20、25-22)1中央大(3勝2敗)

その他の試合、東京学芸大(1勝4敗)3-1日本大(1勝4敗)、日本体育大(3勝1敗)3-2順天堂大(4勝2敗)、筑波大(4勝)3-2明治大(1勝1敗)、東海大(4勝1敗)3-1早稲田大(4勝2敗)、専修大(1勝4敗)3-1駒沢大(1勝3敗)。

▽第8日(7月3日)

本学(1勝5敗)0(13-25、20-25、23-25)3東海大(5勝1敗)

その他の試合、早稲田大(5勝2敗)3-1明治大(1勝2敗)

▽第9日(7月4日)

早稲田大(6勝2敗)3-1日本大(1勝5敗)、東海大(6勝1敗)3-0日本体育大(3勝2敗)

▽第10日(7月10日・日本体育大健志台キャンパス体育館)

日本体育大(4勝2敗)3-0明治大(1勝3敗)、筑波大(5勝)3-0東海大(4勝2敗)

 

最終戦で2勝目、駒沢大をフルセット逆転

 
▽第11日(7月11日・日本体育大健志台キャンパス体育館)

本学(2勝5敗)3(17-25、25-27、25-18、25-16、15-6)2駒沢大(1勝4敗)

スタメ=1~5セット、OH山田③-青山幹④、MB青山時①-渡邊①、OP今野②、S山本③、L中峯①。小田島主将、長田副主将の出番なし。選手交代は各セット、渡邊のリリーフサーバーに黒須②。黒須は最終セット、11-1で青山幹に代わってレフトサイドから強打で3点をマーク。

(注)OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、Ⅼ=リベロ。

1時間35分を逆転で制して2勝目。物足りなさとヤレバできるが同居した終戦でした。スタートは、シャキッとしません。序盤こそ互角でしたが、中盤から淡白な攻守で先制を許しました。“様子見の第1セット”と勝手に解釈して、第2セットに注目。中盤から抜け出し、今野の強打で20-17としたところで、“これなら”と思ったとたん23-21から凡ミス2連発が絡んでセットポイントを奪われます。今野、山田が踏ん張りましたが、最後は山田がサーブレシーブをミスって、あとがなくなりました。

相手は1年生主体の若いチーム。力的には本学は決して劣っていない。ただ気持ちが、勝ちたいのかどうなのか、見えないのが歯がゆく感じました。第3セット、中盤から今野、山田の両エースが回転すると20分足らずで一矢を報い、流れを引き戻します。第4セットはほぼ一方的にもぎ取ってフルセットへ。山田のドライブサーブ崩し、山田が決めて7-0。勝負は決まりました。11-2で余裕の演出。青山幹に代えて黒須を本来のサイドに。13-4から強打を決めてマッチポイントを握ります。勝利のポイントも黒須か、と思った瞬間、あっけなくも相手のサーブミスでした。

新チーム、強いのかどうなのか。山田、今野の決定力アップはもちろんですが、青学の拾って繋ぐ粘り強さがもっと見たいです。そしてサーブにもっと拘ってください。極端に言えば、25点全部をサーブで、の気概が欲しいです。

これは筆者の独断かもしれませんが、4年生は控えに回る布陣にあって青山幹を使い続けたのは、“兄弟愛”をおもんぱかったチームワークでなないでしょうか。幹は1年生の青山時久とは兄弟。高校も同じ清風(大阪)ですが、年齢差から同じコートに立っていません。二人が本学に入学して初めて夢かなった兄弟一緒のコート。それも、今年しか実現できないのです。コロナ禍で試合日程も定まらない中、小田島主将らチームメイトの優しい思いがあったのではないでしょうか。天晴です!(文責・奥本浩平)

その他の試合、東海大(7勝1敗)3-1明治大(1勝4敗)、早稲田大(7勝2敗)3-1日本体育大(4勝3敗)、中央大(4勝1敗)3-2東京学芸大(1勝5敗)。

▽第12日(7月17日)

日本体育大-日本大=7月12日~8月22日まで東京都に4回目の緊急事態宣言発出のため中止=

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