2015年度春季リーグ男子2部最終日
2015.05.24 更新
本学、目標遠く6勝5敗の5位で幕
2015年度春季リーグ男子2部最終日
関東大学バレーボール2015年度春季リーグ戦男子2部最終日は23日、駒大玉川キャンパス体育館で行われ、本学は宇都宮大に3-1で勝ち、通算6勝5敗、5位(セット率)で幕を閉じました。1部との入れ替え戦には駒大と日大の出場が決まりました。本学の3季ぶり優勝が懸かる女子1部はこの日、青学記念館で第8日を行い、本学は東海大に2セット連取しながらよもやの逆転負け、夢萎む2敗目を喫しました。最終日の24日、同記念館で本学は1敗の筑波大と対戦、これに勝って、同じく1敗の東海大が日体大に敗れると、3校が2敗で並び、セット率で1〜3位が決まることになります。
心も体を鍛えて出直せ
[男子]▽2部最終日(23日・駒大玉川キャンパス体育館)
本学3(16-25,25-20、25-23、25-17)1宇都宮大
スタメン=レフトウイング辰③-高岡②、ミドル小泉翔太主将④-松島②、オポジット木下②、セッター牧瀬④、リベロ金澤②。
このところ分の悪い宇都宮大。が、今季は戦力ダウンして、一矢報いるチャンスです。と思いきや、第1セットは成す術なし、僅か15分で先制を許しました。それでも最終戦。小早川監督、小泉コーチの下、選手たちにも心に期すものがありました。第2セット、高岡を小泉海人④に代えてスタート。相手のミスにも助けられ、終始リードを保って、セットオールとしました。
勝負を決めたのは第3セット。序盤8-11から木下の強打、翔太のブロックなどで12-11。2点差内のシーソーゲームで終盤に入り、19-21から松島のサーブで崩し、木下、辰が踏ん張って4連続得点を挙げてケリを付けました。第4セットは本学ペースの中で、宇都宮のミスが目立ちました。この試合、辰が今リーグ初めてエースらしい働きをしました。
終わりよければ全てよし、と言いますが、それはそれとして真っ先に感じたことは監督の在、不在でゲーム展開が極端なまでに変わったことです。つまり気持ちの変化がそのままゲームに現れていたことです。技はさて置いても心と体を作り直すことが秋への最大の課題だと思いました。
その他の試合=駒大3-0大東文化大、日本大3-1中央学院大、亜細亜大3-1東京農大、国際武道大3-1東京経済大、桜美林大3-1山梨大。
▽最終順位①駒大10-0②日大9-1③中央学院大8-2④亜細亜大7-4⑤青学6-5⑥大東文化大6-5⑦宇都宮大6-5⑧国際武道大4-7⑨桜美林大3-8⑩山梨大2-9⑪東京経済大1-10⑫東京農業大1-10。(注)洋数字は通算勝敗。同勝敗はセット率による。
2セット連取も逆転負け
[女子]▽1部第8日(23日・青学記念館)本学通算6勝2敗
本学2(25-17、25-22,20-25,21-25、11-15)3東海大
スタメン=レフトウイング今村主将④-坪川②、ミドル財前④-吉岡②、オポジット泉③、セッター比金②、リベロ小島③。
1敗同士、3季ぶりの優勝のためには負けられません。本学はそれこそ、強さを感じさせるスタートでした。サーブレシーブの崩れも少なく、今村にボールを集め、次々に決めて行く。こぼれたボールにも粘りを見せます。東海大のミスを誘います。18-17から連続7点、半ば信じられない展開でした。
5セットマッチでは第2セットがカギになることが多くあります。そのセット、3-6と劣勢のスタートに、すかさずオポジットの泉を須田④に代えて挽回を図ります。
4-8から坪川、吉岡の強打に相手ミスも絡んで10-11と追いつきます。17-20で2度目のタイムを取ると坪川がスパイクとサービスエースで1点差、相手ミスで20-20。ここから今村が連続4点をたたき出し、セットポイントは相手のスパイクが外れて、貴重な白星を手繰り寄せたかに見えました。
<ここで、男子の応援に向かいため記念館を後にしました。この時、気になったのがセッター比金のトスでした。オープンが小さく、低いことが気になりました>
逆転の敗戦は駒大玉川キャンパス体育館でした。今村主将からの電話報告は「第3セット以降、サーブで崩され、私たちのプレーが出来ませんでした」。剣ヶ峰、わずかに優勝という土俵に残っている本学、24日の筑波大戦に死力を尽くしてほしいものです。
その他の試合=筑波大(7-1)3-1日体大(4-4)、東京女子体育大(4-4)3-2嘉悦大(2-6)、日本女子体育大(5-3)3-1順天堂大(3-5)、宇都宮大(2-7)3-2国士舘大(0-8)、東海大(7-1)。(注)カッコ内洋数字は通算勝敗。
以上