2014年度秋季リーグ戦明暗の本学 男子は勝てない国際武道に勝ち 女子は2部上がりの国士に完敗
2014.10.01 更新
2014年度関東大学バレーボール秋季リーグ戦は27日、男子2部第8日は駒大玉川キャンパス体育館で、女子1部第5日は青学相模原体育館でそれぞれが行われました。本学男子はリーグ戦で一度も勝ったことのない国際武道大を3-1で破り、通算6勝2敗としました。女子は2部から上がってきた国士舘大に1-3で敗れ、1次リーグ4位以内は崖っぷちです。28日の本学は、男子が宇都宮大(午前11時、駒大玉川キャンパス体育館)と、女子は日本女子体育大(午前11時、青学相模原体育館)とそれぞれ対戦します。
岩橋の意地と頑張りで勝利つかむ
▽男子2部(9月27日・駒大玉川キャンパス体育館)
本学3(26-24、25-21、19-25、25-14)1国際武道大
スタメン=レフト辰②-高岡①、ミドル松島①-小泉翔太③、オポジット岩橋主将④、セッター牧瀬③、リベロ金澤①。
正直、久しぶりに溜飲を下げる思いでした。これまで実力上位と思われるチームになかなか勝てなかった本学。1部から落ちてきたとは言え、過去一度も勝ったことのない国際武道に快勝しました。
第1セットが勝負を分けたといえます。9-7とリードしながら、サーブレシーブが乱れ連続5点を与えて9-12と追う展開。高岡が要所で決めて1点差までこぎつけながら、突き放され18-21と追い込まれます。ところが、松島、岩橋が踏ん張って5連続点を奪って23-21と逆転します。岩橋が決めて24-22とセットポイント。もらった、と思ったとたん岩橋がブロックに捕まるなどしてジュースに持ち込まれました。が、再び岩橋が意地を見せて25-24、最後は相手がスパイクをミスって、このセットを奪い取りました。
2セット目に入ると、当っている翔太が中央から速攻を決めれば岩橋、辰、高岡がサイドから打ち込んで、セットカウント2-0。「これで行ける!」と思う反面、初戦の中央学院大戦が過ります。2セット連取しながら3セット取られて逆転負けの悪夢です。
案の定、第3セットは、本学より勝る国際武道のブロックに手を焼き、20分ちょっとで与えてしまいました。
嫌な予感を腐食したのは、第4セット序盤の翔太、高岡、松島の頑張りです。辰のスパイク、翔太のブロックなどで13-11。本学の流れです。15-13からは、牧瀬の好サーブを生かして松島、高岡、岩橋が絡んで連続9点、あっさり勝負を決めました。
その他の試合、大東文化大(8勝)3-0宇都宮大(6勝2敗)、中央学院大(6勝2敗)3-1亜細亜大(1勝7敗)、駒沢大(7勝1敗)3-2日本大(6勝2敗)、山梨大(1勝7敗)3-2東京農大(1勝7敗)、東京経済大(1勝7敗)3-1桜美林大(8敗)。(注)校名横のカッコ内は通算勝敗。
エースもセッターも戻ってきたのに
▽女子1部第5日(9月27日・青学相模原体育館)
本学(2勝3敗)1(23-25、27-29、25-19、17-25)3国士舘大(1勝4敗)
スタメン=レフト今村③-泉②、ミドル財前③-吉岡①、オポジット高野④、セッター比金主将④、リベロ小島②。
エース今村、セッター比金姉が戻って、やっとチームの形が整ったはずでした。が、2部から上がってきたばかりの国士舘大に思いもよらない敗戦です。「相手の勢いに押され、自分たちのバレーが出来ませんでした。1、2セットともあと2点が取れませんでした。サーブで崩され、相手のエースを止められなかったのが敗因です」比金主将の報告にも悔しさがにじんでいました。
“苦肉の若いチーム”で好スタート切り、“あわよくば”の展開が、暗転しました。
1次リーグ(1回戦総当たり)で上位4、下位4に分け、順位決定リーグ戦(10月5、11、12日・青学記念館)を行います。1次リーグは残り2試合、本学は日女体大と嘉悦大が相手です。とにかく全勝するしかない。
その他の試合、日体大(5勝)3-1筑波大(3勝2敗)、東海大(4勝1敗)3-0宇都宮大(1勝4敗)、嘉悦大(3勝2敗)3-1日女体大(1勝4敗)。(注)校名横のカッコ内は通算勝敗。