2019年度全日本インカレ男女の報告

  • 青山学院大学体育会バレーボール部OB・OG緑楯会青山学院大学体育会バレーボール部OB・OG緑楯会
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2019年度全日本インカレ男女の報告

2019.06.14 更新

       本学の女子はベスト8、男子は16止まり

                2019年度全日本インカレ

2019年最後の大会、男子72回、女子66回の秩父宮賜杯全日本バレーボール大学選手権大会は11月26日から12月1日まで大田区総合体育館、墨田区総合体育館を主会場に都内5会場で全国9学連から男女各64校が参加して行われました。本学は、創部初の1部昇格、東日本インカレ準優勝と躍進の男子がベスト16、東日本インカレ優勝に続き大学日本一を目指した女子は準々決勝止まりに終わりました。優勝は男子が早稲田大で3年連続7回目、女子は筑波大が2年連続8回目。

              東海大と善戦も目標ベスト8成らず

[男子]▽3回戦(11月28日・墨田区総合体育館)青山学院大学vs東海大学
本学1(23-25、16-25、25-21、20-25)3東海大
負けはしましたが、本学らしいバレーボールを展開しました。秋季リーグ戦では完膚なき敗戦を食らった相手だけに、勝ちは想像していませんでした。それでも第1セットの戦いは五分。OPの山田、小田島がサイドから、MBの渡辺、薬師寺が中央から決めて21-18。「ここでもう1点取れば、このセットは…」そんな思いになっていました。トスはレフトサイドの中道へ。打つと見せかけてフェイントを落とします。が、ボールはサイドラインの僅か外へ落ちました。これを境に流れは東海大へ傾いていきました。本学の闘志は第3セット。ズルズル0-3とせず、チーム一丸の意地を見せてセットを奪いました。この1年、学生たちの思いと意地でチームを作り上げてきたパワーを見た思いがしました。(文責・奥本浩平)
第1セット 23-25
スタメン=OH小田島➁-中道③、MB=薬師寺④-渡辺主将④、OP山田①、S=望月③、L=長田➁。
17-14で渡辺→小森山。
序盤、小田島の攻めたサーブや山田のブロックポイントでいい立ち上がりをすると、長田の好守備で10-8とリードをすることができた。そのまま攻めの姿勢でリードを保ちながら試合を進めたが、終盤追い上げられるとコンビミスで23-24と逆転を許し、そのまま23-25で1セット目を落とした。

第2セット16-25
スタメン=OH小田島➁-中道③、MB=薬師寺④-渡辺主将④、OP山田①、S=望月③、L=長田➁。
12-18で渡辺→小森山。
特に高いブロックに苦しみ、思い通りの攻撃ができなかった。またディグも強烈なスパイクを上げるのが精一杯で次の攻撃につなげることができず、中盤から大きく差をつけられてしまい、16-25で2セット目も落とした。

第3セット 25-21
スタメン=OH小田島➁-中道③、MB=薬師寺④-渡辺主将④、OP山田①、S=望月③、L=長田➁。
17-13で渡辺→小森山。
序盤に東海大学エースの新井選手のサーブに苦しめられたものの、11-11からの5連続得点で一気に勢いをつけると、そこからはとにかく粘りのバレーをすることができた。終盤、サーブミスが続き点差を詰められてしまったが、このチームで少しでも長くプレーをしたいという強い気持ちがプレーに現れ、25-21で3セット目奪取。

第4セット 20-25
スタメン=OH小田島➁-中道③、MB=薬師寺④-渡辺主将④、OP山田①、S=望月③、L=長田➁。
18-23で渡辺→青山。
3セット目からミドル薬師寺と渡辺のローテーションを変えて挑んだのが功をそうしたのか、序盤に渡辺と薬師寺のブロックポイントが増え、8-5とリードして走り出すことができたが、反則やスパイクアウトが続き8-9と逆転を許してしまった。そこからスパイクがブロックにかかるようになり、なかなかサイドアウトを取れない状況が続いて点差が広がっていってしまった。必死に追いつこうとするも、そのまま20-25、セットカウント1-3で敗北。
応援ありがとうございました。全日本インカレは、ベスト16という結果で終わり、本日をもちまして4年生は引退となりました。今日の試合の悔しさを忘れずに、新チームでは今年度以上の成績を残せるようチーム一丸となって頑張ってまいります。
今後とも宜しくお願い致します。(各セットの戦評は石田未来主務)

          何のための選手交代か 第2セットの不甲斐なさ

▽2回戦(11月27日・墨田区総合体育館)
本学3(25-22、25-16、25-19)0長崎国際大
初戦と違い気持ちの面で充実した試合運びでした。ただ、選手交代など目的をもって行う采配の意義を全員がしっかり理解してプレーしているのかどうか、理解に苦しむ場面がありました。第2
セット。薬師寺のサーブで8連続点を奪うなどして21-7としたところで、4年生小田島に代えて4年生の佐々木を投入しました。「4年生に最後の舞台を」チーム全員の思いでしょう。が、意図とは逆にプレーが荒くなり、相手に付け込まれて、3連続点を2回も与えてしまいます。セットポイントを佐々木に決めさせて、何とか様にはなりましたが、外からは「何をしているの?」でした。(文責・奥本浩平)

