2016年度秋季リーグ戦男子2部全日程終了
2016.10.17 更新
本学男子、創部70年目で初の2部優勝!
MVPは木下、ベストセッター賞に田島
2016年度秋季リーグ戦男子2部全日程終了
創部70年目で初めての2部優勝に笑顔がはじける
入れ替え戦29日、相手は中央学院大
創部70年目、初の2部優勝! 2016年度関東大学バレーボール秋季リーグ戦男子2部最終日は15日、亜細亜大学体育館で行われ、すでに2位以上を確定している本学は、慶応大を3-2で下し、通算10勝1敗で初優勝を飾りました。個人賞では木下雄貴(法学部3年)が最優秀選手賞に、田島光也(経済学部2年)がセッター賞に、それぞれ輝きました。1部と入れ替え戦は29日(土)午前10時から駒沢大玉川キャンパス特設コートで行われ、本学は第4試合で中央学院大(1部12位)と対戦します。
▽最終順位①青山学院10勝1敗②法政9勝2敗③駒澤9勝2敗④慶応義塾8勝3敗⑤大東文化7勝4敗⑥国際武道6勝5敗⑦宇都宮6勝5敗⑧平成国際5勝6敗⑨山梨2勝9敗⑩桜美林2勝9敗⑪亜細亜2勝9敗⑫立正1勝10敗。(注)1、2位、6、7位は得点率、9,10、11位はセット率による。
市川伊三夫会長(左)から優勝賞状を受ける佐藤孝彰主将
優勝カップを受ける辰恭輔副主将
記念のバレーボールを受ける宮下和大
最優秀選手賞の木下雄貴(左)とベストセッター賞の田島光也
逆転! フルセットで慶応破る
[男子]▽2部最終日(15日・亜細亜大体育館)
本学3(28-26、18-25、20-25、25-19、15-11)2慶応大
スタメン=レフト薬師寺①-渡辺①、ミドル佐藤吉③-松島③、セッター田島②、オポジット木下③、リベロ金沢③。
苦しいゲーム展開を救ったのは、薬師寺→安田①の交代もさることながら、神の力でしょうか。互角の流れのまま終盤に入った第1セット。渡邊が決めて24-23とセットポイントを取りましたが、その渡辺のミスから2度、24-25、25-26とセットポイントを奪われます。それでも薬師寺が決め、さらに木下のスパイクとブロックで先制しました。
カギを握るはずの第2セット。気の緩みから、いきなり1-5。薬師寺を安田に代えて、リズムを変えようとしますが、慶応の勢いを止められません。サウスポーエースに打たれるままにセットオールとされます。
受け身に回った本学は、190㌢台を3人抱える慶応の高さのある攻撃に押されっぱなし。第3セットは14-12から7連続点を与えてセットを取られ、王手をかけられました。後がなくなった本学は第4セット、薬師寺に代えて安田でスタートします。それでも慶応の優位は変わりません。16-19。このままゲームセットのムードが、一変します。安田の巧打で17-19。創部以来の快挙を神も後押しか。“神ってる連続9点”の始まりです。田島のブロック、相手ミスで19-19になると巧者松島がブロックアウトを取って逆転。浮足立つ慶応は守備が乱れ、打てば決まっていたサウスポーもスパイクでミスして、21、23、25点を献上してくれました。
自らリズムを狂わせた慶応。勝負は見えました。最終セット、止められなかったサウスポーを松島が2本、渡邊が1本ブロックするなど本学が流れを掴み、12-11から相手ミスを挟んで渡辺が2点を取って2時間に及ぶ戦い、今季初のフルセットゲームに蹴りを付けました。
1年生エース薬師寺のスパイク
松島の速攻(セッター田島)
木下の力強いライトからの攻撃
滞空力を生かした渡辺のオープン攻撃
コンビバレーの司令塔、田島のトス
相手エースをブロックする佐藤吉(左)薬師寺
ここ一番で存在感を見せたオールラウンダー安田
その瞬間、喜ぶ青学、がっくりの慶応(写真は篠原典位女史撮影)
◇栄光の18名◇
1、佐藤孝彰主将(サイド、経済学部4年)
2、辰恭輔副主将(サイド、文・史学科4年)
3、宮下 和大(リベロ、経営学部4年)
4、高岡 秀二(サイド、経営学部3年)
5、金沢 正治(リベロ、経済学部3年)
6、佐藤吉之佑(ミドル、経済学部3年)
7、松島 竣大(ミドル、経営学部3年)
8、木下 雄貴(ライト、法学部3年)
9、佐藤敦舎人(レシーバー、社会情報学部3年)
10、塙 晃一(レシーバー、理工学部3年)
11、萱野 功祐(ミドル、経済学部2年)
12、田島 光也(セッター、経済学部2年)
13、渡邊 周馬(サイド、経済学部1年)
14、薬師寺泰介(サイド、経営学部1年)
15、安田 瑛亮(セッター、経済学部1年)
17、佐々木拓真(サイド、教育学部1年)
マネジャー=山城空見(文学部3年)
(注)数字は背番号。
その他の試合、法政大3-1駒澤大、国際武道大3-1亜細亜大、大東文化大3-0立正大、平成国際大3-2桜美林大、宇都宮大3-1山梨大。
以上