本学男子、高岡が左足くるぶし捻挫、今季絶望的
2015.04.13 更新
本学、日女体大を破って白星スタート
2015春季リーグ戦女子1部開幕
関東大学バレーボール2015年春季リーグ戦は男子に続いて12日、青学記念館で女子1部が開幕。本学は粘る日本女子体育大を3-1で下し、白星スタートを切りました。2日目の男子2部は日大文理学部総合体育館で続開。本学は、昨日の敗戦を打ち消す気迫のあるプレーを見せ、国際武道大(昨秋7位)に3-1で快勝しました。この試合、第3セット序盤、高岡②がスパイクを打って着地した際、相手ブロッカーの足にのり、左足くるぶしを捻挫、途中退場しました。来週以降の出場は難しそうです。
エース高岡、左足くるぶし捻挫、今リーグ絶望的
[男子]▽2部第2日(4月12日・日大文理学部総合体育館)
本学3(25-19、19-25、25-22、25-19)1国際武道大
スタメン=レフト辰④-木下②、ミドル小泉翔太主将④-佐藤吉之佑②、オポジット高岡②-セッター牧瀬④、リベロ金澤②。
昨日、今日、何が変わったのでしょうか。気持ちです。闘う姿勢です。コートの7人だけでなく、控えの7人にも、集中力を感じました。それはレシーブに現れました。サーブレシーブもこぼれ球へのフォローも昨日より数段、良かったと見ました。
第1セット、序盤から1、2点を追い駆ける展開。流れを変えたのは牧瀬のサーブと高岡のスパイクでした。2本のサービスエースを挟んで高岡が3本、辰のブロック、木下の強打で7連続得点。あっさり先制しました。
序盤のミスが災いして第2セットを落としたときは、悪夢がちらつきましたが、勝負は第3セットでした。第1セット同様、1点を追い駆ける流れ。4-6から高岡が5点目を決めた直後、センターライン上で倒れました。急きょ小泉海人④を投入しましたが動揺は収まらず6-9。タイムをとって一呼吸いれると、息を吹き返したように吉之佑、木下が躍動します。ふたりの活躍で10-10と追いつき、13-11と逆転。主導権を握った本学は、躍動コンビと高岡の穴を埋めた海人でこのセットを取りました。
まさにチーム一丸。第4セットに入ると勢いは止まりません。序盤からリードを奪い、6-4から海人、牧瀬のブロックなどで連続6点。辰がマッチポイントを決めて、亜細亜大戦のうっ憤を晴らしました。「青学は弱くはないぞ」他の大学に印象づけたに違いありません。
1日でこんなに変われるものでしょか。実は昨11日、試合後、選手たちは青学記念館へ戻り、異例の練習をしたのです。女子部生瀬監督の配慮を得てコートを空けてもらい、プレーをひとつひとつ確認し合ったそうです。この日試合を前に小早川監督は1時間のミーティングで鼓舞しました。この気持ちがこの日に繋がったのです。
18日からは亜細亜大体育館に移り、山梨大、桜美林(19日)と戦います。ここでも今日の様な集中力が見えれば、楽しみも夢も広がること間違いなしです。
その他の試合、日大3-0山梨大、駒大3-0東京経済大、大東文化大3-0桜美林大、亜細亜大3-2宇都宮大、中央学院大3-0東京農大。
スタメン4名欠くも日女体に快勝
[女子]▽1部第1日(12日・青学会館)
本学3(20-25,25-19,25-22,26-24)1日本女子体育大
スタメン=レフトウイング今村主将④‐坪川②、ミドル財前④‐吉岡②、オポジット泉③、セッター比金妹②、リベロ小島③。
スタメンの4名(今村、吉岡、比金、小島)がU23、真鍋全日本の強化合宿などで取られ、チーム練習の不足分がそのまま出てしまった。エース今村の動きも鈍く、セッターとの間合いも不十分なように見えました。
第1セットなど、相手のミスにも助けられて13-8とリードしながらサーブで崩され、逆転されました。第2セットは泉、坪川が踏ん張り、吉岡のサーブで崩して連続8点を取るなどして、セットオール。今村が目を覚ましたのは第3セット、要所でことごとく決めて存在感を見せつけました。
第4セットは終盤突き放して24-21とマッチポイントを握りながら連続ミスでジュースに持ち込まれました。第1セット同様にチームとしてのまとまりの不十分さが出たと言えます。リベロの小島はともかく守りに不安を感じましたが、レシーブは気持ち次第。第2週の国士舘、嘉悦との戦いに注目したい。
その他の試合、日体大3-1順天堂大、東海大3-2東京女子体育大、筑波大3-1宇都宮大、嘉悦大3-2国士舘大。
以上