2017年度秋季リーグ戦男子2部閉幕

  • 青山学院大学体育会バレーボール部OB・OG緑楯会青山学院大学体育会バレーボール部OB・OG緑楯会
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2017年度秋季リーグ戦男子2部閉幕

2017.10.16 更新

           28日・駒大玉川Cで1、2部入れ替え戦

2017年度秋季リーグ戦男子2部閉幕

本学男子が1部との入れ替え戦出場を決めました。2017年度関東大学バレーボール秋季リーグ戦男子2部第10日、最終日は14,15の両日、熊谷・立正大スポーツキューブで行われ、前日の国士館大に完敗して初黒星を喫した本学でしたが、最終戦で大東文化大をストレートで下し、通算10勝1敗で2位となり、1,2部入れ替え戦(28日・駒澤大玉川キャンパス体育館)に出場することが決まりました。本学の1、2部入れ替え戦出場は昨秋季リーグ戦(●2-3中央学院大)に次いで2度目。閉会式が行われ、敢闘賞に木下雄貴主将、セッター賞に田島光也③が選ばれました。田島の受賞は昨秋季に次いで2度目。

女子はどうした!4連敗

女子1部第8日は14日、青学大相模原体育館で、第9日の15日は国士館大玉川キャンパス体育館でそれぞれ行われ、本学は嘉悦大に1-3、日本女子体育大に2-3と連敗して、通算4勝5敗となり、2試合を残して6位以下の可能性が出てきました。

 

功を奏した守備固め 第2セット

[男子]▽2部最終日(15日・立正大スポーツキューブ)

本学3(25-19,30-28,25-18)0大東文化大

スタメン=レフト渡辺②-中道①、ミドル松島④-佐藤吉④、ライト薬師寺②、セッター田島③、リベロ金沢④。

見事ストレートで入れ替え戦を勝ち取りました。毎試合のことですが、前日の国士館大戦のこともあって、サーブとサーブカット、さらにブロックの出来不出来が展開を左右すると見ていました。

第1セット、序盤は互角でした。流れを変えたのは相手のサーブミス(大6、青0)。10-10、11-11から連続でフォルトすると連続スパイクミスをして、本学は労せずして11-14。渡辺が強打を決めて15-11となり、本学はリズムに乗りました。薬師寺、渡辺が要所で決めて先制しました。勝負を決めたのは第2セット、それもベンチの采配、選手交代でした。いきなり渡辺のミスで始まり、追う展開。相手ペースを断ち切れないまま14-17から、この試合初めて3連続点を与えたところで、ベンチは守備を固めるため渡辺を安田②に代えます。とかくサーブで狙われる渡辺。そのカットが崩れると本学の生命線、コンビネーションバレーが狂ってきます。が、安田の堅実な守りで本学が息を吹き返しました。松島の速攻、薬師寺のバックアタック、佐藤吉のブロックなどが決まり、17-22から6連続点で逆転。23-24とセットポイントを握られるもののレシーブが安定している分、本学は崩れません。24-25、27-28とあと1点でセット落とすところまでいきますが、負けません。最後は相手ミスを挟んで頼りになる薬師寺が強打2発を見舞って2セット連取しました。

そのまま安田でスタートした第3セット。序盤から中道が奮闘します。心のすきを突かれたようにサーブカットが安定せず、6-3から、7-6から、立て続けに3連続点を与えますが、薬師寺、安田、松島の3連発で10-9。落ち着き取り戻すと15-13から、19-15から、連続3点を奪って勝負あり。薬師寺がマッチポイントを握ると、労することなく相手ミスで約1時間10分の“入れ替え戦を賭けた戦い”は決着しました。(文責・奥本浩平)

(写真は篠原典位女史撮影)

その他の試合、国士館大3-0中央学院大、国際武道大3-2法政大、亜細亜大3-2桜美林大、立正大3-1宇都宮大、産業能率大3-1立教大。

▽最終成績①国士館大11勝②青山学院大10勝1敗③大東文化大9勝2敗④法政大7-4⑤中央学院大 7-4⑥国際武道大7勝4敗⑦亜細亜大5勝6敗⑧立正大4勝7敗⑨産業能率大3勝8敗⑩立教大2勝9敗⑪宇都宮大1勝10敗⑫桜美林大(11敗)。(注)4、5、6位はセット率による。

国士館大に完敗 今リーグ初黒星

▽2部第10日(14日・立正大スポーツキューブ)

本学(9-1)0(19-25、21-25、19-25)3国士館大(10-0)

スタメン=レフト渡辺②-中道①、ミドル松島④-佐藤吉④、ライト薬師寺②、セッター田島③、リベロ金沢④。

この試合を象徴するように、サービスエースを取られて始まりました。相手のサーブによって守り崩されて失点することが多い割に、本学のサーブはほとんどAカットされてしまい、点差を広げられたまま終盤へ。サーブミス、ドリブルなどで自滅する形で第1セットを落としました。

