本学イマイチ、1勝1敗のスタート
2014.04.14 更新
ヤング青学、国士館に逆転され1勝1敗
2014年度春季リーグ戦男子2部開幕
バレーボールの2014年度関東大学春季リーグ戦男子2部は4月12日、世田谷の日大文理学部百周年記念館で開幕しました。1年生を3名、スタメン起用したヤング青学は立教大と対戦、ストレート勝ちしましたが、ミスが多く消化不良のゲームでした。第2日の13日は日大文理学部総合体育館(百年記念館と同じキャンパス)で国士舘大と戦い、フルセットの末、逆転負けを喫し、1勝1敗のスタートなりました。第3、4日は19、20の両日、同記念館で続開、本学は亜細亜大、東京農業大の順で戦います。なお、女子1部は19日に渋谷・青学記念館で開幕し、3季連続優勝を目指す本学は宇都宮大と対戦。第2日の20日には同記念館で日本女子体育大とぶつかります。試合開始時間は日程表を参照してください。
よく粘ったが守備力の差…
[男子2部]▽第2日(13日・日大文理学部百周年記念館)本学1勝1敗
本学2(19−25、25−23、25−23、21−25、12−15)3国士舘大
スタメン=ウイング辰③−高岡①(大阪・大塚高)、ミドル松島①(鹿児島商)−小泉翔太③、オポジット岩橋主将④、セッター牧瀬③、リベロ金澤①(大阪・大塚高)。
相手の25点のうち13点が本学のミス。第1セットを無様に落としたものの、第2セット以降、よく粘りました。松島(春高2位)、金澤、高岡(春高ベスト8)の新入生トリオはさすがです。
第2セット、サーブレシーブの拙さを突かれ13−18の劣勢。ここから踏ん張ります。高岡、松島が決め、相手ミスもあって18−19とすると、岩橋主将、辰が上級生の意地を見せて20−19と逆転。20−21とされますが、松島、岩橋の強打、翔太のブロックと来て、セットポイントを辰の強打で取ると、相手ミスでセットオールとしました。
第3セットも中盤劣勢。13−16から岩橋、高岡、翔太で追いつきます。お互いに点を取り合って21−21から松島、辰、岩橋決めて、ワンポイントブロックに佐藤吉之助①(愛知・星城高、春高V2)も“初舞台”。ボールに触る間もなく、翔太がダイレクトに打ち込んでセットカウント2−1とひっくり返しました。
勝負は第4セットでした。サーブレシーブを含めた守備力の差が出ました。守りの乱れが、攻撃力を弱め、相手に切り替えスチャンスを与えるのです。7−6から、9−8から、17−19から、いずれも本学が1点欲しい所で逆に3連続点を与えてしまいました。本学のいい面、攻撃は単発、守りの未熟さが相手に連続点を許し、フルセット。最終セットも9−7とリードしながら、守りの差が出て追いつかれ、松島のスパイクで10−10。しかし、さほど強くはないサーブに崩され、連続4点奪われてマッチポイントを与えてしまいました。バレーボールのゲームは、サーブとサーブレシーブで決まると言われます。それを絵にかいたような試合でした。
今季初ベンチの平澤典男部長先生(副学長)の願いも届きませんでした。課題はたくさんありますが、楽しみもいっぱいの若いチーム、4年生ひとり岩橋もしっかり闘っています、それがヤング青学です。
その他の試合、国際武道大3−0桜美林大、中央学院大3−0東京経済大、大東文化大3−0立教大、宇都宮大3−1亜細亜大、日本大3−1東京農業大。
初戦とは言え、凡ミス多い…
[男子2部]▽第1日(12日・日大文理学部百周年記念館)本学1勝
本学3(25-20、25-20、25-22)0立教大
スタメン=ウイング辰③−高岡①(大阪・大塚高)、ミドル松島①(鹿児島商)−小泉翔太③、オポジット岩橋主将④、セッター牧瀬③、リベロ金澤①(大阪・大塚高)。
これがかつて大学バレーボール界をリードしていた立教でしょうか。プログラムを見て、疑いました。登録7名(うちセッター3、レシーバー2)、ところが、コートには6名しかいません。195cmのセンター野間は怪我でベンチ外、交代選手なしでホイッスルが鳴りました。ゲーム展開は、しかし、予想外。1セットこそ13分たらずでしたが、相手の全14点中本学のミスが9本と言うありさまでした。
1年生を加えたチーム練習の時間が、それこそ1か月未満では、これもやむを得ないのでしょう。加えて初戦とあって、余計プレッシャーがあったのかもしれません。相手の得点と本学のミスの関係は第2セット20‐8、第3セット22‐10。松島、金澤の新人の活躍が目立ち、木下(大阪・清風高)も出番がありましたが、3年生、2年生の影が薄かったのが気になりました。
その他の試合、国際武道大3−0東京農業大、中央学院大3−2桜美林大、大東文化大3−0東京経済大、宇都宮大3−2国士舘大、日本大3−2亜細亜大。
以上