本学男子どうした、手痛い2連敗

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本学男子どうした、手痛い2連敗

2014.05.13 更新

              本学男子、日大に2-1から逆転負け

2014年度春季リーグ戦男子2部

バレーボールの2014年度関東大学春季リーグ戦は11日、男子2部第8日は中央学院大体育館、女子1部第6日は青学相模原体育館でそれぞれ行われ、本学男女は明暗を分けました。暗は男子。今季快調の日大と対戦、フルセットに持ち込まれ逆転負けし、通算5勝3敗。女子は嘉悦大に完勝して3勝3敗としましたが、18日からの順位決定リーグでは5~8位へ回る可能性が出てきました。次週の本学は男子が亜細亜亜大体育館(武蔵駅下車境駅下車)で17日・国際武道大、18日・中央学院大と対戦。女子は駒沢屋内球技場(田園都市線駒沢大前下車)で17日・東海大戦、18日・順位決定リーグ初戦を行います。

国士館大戦の二の舞、逆転負け

[男子2部]▽第8日(11日・中央学院大体育館)本学5勝3敗

本学2(22-25、25-17、25-17、19-25、13-15)3日本大

スタメン=ウイング辰③−高岡①、ミドル松島①−小泉翔太③、オポジット岩橋主将④、セッター牧瀬③、リベロ金澤①。

セットカウント2-1としながらの逆転負け。国士舘大戦を思い起こし、悔しさがこみ上げてきました。第4セットで決着をつける気力が…。「第1セット、サーブで崩されましたが、(前日の大東文化大戦とは違って)落としたものの踏ん張りを見せました。

第2、3セットは逆にサーブで崩し、あっさり連取しました。第4セット、このまま行けると思いましたが、相手のエースが奮起してフルセットに持ち込まれました。最終セット、12-12としたところでミスが出て、勝負がつきました。サーブで狙われる辰にしても、このリーグ戦で初めてのスタメンです。キャリア不足は否めません。

牧瀬のトスワークをかばうつもりはありませんが、レフトサイドが今一信頼できないため無理して岩橋やセンターを使っているのではと思います。それがトスミスになったり、スパイクアウトを誘発しているのではないでしょうか。伸び代の大きいチームなので、これからが大事です。残り3戦、一泡、二泡吹かせたいです」(山脇昌先輩の観戦感想要旨)

「大事なところでミスが出て、改めて1点の重みをもっと感じる必要があると思いました。実戦に即した練習と気持ちの持ち方を再認識しました」(三枝主務の報告要旨)

その他の試合、日本大(7-1)、宇都宮大(8-0)3-1国際武道大(6-2)、大東文化大(7-1)3-2中央学院大(5-3)、桜美林大(1-7)3-2東京経済大(1-7)、亜細亜大(2-6)3-0立大(0-8)、国士舘大(6-2)3-0東京農大(1-7)。

サーブレシーブが全てを決めた

[男子2部]▽第7日(10日・中央学院大体育館)本学5勝2敗

本学1(15-25、18-25、25-21、23-25)3大東文化大

スタメン=ウイング辰③−高岡①、ミドル松島①−小泉翔太③、オポジット岩橋主将④、セッター牧瀬③、リベロ金澤①。

負けても納得できる試合もありますが、この日は釈然とせず、帰宅してもモヤモヤで

した。無様な第1、2セットが全てです。本学としては、ドライブサーブを軸に攻めてくる相手のサーブを、どこまでセッターに返せるかがカギと見ていました。

やられました。第1セット、辰が狙い撃ちされました。これも判っていたことですが、あっという間に1-6。タイムを取っても若いチームの動揺は解消されません。

4-12で作戦タイムを使い果たしました。セッター牧瀬はどこへ上がるか見当もつかず、ボールを追い駆けるのに精いっぱい。連続4点、同3点を2回ずつ与えてはゲームになりませんでした。

第2セットも同じです。6-7から岩橋、高岡がブロックに捕まるなどして6-10。ベンチが一息入れて13-14、「ゲームらしくなってきた」と思った途端、守りがほころび、セッターが右往左往です。コンビは合わない、トスが合わずにスパイクアウト。タイムも効果なく13-19。勝負ありです。

相手のサーブミスにも助けられましたが、第3セット、本学らしさを見せました。9-9から高岡の強打、牧瀬のサービスエースなどで抜け出すと翔太が連続ブロック得点をあって16-11。この試合、大東文化ベンチに初めて先にタイムを取らせました。後半粘られ23-21と詰め寄られましたが、岩橋、高岡が決めて一矢を報いました。第4セット、相手のサーブになれたと言うより、サーブミスに助けられたといえます。互角の展開となりました。17-20から岩橋がバックアタックとサービスエースで同点にすると21-21、22-22。しかし、ここまで。詰め段階でも守りの差が出てしまいました。