第2セット、4-2とリードしながらも、中道が相手ブロックにマークされ、あっさり逆転を許します。それでも松島が強烈な速攻を決めたり、ラリーを薬師寺の強打でものにするなど好プレーもありました。が、サーブミスやサーブカットのミスなどで16-18から4連続点を許して、セットカウント0-2。

サーブで崩して、ブロックで抑える―そんなシーンを描いても展開は逆です。第3セットは、相手に好きなように攻撃されました。いつもなら一本で決まっているスパイクも拾われ、ラリーになって、こちらの体制が整わないうちに決められることがしばしばみられました。セッター田島を望月に代えてみても、所詮はサーブカットが崩れれば、どうしようもないのです。相手の20点以降の得点は本学のサーブミスやスパイクアウトで、今リーグ戦初の敗北を味わいました。

サーブ力の差、それがレセプション(サーブカット)にも結び付き、ゲームの主導権に直結するということを見せつけられました。(石田美来マネジャーの報告から)

その他の試合、大東文化大(9-1)3-0国際武道大(6-4)、法政大(7-3)3-2中央学院大(7-3)、亜細亜大(4-6)3-0立正大(3-7)、産業能率大(2-8)3-0桜美林大(0-10)、立教大(2-8)3-1宇都宮大(1-9)。(注)校名横カッコ内は通算成績。

 

またいきなり2セット取られ、6敗目

 

[女子]▽1部第9日(15日・国士舘大学多摩川キャンパス体育館)

本学(3-6)2(24-26,24-26、25-20、25-21、12-15)3日本女子体育大(4-5)

スタメン=レフト坪川③-宇治川③、ミドル奥山③-及川真③、ライト宮下 ②、セッター比金主将③、リベロ若松③。

このところ第1、2セットを落とすことが続く本学。この日もサーブミスが多く、流れを掴めませんでした。第1、2セットとも互角の展開ながらも、宮下や宇治川が奮戦してセットポイントを先に握りますが、攻めきれず逆にセットを取られてしまいました。

第3セット、やっと青学らしくなります。坪川のブロックアウトを狙ったスパイクや宮下の強打などで14-9とリード。15-12と詰められましたが、及川真の速攻などで19-13とリードを広げ、そのままセットをものにしました。

宮下が踏ん張り、及川真が頑張って第4セットも本学のリズムです。20-15で及川真のブロックで更に勢いづくと最後は宮下がきっちり決めてセットオール、フルセットへ持ち込みました。

ところが第5セットの本学は、序盤で躓き、3-7とリードを許します。宮下のスパイク、及川真の移動攻撃などで7-9と迫りますが、相手のライトからの攻撃に対応できず、5連敗、通算6敗目を喫しました。(高木晴香主務の報告から)

その他の試合、東海大(9-0)3-0宇都宮大(1-8)、嘉悦大(8-1)3-0松蔭大(3-6)、筑波大(7-2)3-1日本体育大(5-4)、順天堂大(5-4)3-1国士館大(5-4)、東京女子体育大(4-5)3-0早稲田大(0-9)。(注)校名横カッコ内は通算成績。

中盤まで競るも、終盤突き放される

▽1部第8日(14日・青山学院大相模原体育館)

本学(3-5)1(22-25、20-25、25-22、21-25)3嘉悦大(7-1)

スタメン=レフト坪川③-宇治川③、ミドル奥山③-及川真③、ライト宮下②、セッター比金主将③、リベロ若松③。

第1、2セットとも中盤まで競りながら、終盤差を広げられました。第1セットは18-21から相手のミスにも助けられて22-23まで追いつきましたが、「逆転ならず」でした。第2セットは若松の好レシーブから攻め返して17-17、互角の戦い。が、相手の攻撃に対応できず、このセットも落としました。

第3セット、坪川、及川真の強打などで15-12、この試合初めてリードします。3点差はすぐに追いつかれますが、宮下、坪川が意地を見せて21-19。苦しい終盤でしたが、及川真がスパイク、奥山がブロックを決め、フィニッシュは宮下が強打を見舞って、セットを取りました。

第4セット、4-7の劣勢を跳ね返そうとブロック、レシーブで粘りますが、決めきれず6-12と差を広げられます。流れを変えようと山野辺③を投入すると宇治川の強打、相手水などで11-13。14-16で山野辺、宇治川がレシーブで粘り、長いラリーを宮下が「決着をつけた」と思いましたが、ライン際のスパイクはアウトの判定で3点差。この差を締めることが出来ず、黒星を重ねる結果となりました。(高木晴香主務の報告から)

その他の試合、東海大(8-0)3-0早稲田大(0-8)、筑波大(6-2)3-2日本女子体育大(3-5)、松蔭大(3-5)3-2日本体育大(5-3)、順天堂大(4-4)3-1東京女子体育大(3-5)、国士館大(5-3)3-1宇都宮大(1-7)。(注)校名横カッコ内は通算成績。

以上

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