2018全日本インカレ2回戦

  • 青山学院大学体育会バレーボール部OB・OG緑楯会青山学院大学体育会バレーボール部OB・OG緑楯会
  • 青山学院大学体育会バレーボール部OB・OG緑楯会青山学院大学体育会バレーボール部OB・OG緑楯会
  • 青山学院大学体育会バレーボール部OB・OG緑楯会青山学院大学体育会バレーボール部OB・OG緑楯会

2018全日本インカレ2回戦

2018.11.28 更新

男子は完敗、女子は辛うじて3回戦へ

 2018年度全日本インカレ第2日

2018年度全日本バレーボール大学選手権大会は28日、東京・大田区総合体育館をメーン会場に男女とも2回戦各16試合を行いました。本学の男子は前年の覇者で関東リーグNO1の早稲田大学と対戦しましたが、完敗に終わりました。女子は大会V2を目指していますが、帝塚山大学(関西2部1位)に思わぬ苦戦。1-2からフルセットに持ち込み、逆転でベスト16を決めました。

2部優勝の意地はどこへ 悔しさもなし

[男子]▽2回戦(28日・墨田区総合体育館)

本学0(17-25、20-25、22-25)3早稲田大学

スタメン=サイド安田③-中道②、ミドル中西②-渡邊③、オポジット薬師寺③、セッター望月②、リベロ長田①。

わずか59分。今年度の最終戦はあっけなく終わり、2人の4年生のうち萱野は出番なく卒業となりました。“学生王者に食らいつく青学”そんな思いで心弾ませていました。しかし、杞憂に帰しました。本学には、立ち向かう姿勢が感じられません。必死さが伝わってきません。当然早稲田は全くの受け身。サーブミスを含めお互い凡ミス(青9、早8)が多く、お粗末な第1セットでした。

第2セット、本学はセッターを田島④に代え、渡邊を下げ、ここに薬師寺。オポジットには小田島①を入れた布陣(サイドは変わらず)で臨みました。それでもミスの多さ(8本)は相変わらず。「勝てないと思っているのかな、なんだかやる気ないみたい」筆者の前で観戦していた女性ふたりが顔を見合わせて笑いました。選手たちは「全力で戦いました」と言うでしょうが、この女性たちに同感でした。

スコアだけ見れば「そこそこ戦ったんじゃないの」と思われる向きもあるでしょう。でも、現場でしか見られない、スコアに現れないものがあります。本学男子は1部を目指し、4度チャレンジして目標を達成できていません。大事なものが欠けているのではないでしょうか。この日も力の差と言うより、それ以前に、闘争心、集中力を欠く戦いぶりに空しさだけが残りました。

何はともあれ、2018年度の競技日程を終えました。部員の皆さん,ご苦労様でした。4年生の萱野、田島両君、4年間お疲れ様、そしてありがとうございました。(文責・奥本浩平)

連覇への試練か 総力戦で逃げ切る

[女子]▽2回戦(28日・大田区総合体育館)

本学3(21-25、25-17、21-25、25-9、15-9)2帝塚山大

スタメン=サイド宇治川主将&④-目黒②、ミドル及川真④-野嶋③、オポジット宮下③、セッター比金①、リベロ根岸④。

第1セットは序盤からリードされる展開となりました。相手の力強いスパイクにフォーメーションを掻き乱されるとなかなか立て直すことが出来ず、12-16。13-16で守備固めに及川真を立石③に代えると、立石がサービスエースを取り、さらに好レシーブをみせると16-17取り詰め寄りました。しかし、そこから相手にサーブで崩されると3連続点を許して17-20と離されると、相手の流れを止めきれず、セットを落としました。

セッターを佐藤①に代えた第2セット。宮下の緩急つけた攻撃が冴えて、9-5。15-11で宮下→花澤①、佐藤→及川佑②の二枚替えをすると、及川真と及川佑の多彩な絡みのコンビで相手を翻弄すると、野嶋が左利きの相手エースをブロックして25-17でセットオールとしました。

第3セットは、宇治川と目黒のスパイクが光り6-2と好スタートを切ります。しかし、本学はネットタッチからリズムを狂わせ、3本のサービスエースを許し、流れを渡し相手に渡していました。9-9で宇治川→市川③、11-12で宮下→花澤、佐藤→及川佑の二枚替えで攻撃力をアップを図りますが、相手の高いブロックに阻まれ、思うように流れを引き寄せることができませんでした。12-14で相手が二枚替えして勝負にくると、ライトを抑え切ることができず14-19と離されてしまいました。その後宮下が奮起しましたが、21-25でセットを落としました。

後がなくなった第4セット、宇治川を市川に代えて勝負。及川真が奮起(このセット8得点)すると、宮下、市川のサーブが走り15-3と引き離しました。その後も目黒の力強いスパイクが決まるなど終始リードを保ち、フルットへ持ち込みました。

野嶋のスパイクポイントで始まった最終セット。宮下、及川真の攻撃などで圧倒して14-6とマッチポイントを握りました。が、簡単にはいきません。相手の粘りのあるレシーブからの反撃で3連続点を与えましたが、最後は目黒のスパイクで勝利をもぎ取りました。

1セット目で相手を乗せてしまい、苦しい展開の中で、総力戦で戦う試合となりました。今日は相手のミスに助けられることも多くありましたが、これから相手が強くなっていく中で、いかに自分たちで得点するかがカギになってくると思います。もう一度気を引き締め直して、明日の試合に臨みます。(古谷瞳子主務の報告から)

以上

コンテンツ

ページトップ