男子2部混戦、4チーム1敗で並ぶ 女子1部やっと開幕、本学は2連勝

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男子2部混戦、4チーム1敗で並ぶ 女子1部やっと開幕、本学は2連勝

2016.09.27 更新

2016年度秋季リーグ戦

 関東大学バレーボール2016年度秋季リーグ戦男子2部第7、8日は24、25の両日亜細亜大体育館で続開。1部昇格を目指す本学は、全勝対決となった法政大戦に快勝しましたが翌日、駒沢大に1-3で敗れて初黒星を喫しました。これで国際武道大を3-2で振り切った慶応大と合わせ1敗が4チーム。失セットで本学4、慶応、法政各7、駒澤10となって残り3試合(本学の対戦相手は亜細亜、国際武道、慶応)、1部との入れ替え戦(10月29日・場所未定)出場を巡って、セット率の争いになりそうです。アジア女子大会(9月14~20・ベトナム)の影響で開幕が大幅に遅れた女子1部は24日、青学記念館で開幕。本学は順天堂大をストレートで下して白星スタート。第2日(25日)も早稲田大を3-0で退け、開幕2連勝を飾りました。

創部70年、初めて法政大に勝った

[男子]▽2部第7日(24日・亜細亜大体育館)

本学(7-0)3(22-25、25-23、25-20、25-19)1法政大(6-1)

スタメン=サイド安田①-渡邊①、ミドル佐藤吉③-松島③、セッター田島②、オポジット木下③、リベロ金沢③。

マッチポイントは木下の強烈なスパイク、力の差を見せつけて勝ちました。法政を破ったのは本学男子バレーボール部創部70年で初めてではないでしょうか。記録も記憶も定かではありませんが、それほどの快挙なのです。

全勝対決を意識するな、という方が無理でしょう。相手が法政ということもプレーの硬さにつながったのかもしれません。第1セット、サーブで狙われたリベロ金沢のカットが乱れ、ミスも手伝って5連続点を与えるなどして4-10。が、一方的になりかけた流れを松島のサーブで止め、6連続点で10-10と追い付いたことで、本学も少し落ち着いてきました。それでも安定しないのはサーブカット。当然、本学の持ち味を出せず、セットを落としました。

勝負を決めたのは2セット目。ベンチの采配です。4-6で精彩を欠く安田を薬師寺①に代えました。春季リーグでも渡辺との対角で活躍した薬師寺。秋も当然のはずが、合宿の疲れなどから体調を崩して、ここまで6戦、控えに回っていました。役者がそろったからか、青学らしさも徐々にでてきました。相手ミスと佐藤吉の移動攻撃で7-6と逆転すると、不安だったサーブカットも落ち着き、セッター田島にもゆとりが出て、松島、木下、渡邊らの多彩な攻撃を仕掛け、競り合います。20-21から松島、渡邊が立て続けにブロックを決めるなどして23-21。23-23と追い付かれますが、流れは本学。渡辺の強打と相手ミスでセットオールとしました。このセット後半の展開が第3、4セットへと繋がります。

薬師寺は、第3セットから先発。序盤こそ拮抗しますが、8-9から薬師寺がスパイク、ブロックに大暴れして6連続点、14-9とあっさり逆転しました。バリエーションのある攻めにブロック(このセット5得点)も絡んで、このセットを取りました。

1年生4人を先発で使う法政は、崩れ出すと止まらないようです。第4セットなど本学は、相手の攻撃が単調になったところを、6本のブロックで抑え込むなどして23-14と一方的になりました。「ストレート勝ちできたね」応援席の言葉もまんざらではないほど、気持ちの良い本学の勝利でした。

この日を頭に第2、3週で薬師寺を途中起用してきた小泉コーチのベンチワークが、見事生きた試合でした。また安田はこの試合、十分な力を発揮できず、途中交代しましたが、薬師寺の穴を埋めるどころか、それ以上の働きをして開幕6連勝に貢献しました。

その他の試合、駒澤大(6-1)3-2国際武道大(4-3)、慶応大(6-1)3-0亜細亜大(2-5)、宇都宮大(3-4)3-1桜美林大(0-7)、平成国際大(2-5)3-1大東文化大(4-3)、山梨大(1-6)3-2立正大(1-6)。(注)チーム名横カッコ内の数字は通算成績。

サーブで崩せず駒大に苦杯飲まされる

 [男子]▽2部第8日(25日・亜細亜大体育館)

本学(1-7)1(21-25、19-25、25-21,22-25)3駒澤大(7-1)

スタメン=サイド安田①-渡邊①、ミドル佐藤吉③-松島③、セッター田島②、オポジット木下③、リベロ金沢③。

悔しいけれど1敗です。1部から落ちてきたばかりの駒澤は、2シーズン2部にいる法政と比べて、攻守ともまとまっていました。本学の狙いはサーブで崩して、ブロックで抑え込むことでした。が、相手の守りは堅く、勝負どころでは逆に本学の守りが乱れました。

小早川監督は「カギを握るのは第2セット」と見ていました。中盤まで互角の展開をしながら20-20からサーブカットの乱れから第1セットを落とし、問題の第2セットへ。法政戦では序盤、調子の上がらない安田を薬師寺①に代えてリズムに乗りました。この日は、どうか。サーブカットの優劣もさることながら、駒澤のサーブが本学を上回っていました。勢い本学持ち前の多彩な攻撃が影を潜め単調に。ブロックに捕まり、切り返される場面が目につきます。木下のパワーを頼りに本学は5-8から11-9と逆転。18-17と優位な流れになったと思った途端、サーブで揺さぶられて連続4点を奪われ、19-21からまた4連続点を許しました。この間、ベンチは打つ手もなく、一気に“王手”を掛けられました。

