創部73年目の本学男子1部リーグ、2連敗で開幕

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創部73年目の本学男子1部リーグ、2連敗で開幕

2019.09.07 更新

女子は対照的 順当に2連勝

 
本学男子にとってメモリアルとなった2019年度秋季関東大学バレーボール1部リーグ戦は9月7日、駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で開幕。本学は大学チャンピオンでリーグ戦5連覇を目指す絶対的王者、早稲田大と対戦しましたが、ストレートで一蹴されました。翌8日の専修大(春季6位)戦に期待を寄せましたが、これも1セットを奪うのが精一杯でした。青山学院大学記念館で同時に開幕した女子1部の本学は7日、日本体育大を、8日には東京女子体育大をそれぞれ3-0で下し、順当に2連勝。2013年秋季以来12季ぶりの優勝へ好スタートを切りました。

 
◇因縁の開幕4連戦 本学男子にとって開幕4戦は因縁めいており、東日本インカレで対戦した4校、早稲田(3回戦、3-0)、専修(準々決勝戦、3-1)、筑波(決勝戦、1-3)、中央(準決勝戦、3-1)と対戦。初戦の早稲田戦は予定通りであとの3戦は日程・組み合わせの綾です。

◇プログラムの表紙に渡辺主将 2019年度秋季関東大学リーグ戦プログラムの表紙に青学の男子選手が初めて載りました。1部昇格のお祝いでしょうか。最上部左端に渡辺周馬主将の、右端には本学女子のサウスポー宮下聖果選手の、いずれもスパイクフォーム姿です。ダークグリーンとライトグリーンのユニフォームがカラーに映えます。

渡辺周馬主将の抱負「2019年度春季リーグ戦において創部以来初の1部昇格と言う目標を果たすことが出来ました。チームのモットーである『志は高く、考えて、考えて、考え抜く。』をこの秋季リーグ戦ではプレーで表現し、全員の気持ちを一つにして、拾って、拾って拾って繋ぐチーム作りに励みます。初めての1部と言う舞台では,チャレンジャ―精神で一つ一つのプレーを大切に勝ちにこだわった試合にいたしますので、皆様、ご声援のほど、よろしくお願いいたします」

市川彩主将の抱負「(前略)今年度のチームは四冠を目標に始動しましたが、春季リーグ戦では7位と言う結果に終わり四冠を果たす夢は消えました。ですが、残された大会で、たった一つのチームがこと成し得ることのできる優勝、そして日本一になるという高い目標を目指すことに変わりはありません。春季リーグ戦の悔しさを胸に挑んだ東日本インカレでは、優勝することが出来ました。しかし、あくまでも東日本インカレは通過点です。まだまだ私たちには多くの課題があり、『粘り』のバレーで戦っていけるようレシーブ練習・ブロック練習に力を入れ、チームの強みを確立させるために日々の練習に励みました。これまでやってきたことを出し切り、このメンバーで一戦一戦、悔いなく戦い抜きたいと思います。(後略)」

東日本で勝った専修にやっと1セット奪取

[男子]▽1部第2日(8日・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館)

本学(0-2)1(13-25、25-21、15-25、18-25)3専修大(1-1)

青学らしさはどこへ。早稲田大戦の負けは納得しましたが、この日はチームの纏まりも今一つで、粘っこさも、コンビネーションも、相手が1部とは言え、これまで(2部での戦い、入れ替え戦)とは違っていました。東日本インカレ準優勝(6月)を過信したとは思いませんが、持てる力を出し切れていないもどかしさが残りました。

開幕戦から観戦している本多和彦さん(緑楯会副会長)は「小田島を外して中道でスタートしたのはなぜだろう。早大戦は実力差こそあったが、(小田島で)それなりの戦いはしたんだから…。第4セットにしても渡辺を外す必要があったんだろうか」と疑問をぶつけていました。各セットの布陣は選手の中で決めているのですが、負け戦とはいえ中身の薄いゲームでした。このまま行ってはダメ。気持ちを切りかえて、仕切り直しをしよう!

<第1セット

スタメン=OH:中道③-山田①、MB:中西③-渡辺主将④、OP:薬師寺④、S:望月③、L:長田➁。(注)OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ。

13-22で渡辺→横田④

腰痛の中西もそうですが、薬師寺もキレが良くありません。そのせいでもないでしょうが、本学が2点続けて取ったのは2回。相手は4連続点1回、3連続点3回。これではセットは取れません。わずか15分で先制を許しました。

<第2セット

スタメン=OH:中道③-山田①、MB:渡辺主将④、OP:薬師寺④、Ş:望月③、L:長田➁。

15-15で渡辺→青山➁、22-18で中西→小田島➁、青山→渡辺、24-21で小田島→中西

3-3の後はシーソーゲーム。16-16から望月のツータッチ、中西のブロックで流れはを掴みました。本学のリズムに入ると山田が3発決めて22-19。薬師寺がバックアタックを決め、渡辺のブロックでセットポイントを握ると、相手がスパイクを外して25-21、1部で初めてセットを奪いました。