第1セット 25-22
スタメン=OH小田島➁-中道③、MB=薬師寺④-渡辺主将④、OP山田①、S=望月③、L=長田➁。
15-14で渡辺→小森山➁。

第2セット 25-16
スタメン=OH小田島➁-中道③、MB=薬師寺④-渡辺主将④、OP山田①、S=望月③、L=長田➁、横田④。
20-7で小田島→佐々木④、24-13で渡辺→原口③。

第3セット 25-19
スタメン=OH小田島➁-中道③、MB=中西③-渡辺主将④、OP山田①、S=望月③、L=長田➁。
16-10で渡辺→小森山、20-15で中西→青山。

            いただけない第3セット 大会初戦で甘さ

▽1回戦(11月26日・墨田総合体育館)
本学3(25-23、25-23、18-25、25-22)1山形大
大会初戦、相手は東北学連1部3位と言うこともって、もう一つ気持ちが入っていませんでした。それでも大会のこれからを考えてのスタメンで臨んだ1、2セットは無難に取りましたが、問題は第3セット。勝てると思ったのでしょう。メンバーを控え中心に代えました。裏目。16-16からはリベロまで長田に代えて4年生の横田をコートへ。ダラダラが加速して6連続点を許してセットを落としました。勝ち負けとは別に、コートに立つ選手の意気込み、それを盛り上げるベンチ、こんな雰囲気があってほしかった。(文責・奥本浩平)
第1セット 25-23
スタメン=OH小田島➁-山田①、MB=中西③-渡辺主将④、OP薬師寺④、S=望月③、L=長田➁。
14-14で渡辺→小森山、20-18で中西→青山。

第2セット 25-23
スタメン=OH小田島➁-中道③、MB=中西③-渡辺主将④、OP山田①、S=望月③、L=長田➁。
19-15で渡辺→小森山。

第3セット 18-25
スタメン=OH青山➁-佐々木④、MB=中西③-原口③、OP中道③、S=今橋①、L=長田➁。
18-23で中西→小森山。

第4セット 25-22
スタメン=OH小田島➁-中道③、MB=中西③-渡辺主将④、OP山田①、S=望月③、L=長田➁。
15-12で中西→小森山。
以上

             

              優勝の夢、またも筑波大に破られる

2019年インカレ4回戦女子P1

2019年インカレ4回戦女子P2

[女子]▽準々決勝戦(11月29日・大田区総合体育館)
本学1(25-20、24-26、20-25、18-25)3筑波大
出だしから粘って攻めることができ、勢いのある状態で1セットを先取することができました。しかし、徐々に相手のサーブで崩され、高いブロックで攻撃を阻まれ、またライトからのスパイクに対応することができず、相手の勢いに飲み込まれてしまいました。なかなか自分たちの攻撃が通らない中、センター陣で攻め込みましたが、高いブロックに抑え込まれてしまいました。自分たちの弱さが出てしまった大会だったと思います。(以下、及川佑加主務の報告から)

第1セット 25-20
スタメン=OH目黒③-住田①、MB野嶋④-山中➁、OP宮下④、S花澤➁、L立石④。
21-17で野嶋→依田①。
出だしから宮下のスパイクなどで4点連続点を取って引き離すとサーブで攻めて8点差まで広げます。しかし、終盤になると相手のサーブに苦しみ流れを相手に渡してしまいましたが、なんとかセットを取り切りました。

第2セット 24-26
スタメン=OH目黒③-住田①、MB野嶋④-山中➁、OP宮下④、S花澤➁、L立石④。
17-17で野嶋→依田、20-20で戻る。20-21で山中→井上、23-23で戻る。
シーソーゲームになりました。相手のミスに助けられた部分もありましたが、最後は相手の高いブロックに阻まれ、セットを落としてしまいました。

第3セット 20-25
スタメン=OH目黒③-住田①、MB野嶋④-山中➁、OP宮下④、S花澤➁、L立石④。
14-15で2枚替え宮下→佐藤➁、花澤→二宮➁、15-18で2枚替え戻し。16-21で野嶋→依田、19-23で戻る
出だし相手にリードされるものの中盤、住田のスパイクなどで2点先行しました。しかし終盤に相手のライトから連続でスパイクを止めることができず、セットを落としました。

第4セット 18-25
スタメン=OH目黒③-住田①、MB野嶋④-山中➁、OP宮下④、S花澤➁、L立石④。
10-19で山中→依田、14-21で戻る。14-22で野嶋→井上。
出だしから相手の攻撃に対応することができず、連続得点を与えてしまいました。中盤も思うように本学の攻撃ができず、流れを掴むことができませんでした。終盤では、野嶋や目黒の力強いスパイクが決まりますが、追いつくことができず、目標の優勝は夢と消えました。

