2015年度春季リーグ戦第3週
2015.04.30 更新
1敗の本学男女、勝負は後半戦へ
2015年度春季リーグ戦第3週
関東大学バレーボール2015年度春季リーグ戦第3週は25、26日、男子2部は東農大桜ヶ丘アリーナで、女子1部は青学相模原体育館でそれぞれ行われ、本学の男子は東京経済大、東京農大に勝って通算5勝1敗。女子は順天堂大に3-2で勝ちましたが、東京女子体育大にはフルセットで敗れ、通算4勝1敗となりました。このあと男子は1週空けて5月9日(大東文化大東松山校舎総合体育館)、女子は2週空けて5月16日(青学相模原体育館)から再開されます。
木下、戻ってフル回転
[男子]▽2部第6日(26日・東農大桜ヶ丘アリーナ)本学通算5勝1敗。
本学3(25−11、25−23、25−23)0東京農大
スタメン=レフトウイング辰③−小泉海人④、ミドル小泉翔太主将④‐佐藤吉之佑②、オポジット木下②、セッター牧瀬④、リベロ金澤②。
得点源の木下が戻って、現時点のベストメンバー。ミスの多い東農大を寄せ付けず、15分で第1セットを取りました。「きょうは楽勝だろう」の思いは吹っ飛びました。気の緩みなのか、第2セットだけでミス10本。もっと東農大は12本。16−18、19−20、20−21と追う展開。ミスの応酬で23−23。セットポイントも相手のミスからでした。第3セットも似たりよったり。ミスは本学10、東農大9。21−18とリードしながら、ベンチを慌てさせます。守備固めで入れたはずの海人→佐藤孝彰③、辰→宮下和大③が役に立たず、22−23と逆転されます。相手ミスで23−23とすると、復活エース木下がスパイクを立て続けに決めて決着を付けました。やっぱり頼れる男。大阪から応援に駆け付けたお父さんも満足そうでした。淵野辺(女子1部・青学相模原体育館)から町田を経由して経堂(東農大桜ヶ丘アリーナ)まで、平澤部長お疲れ様でした。
その他の試合、駒沢大(6−0)3−0山梨大(0−6)、中央学院大(6−0)3−0桜美林大(0−6)、日本大(6−0)3−1亜細亜大(3−3)、大東文化大(5−1)3−0国際武道大(0−6)、東農大(0−6)。
(注)カッコ内は通算勝敗。
木下欠場で寺石が初先発
[男子]▽2部第5日(25日・東農大桜ヶ丘アリーナ)
本学3(25-18、20-25、25-21、23-25、17-15)2東京経済大
スタメン=レフトウイング辰③-寺石日向④(経営学部、青学高等部出)、ミドル小泉翔太主将④-佐藤吉之佑②、オポジット小泉海人④、セッター牧瀬④、リベロ金澤②。
ポイントゲッターの木下②が左足の疲労でベンチ。高岡(左足首捻挫)を欠いた上に木下までも。それでなくても駒不足の本学だけに、ベンチを預かる小泉コーチも気の毒でした。それを察してか、選手は良く戦い綱渡りのフルセットを物にしました。
第1セットこそ楽に先制しましたが、第2セット以降、守り負けする場面が目立ち、しばしば拾われて切り返されました。最も第2セットは、セッターを1年生の田島光也(経済学部、駿台学園高出)でスタート。初めてのコートに緊張しないわけはありません。トスを上げるので手一杯でしたが、16-21で牧瀬と交代するまで、貴重な経験をさせてもらいました。ベンチに感謝です。
寺石、海人の高等部コンビの活躍に、喜んだのは二人を指導した高等部の横田先生。教え子がスパイクを決める度に大きな拍手を送っていました。
本来なら2-1からの第4セットで蹴りを付けなければいけませんが、エースを欠き決定力不足加え、守りが悪いので自分のペースに持ち込めません。17-14とリードしながら17-18と逆転されます。それでも23-23と追いつきましたが、大事な2枚を欠いては、「さあ、一気に」とはいかずセットオール。リズムに乗れない本学は、最終セットもマッチポイントを握りながら追いつかれ、相手のミスでなんとか逃げ切りました。帯状疱疹も癒えた平澤部長もホッとし様子。良く勝ちました。
その他の試合、駒沢大3−1国際武道大、日本大3−0東京農大、中央学院大3−0山梨大、亜細亜大3−2大東文化大、宇都宮大3−1桜美林大。
守備力の差で手痛い1敗
[女子]▽1部第5日(26日・青学相模原体育館)本学通算4勝1敗。
本学2(18−25、21−25、25−18、25−15、16−18)3東京女子体育大
スタメン=レフトウイング今村主将④‐坪川②、ミドル財前④‐吉岡②、オポジット泉③、セッター比金妹②、リベロ小島③。
このところ負けたことのない東女体大。選手たちも気持ち的には余裕を持って臨んだに違いありません。第1セット、いきなりセンターからライトへ移動しながらのワイド攻撃を立て続けに決められ面喰ってしまったのか。相手はリベロを軸に堅い守り。本学のサーブが弱いためか、面白いように攻めてきました。4−9、11−16。比金→須田④、泉→田中④の2枚替えで16−19と3点差までこぎつけましたが、勢いに乗る相手を止めきれませんでした。
第2セットに入っても本学は相変わらずサーブレシーブが悪く、勢いセッターのトスも安定しません。7−7、11−11の追い付いた2回を除き、追い駆けるだけ。エース今村に頼っても、コースを読まれ拾われます。本学はお手上げ状態でストレート負けが脳裏を過るほどの”弱さ“でした。
意地を見せたと言えば第3、4セット。オポジットを泉から須田に代えてスタート。やっとワイド攻撃へブロック、レシーブが対応し始めたのです。それでも、サーブレシーブが悪いため速攻、コンビネーションが思うように使えません。今村、坪川、須田が踏ん張って、フルセットに持ち込みました。
最終セットは8−6と本学が主導権を握って中盤に入りました。が、東女体大はよく拾います。13−14からジュースに持ち込み、15−14、16−15と2度のマッチポイントを掴みながら、
16−16からネットタッチで16−17、最後は今村のスパイクミスで万事休す。この日を象徴するような幕切れでした。サーブカットを含めた守備力の差がはっきり結果に出ました。2週休んで後半戦、本学のカギは守備です。
その他の試合=筑波大(6−0)3−0順天堂大(2−3)、日体大(3−2)3−0国士舘大(0−5)、嘉悦大(2−3)3−2東海大(4−1)、日本女子体育大(2−3)3−0宇都宮大(1−4)、東京女子体育大(2−3)。(注)カッコ内は通算勝敗。
課題はいつもサーブレシーブ
[女子]▽1部第4日(25日・青学相模原体育館)
本学3(26-24、18-25、25-22、12-25、15-10)2順天堂大
スタメン=レフトウイング今村主将④-坪川②、ミドル財前④-吉岡②、オポジット泉③、セッター比金妹②、リベロ小島④。
「サーブレシーブが上手くいかず、苦しい戦いでした」今村主将の電話報告でしたが、毎試合サーブで狙われるエースの言葉だけに妙に納得しました。
その他の試合、筑波大3−1嘉悦大、東海大3−0国士舘大、日本女子体育大3−1日本体育大、東京女子体育大3−2宇都宮大。
以上