<第3セット

スタメン=OH:中道③-山田①、MB:中西③-渡辺主将④、OP:薬師寺④、S:望月③、L:長田➁。

14-19で渡辺→青山

「よっしゃ!」力が入ったのは応援席だけ。いきなり3連続点を許すとズルズル流れて7-13と突き放されそうになりましたが、中西、薬師寺が踏ん張り10-13とします。「勝負はここからだ」と思ったのも空し。コートに勢いがありません。サーブミスでリズムに乗れず、逆に14-19からサーブで崩され5連続点を与えて万事休す。

<第4セット

スタメン=OH:中道③-山田①、MB:中西③-薬師寺④、OP:小田島➁、S:望月③、L:長田➁。

18-24で中西→青山➁

渡辺を外し、オポジットに小田島、ミドルに薬師寺に変えて挑みました。春季(2部)でも使った布陣。中西の速攻、薬師寺のスパイクなどで出だしこそ互角に戦います。が、攻撃の軸、山田がマークされると得点力は半減。相手のリズムにはまって欲しいままに強打を見舞われ13-18。挙句の果ては中西が速攻を外すと中道は連続スパイクミスして13-22。ここから小田島が孤軍奮闘、ブロック、スパイクで4点を挽回しましたが、時すでに遅し。東日本インカレ(準々決勝3-1)の返り討ちにあいました。(文責・奥本浩平)

その他の試合、早稲田大(2-0)3-0東京学芸大(0-2)、東海大(2-0)3-0日本大(1-1)、明治大(1-1)3-1順天堂大(1-1)、中央大(1-1)3-0駒沢大(0-2)、日本体育大(2-0)3-1筑波大(1-1)(注)校名横カッコ内は通算成績。

 

力の差歴然、大学王者・早稲田に一蹴される

 
▽1部第1日(7日・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館)

本学0(25-17、25-11、25-18)3早稲田大

初めての1部リーグということで、プレー以外でも様々なところで2部と1部の差を痛感しました。これから今日の試合での反省点を改善し、逆に早稲田大にも通用していた点などはこれからの試合にも生かしていきたいと思います。

小早川啓監督「東日本インカレの時の早稲田は監督とレギュラー2名が、ユニバーシアード大会(ミラノ)のため不在だったから勝てたが、今日は実力負け。他の中央、専修も”青学、なにくそ!”と言う感じだね」

<第1セット

スタメン=OH:山田①-小田島➁、MB:中西③-渡辺主将④、OP:薬師寺④、S:望月③、L:長田➁。(注)OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ。

14-19で渡辺→青山

創部以来初の1部リーグでの初ラリーは、中西のクイックが何度止められても粘ってつなぎ、最後は薬師寺が二段トスを打ち切り、得点することができた。序盤は、良い駆け出しで早稲田大についていくも、6-5からの4連続失点で突き放された。中盤は本学の攻撃が読まれてブロックされ、ブロックが高いが故に二段トスを攻め切れらず、点差が広がってしまった。1部での初めてのセットは、17-25で落としてしまった。

<第2セット

スタメン=OH:山田①-小田島➁、MB:中西③-渡辺主将④、OP:薬師寺④、S:望月③、L:長田➁。

9-15で中西→青山➁、10-17で望月→今橋①

良いプレーがあってもなかなか流れにのることができなかった。このセットは、相手は一回の攻撃で決まるのに対して、こちらは何度攻撃しても決まらないため、いかに気を切らさずに攻められるかが課題となった。10-18と大きく差が開いたところからの6連続失点でセットポイントを握らせると、そのまま前回王者の力を見せつけられ、2セット目も落とした。

<第3セット

スタメン=OH:山田①-小田島➁、MB:中西③-渡辺主将④、OP:薬師寺④、S:望月③、L:長田➁。

11-14で中西→小森山➁、15-18で渡辺→横田④

小田島が遠くまでボールを追いかけて上げた二段トスを山田が決めて2点目をとり、粘りのバレーを見せて序盤早稲田大についていくも、繋いでも体制が崩れている間に打ち込まれたり、フェイントを決められたりと点差を詰めることができなかった。3セット目も落とし、セットカウント0-3で創部以来初の1部リーグでの初戦は黒星に終わった。(石田美来主務の報告から)

その他の試合、東海大3-2東京学芸大、日本大3-2明治大、順天堂大3-0中央大、筑波大3-2駒沢大、日本体育大3-0専修大。

 

今季からセッター3名を2名にして臨戦

 
[女子]▽1部第2日(8日・青山学院大学記念館)

本学(2-0)3(25-20、25-17、25-17)0東京女子体育大(0-2)