大東文化のサーブが本学に勝り、それがサーブレシーブに現れ、ゲームの流れを決めました。その最たるものが1、2セットだったのです。ベンチの平澤部長、お疲れ様でした。いつものように坊やと一緒の本多先輩、檄を飛ばした山脇先輩ら応援、ありがとうございました。

その他の試合、大東文化大(6-1)、宇都宮大(7-0)3-0中央学院大(5-2)、日大(6-1)3-1国際武道大(6-1)、国士舘大(5-2)3-0桜美林大(0-7)、東農大(1-6)3-1亜細亜大(0-7)、東京経済大(1-6)3-0立教大(0-7)。(注)校名横のカッコ内は通算勝敗。

 

4位へ筑波、宇都宮、本学三つ巴

[女子1部]▽第6日(11日・青学相模原体育館)本学3勝3敗

本学3(25-11、25-13、25-19)0嘉悦大

スタメン=レフト今村③-坪川①、ミドル土屋②-財前③、オポジット高野③、セッター比金(姉)主将④、リベロ小島②。

昨秋季リーグの1、2位の対戦とは思えない内容のないゲームでした。第1セットなどサイドアウトはわずか14回。いきなり5-0。15-10からは本学の連続9点。ワンサイドでした。

その中で本学の不振のポイントが見えました。一番に感じたのはミドルの存在感がないことです。動きが鈍く、ブロックも速攻も対応が遅い。今村オンリーの攻撃では相手も対応しやすいでしょう。ブロックが不十分なため守備までもろくなっています。守りと言えば、繋ぎのパス、二段トスが不正確です。サーブも弱いように思われます。

春は新チームになってからの練習量の差がそのまま試合に出ます。体育会系の学校との差は致し方ないにしても、本学もそうですが、嘉悦もその落差が大きすぎると感じました。

第3セットなど、20-13から凡ミスで4連続失点。「すぐ気を抜く」と生瀬監督は嘆きます。大学生らしさ(自主性)を求めれば求めるほど、要領ばかりがよくなるのです。「入れ替え戦だよ」監督ひとりが頭を抱えているようでは、“チーム一丸の粘り強く直向きな戦い”青学らしさは戻ってこないのかもしれません。応援の谷OG部会副会長が言いました。

「(リベロの)小島は下手になった」ブロックがダメなこともありますが、私にもそう見えました。4季連続優勝を目指したたたきは一転、正念場を迎えることになりました。男子も女子も部員たちが自ら奮起するしかないのです。

その他の試合、東海大(6-0)3-1筑波大(3-3)、日体大(5-1)3-0日本女子体育大(1-5)、宇都宮大(3-3)3-1東京女子体育大(2-4)。

この時点で順位は①東海②日体③筑波④宇都宮⑤青山学院(4、5位はセット率)です。17日は、本学は東海大、筑波大は嘉悦大、宇都宮大は日本女子体育大とそれぞれ対戦します。一番分が悪いと思われるのは本学です。さて?

筑波にまさかのストレート黒星

[女子1部]▽第5日(10日・青学相模原体育館)本学2勝3敗

本学0(18-25、19-25、23-25)3筑波大

スタメン=レフト今村③-坪川①(土浦日大高)、ミドル土屋②-財前③、オポジット高野③、セッター比金(姉)主将④、リベロ小島②。

第1、2セットは今村の対角に1年生の坪川を起用しました。坪川は先の黒鷲旗大会(全日本男女選抜大会、5月1?6日・大阪)で守備のよさを買われて初めて先発しました。

“その実績を買われて”でしたが、結果に結びつきませんでした。生瀬監督は第3セット、これまでの今村-須田③に戻しましたが…。

「自分たちの弱い部分を攻められ、失点を重ねました。相手が攻めてくるところは判っているにもかかわらず、立て直すことが出来ませんでした。相手の弱点が判っているのに、そこを攻められず、流れをつかめませんでした。今日の反省を生かし、明日(嘉悦大戦)は相手のプレーに応じた守備、攻撃をして頑張りたいと思います」(比金主将の報告要旨)

その他の試合、筑波大(3-2)、東海大(5-0)3-0嘉悦大(1-4)、日体大(4-1)3-0宇都宮大(2-3)、東京女子体育大(2-3)3-2日本女子体育大(1-4)。(注)校名横のカッコ内は通算勝敗。

以上

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