その薬師寺は第3セットから安田に代わって先発。佐藤吉、松島が、渡邊、薬師寺が、強打を決めると青学らしさが見えてきました。12-12から薬師寺が3本立て続けに決めるなどして16-12。この流れは止まることなく一矢を報いました。

フルセットへ持ち込むための二の矢へ第4セットも薬師寺。序盤から競り合います。勝負は中盤から後半へ。14-17から渡邊、佐藤吉が決めて16-17としたところで、サーブで崩され3連続点を与え、手繰り寄せた流れをつかめず、最後は木下の渾身のスパイクがブロックされて8連勝を逃がしました。1部の意地と力を見せつけたような、この日の駒澤。法政に続き創部以来の勝利をもくろんだ本学でしたが、相手のサーブ、ブロック、繋ぎに一日の長を認める結果になりました。

余談ですが、筆者(奥本浩平)はこの試合の一つのポイントは、薬師寺の起用法だと見ていました。縁起担ぎの身には法政戦第2セットの余韻が残っていたのです。しかしベンチは、ゲーム全体のカギを握ると見られた第2セット、動きませんでした。それでも第3セットの頭から薬師寺なら、第2セットでの投入は…と独断と偏見の結果論を言わせていただきました。

その他の試合、法政大(7-1)3-0亜細亜大(2-6)、慶応大(7-1)3-2国際武道大(4-4)、大東文化大(4-4)3-2山梨大(1-7)、平成国際大(3-5)3-2宇都宮大(4-4)、桜美林大(1-7)3-1立正大(1-7)。(注)校名横カッコ内の数字は通算成績。

 

春とは違うぞ!生まれ変わって白星スタート

 
[女子]▽1部第1日(24日・青学記念館)

本学3(25-22、25-15、25-18)0順天堂大

スタメン=レフト泉コートキャプテン④-坪川③、ミドル奥山③-及川真①、セッター比金③、オポジット宮下①、リベロ小島主将④。

リーグ戦間近、心配性の生瀬監督は電話でこう言って不安がらせました。「拾うことは拾うけど、決め手がない。入れ替え戦もあるよ」。初戦の相手は春、2-3で負けている順天堂(春3位)。しかし、いやな予感は吹っ飛びました。攻めるサーブ、粘っこいレシーブ、繋ぎもよし。スパイカーにもブロックを利用しようとする工夫が見えました。セッター比金をケガで欠いていた春と単純比較はできませんが、しぶとさを感じました。3、4年生主体で、しつこいほどの守りは、春とは“別人”の感でした。(男子を応援した後、駆け付け応援)「4年生として最後の夏季長期休暇の中で、理想とする試合展開を自分たちで決めました。それは『一本目を正確にセッターに返し、ゲームの出だしからセンターとライトからの攻撃を多用することで、相手のブロックをばらけさせる』ことです。これを日々の練習や練習試合で意識付けし、取り組んできました。その成果が今日の試合だと思います。1セット目の序盤、緊張でミスも目立ち、一本目を正確に返せなかったこともありましたが、そこで崩れることはありませんでした。拾って繋いで、相手のミスを誘発し、粘り強さで立て直すことが出来ました。そこがこの日の勝利のポイントで、春季リーグと変わったところです。また、サーブで崩し、ブロックで相手スパイカーを追い込むことが出来たので、終始本学の流れで、理想とする形に持って行けました。反省するところは攻めていた分、サーブミスが多かったことです。初戦をストレートで勝つことが出来たことは、私たちにとって大きな自信になり、最高のスタートが切れました。油断せず、優勝目指して一戦一戦頑張ります」(泉コートキャプテンのリポート要旨)

その他の試合、松蔭大3-2筑波大、東海大3-1早稲田大、宇都宮大3-2東京女子体育大、日本女子体育大3-1日本体育大。

 

思い通りのゲーム展開、早稲田も撃破

 
[女子]▽1部第2日(25日・青学記念館)

本学(2-0)3(25-21、25-16、25-10)0早稲田大(0-2)

スタメン=レフト泉コートキャプテン④-坪川③、ミドル奥山③-及川真①、セッター比金③、オポジット宮下①、リベロ小島主将④。

「今日も自分たちが目指す理想のゲーム展開を作り出すことが出来ました。1セット目から第3セットのような展開にできるよう、1週間で修正したいと思います。優勝するためには、来週の2試合(筑波大=10月1日、東海大=10月2日)がヤマ場となります。春季リーグ、東日本インカレと悔しい思いをし、その悔しさを糧にして夏場の厳しい練習を全員で乗り越えてきました。そのチーム力と今までやってきたことを信じ、応援してくださる方々の思いを力に変えて2戦、勝ちに行きます」(泉コートキャプテンのリポート要旨)

その他の試合、筑波大(1-1)3-1宇都宮大(1-1)、東海大(2-0)3-2日本女子体育大(1-1)、日本体育大(1-1)3-0順天堂大(0-2)、東京女子体育大(1-1)3-0松蔭大(1-1)。(注)チーム横カッコ内の数字は通算成績。

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