後輩たちには、この全日本インカレで得たことを生かして、日々の練習からもっと詰めて、私たち4年生が成しおおくの遂げることが出来なかった優勝を勝ち取って欲しいと思います。多くの諸先輩、父母の皆様、今日まで応援し、そして支えていただき、ここまで1年間戦ってくることができました。本当にありがとうございました。
新チームの次の大会は2020年3月25日(水)から神奈川県川崎市とどろきアリーナにて開催される令和元年度天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会ファイナルラウンドです。

             “初対面”に苦しみ、いきなりセット落とす

2019年インカレ3回戦女子P1

2019年インカレ3回戦女子P2

▽3回戦(11月28日・大田区総合体育館)
本学3(22-25、25-21、25-13、25-23)1神戸親和女子大
相手の強弱のある攻撃になかなか対応することができず、苦しい試合展開となりました。まだまだ迷いだったり、半信半疑で試合をしている部分があるので確信を持ってプレーしていきたいと思います。

第1セット 22-25
スタメン=OH目黒③-住田①、MB野嶋④-山中➁、OP宮下④、S花澤➁、L立石④。
16-12で2枚替え宮下→佐藤➁、花澤→二宮➁、19-17で2枚替え戻し。17-14で住田→依田、19-22で戻る。

第2セット 25-21
スタメン=OH目黒③-住田①、MB野嶋④-山中➁、OP宮下④、S花澤➁、L立石④。
21-20で山中→井上。

第3セット 25-13
スタメン=OH目黒③-住田①、MB野嶋④-山中➁、OP宮下④、S花澤➁、L立石④。

第4セット 25-23
スタメン=OH目黒③-住田①、MB野嶋④-山中➁、OP宮下④、S花澤➁、L立石④。
20-20で山中→井上、24-22で戻る。

             攻守に本学らしさ出して中京大に快勝

▽2回戦(11月27日・大田区総合体育館)
本学3(25-18、25-19、25-14)0中京大
出だしから勢いを出して攻めることができ粘りのバレーで勝つことができました。ただ、相手の状況をみて攻めるという部分が課題として残りました。

第1セット 25-18
スタメン=OH目黒③-住田①、MB野嶋④-山中➁、OP宮下④、S花澤➁、L立石④。
24-18で山中→市川。

第2セット 25-19
スタメン=OH目黒③-住田①、MB野嶋④-山中➁、OP宮下④、S花澤➁、L立石④。
20-15で住田→依田。

第3セット 25-14
スタメン=OH目黒③-住田①、MB野嶋④-山中➁、OP宮下④、S花澤➁、L立石④。
20-11で住田→堀内、22-13で戻る。23-14で野嶋→市川。

            かつての強豪に苦戦も、市川主将復帰の朗報

▽1回戦(11月26日・大田区総合体育館)
本学3(25-21、28-30、25-23、25-20)1武庫川女子大
相手の強弱をつけた攻撃に最初から最後まで対応することができず、本学のリズムを掴むことがなかなかできませんでした。

第1セット25-21
スタメン=OH目黒③-住田①、MB野嶋④-山中➁、OP宮下④、S佐藤➁、L立石④。
20-15で山中→市川主将④、22-18で住田→依田①。
市川彩主将は、秋季リーグ戦第3戦の日本大戦(9月14日・青学記念館)でスパイクを打って着コート際、左膝の内側側副じん帯、前十字じん帯を断裂。リーグ戦を欠場して治療に専念したいました。あれから2か月半、リリーフサーバーとしてコートに戻ってきました。

第2セット 28-30
スタメン=OH目黒③-住田①、MB野嶋④-山中➁、OP宮下④、S佐藤➁、L立石④。
8-11で花澤→佐藤➁、20-13で野嶋→井上①、23-16で井上→野嶋。

第3セット 25-23
スタメン=OH目黒③-住田①、MB野嶋④-山中➁、OP宮下④、S花澤➁、L立石④。
18-22で住田→依田。

第4セット 25-20
スタメン=OH目黒③-住田①、MB野嶋④-山中➁、OP宮下④、S花澤➁、L立石④。
以上
        プログラムの表紙に本学男子初、渡辺主将登場

2019年インカレプログラム表紙

2019年インカレプログラム中面2

2019年インカレプログラム中面

〇…プログラムの表紙に注目。渡辺周馬主将が、野嶋華澄選手が―。全大学を代表する14選手の中に青山学院大の2選手がカラーで載っています。72回を数える全日本インカレで
本学男子が表紙に載ったのは初めてです。男女そろい踏みも当然初。そればかりか二人とも中面で「PICK UP PURAYERS」として紹介されているのです。もちろんこれも初めて。
男子の1部昇格と初に1部で残留を決めた戦いが評価されたのです。

以上

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