今リーグからセッター2名で臨戦。昨春の入学時から花澤佳奈(168cm、文京学院高出)、佐藤綾乃(164cm、敬愛学園高出)、比金有紀(172cm、東九州龍谷高出)、このセッター3名をベンチに入れ、機を見て使い分けてきました。三者三様に持ち味があって、ベンチは起用に苦労してきたことは確か。とはいえ、ベンチ14名のうちセッター3名は…。東日本インカレこそ優勝しましたが、過去3回のリーグ戦は4、4、7位と良くなかった。生瀬良造総監督は「一人外すには決断がいった。ただ守備の良い選手がいるので、それを入れた方がチームにとってプラスと考え決断した」とのことです。開幕2試合、花澤と佐藤。外から見る限り、2枚替えにしてもスムースでした。ベンチに2名いると、『どっちにしようか』の迷いがあったのではと勘ぐってしまいますが、この気苦労がない分、秋山監督の采配に余裕を感じたのは筆者だけでしょうか。コートの選手も同じではないでしょうか。快調に滑り出した本学。6年ぶりの優勝も見えてくるような気がします。

<第1セット

スタメン=OH:目黒③-市川主将④、MB:野嶋④-山中➁、OP:宮下④、S:花澤➁、L:立石④。(注)OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ。

4-5から野嶋の一人舞台で5連続点して一気に、と思いましたが、10-6で山中のネットタッチから3連続ミスで混沌。20-20と競りますが、山中が挽回の踏ん張りを見せ、5連続点で先制しました。

<第2セット

スタメン=OH:目黒③-市川主将④、MB:野嶋④-山中➁、OP:宮下④、S:花澤➁、L:立石④。

18-11で山中→井上①、19-13で2枚替え宮下→佐藤➁、花澤→住田①、22-14で井上→山中

5-4から相手ミスも手伝って5連続点すると、流れは本学。サイドの目黒、市川も生き生き。序盤のリードをそのままに、19-13で2枚替えをすると、住田が連続で強打を見舞って、勝負あり。

<第3セット

スタメン=OH:目黒③-市川主将④、MB:野嶋④-山中➁、OP:宮下④、S:花澤➁、L:立石④。

19-12で2枚替え宮下→佐藤、花澤→住田、22-14で2枚替え戻し。

 
逆転は野嶋のサーブから。4-5から相手を崩すと目黒の強打で同点にすると山中の連続ブロックなどで一気に9-5。10-8からは目黒のサーブがはじけます。サーブポイントを含め6連続点で2勝目を確実にしました。(文責・奥本浩平)

その他の試合、東海大(2-0)3-2筑波大(1-1)、日本女子体育大(2-0)3-0松蔭大(0-2)、順天堂大(2-0)3-1嘉悦大(0-2)、日本体育大(1-1)3-1大東文化大(0-2)、日本大(1-1)3-0国士館大(1-1)(注)校名横カッコ内は通算成績。

 

持ち味の粘りのバレーでストレート勝ち

[女子]▽1部第1日(7日・青山学院大学記念館)

本学3(25-20、25-23、25-12)0日本体育大

市川主将を始めとして粘りのバレーで戦い抜くことができました。しかし、練習でやってきたことを出しきれていない部分もあったのでもう一度気を引き締めて明日の試合(東京女子体育大戦)に臨みたいと思います。初戦を3-0で勝利、良いスタートを切ることができたのでこのままエンジン全開で戦っていきたいものです。

<第1セット

スタメン=OH:目黒③-市川主将④、MB:野嶋④-山中➁、OP:宮下④、S:花澤➁、L:立石④。(注)OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ。

出だし5-6まで均衡した展開になりましたが、目黒のスパイクと山中のブロックで9-6と本学がリード。その後も本学はサーブで崩し、相手のコンビを封じることができました。終盤は宮下のスパイクでとどめを刺しました。

 
<第2セット

スタメン=OH:目黒③-市川主将④、MB:野嶋④-山中➁、OP:宮下④、S:花澤➁、L:立石④。

21-20で山中→井上①

相手両サイドのブロックを利用したスパイクに苦しみ、中盤まで相手のリズムで点差を縮めることが出来ませんでした。終盤に入り目黒のサーブで相手を崩すと本学の持ち味であるコンビと市川、立石を中心に粘りのレシーブで流れを掴み、逆転してセットを取りました。

 
<第3セット

スタメン=OH:目黒③-市川主将④、MB:野嶋④-山中➁、OP:宮下④、S:花澤➁、L:立石④。

5-5と競った流れも、山中や目黒の攻撃が決まり13-6とリード。終盤に入っても粘り強い繋ぎで相手に隙を与えることなく初戦をものにしました。(及川佑加主務の報告から)

その他の試合、東海大3-0日本大、日本女子体育大3-0大東文化大、順天堂大3-1松蔭大、筑波大3-2嘉悦大、国士館大3-0東京女子体育大。

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