2018年度関東大学春季リーグ第3週

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2018年度関東大学春季リーグ第3週

2018.04.22 更新

                          本学男子5連勝、女子はやっと白星先行

2018年度関東大学春季リーグ第3週

本学男子、初失セット-。2018年度関東大学バレーボール春季リーグ戦第3週第4、5日は21、22の両日、男子2部は亜細亜大学体育館で、女子1部は青山学院大学相模原キャンパス体育館でそれぞれ行われ、本学は男女とも連勝しました。男子は立正大を3-0で下しましたが、亜細亜大に今リーグ初めて1セット落としました。女子は日本大学、早稲田大学ともにストレートで破って、通算3勝2敗と白星が先行しました。

2セット目以降セッター田島でまとまる

[男子]▽2部第5日(22日・亜細亜大体育館)

本学(5-0)3(21-25、25-13、25-19、25-16)1亜細亜大(2-3)

スタメン=レフト中道②-安田③、ミドル萱野主将④-渡辺③、ライト薬師寺③、セッター望月②、リベロ長田①。

今季初の失セット、それもいきなり。ミスが相手2に対して9では勝てません。昨日の立正大戦も第1セット、サーブミスを始め凡ミスが目につきました。

実はこの2連戦、小早川監督も早川コーチも所用で不在。ベンチは日替わりでOBが代理で座っていました。きのうは山脇昌さん(S61年度卒)、今日は岩橋史明さん(H27年度卒)。これと言った采配はせず、選手の自主性に委ねてゲームは展開されました。そんなこともあってスタートで集中力を欠いたのかもしれません。とは言え、専修大、法政大との一戦を考えると不安になりますが、第2セット以降の戦いぶりは、しかし心強さを感じました。セッターを望月から田島④に代えてのスタート。2016年、17年の秋季リーグ戦のセッター賞は伊達じゃないよ、とばかりに速攻、時間差を駆使して亜細亜大を圧倒して逆転したのです。田島の3年間の苦労は、生きていました。スタンドから見ても、2年目の望月とは当然違ったチームの纏まりを感じました。

1部昇格が現実になりそうだった、この2年間。今リーグもチャンスは十分あると思います。もちろん油断は禁物、ブロックの甘さ、安易なサーブミスなど課題はまだありますが、専修、法政と戦力を比べても負けてはいません。3度目のチャレンジ(1、2部入れ替え戦)を手にする可能性は十分ありです。そのカギを握るのはセッターとみました。

<石田美来主務の報告>「第1セット=ジャッジミス、レシーブミス、反則、ブロックミス、反則とあっという間に5点連続で与えて流れは完全に亜細亜大に。普段なら決まるスパイクも拾われ、なかなかリードすることができなかったが、12-15から渡辺の3連続得点でやっと追いつく。しかし、レシーブが上がらず思ったように攻撃できないうえ、21-21から安田のスパイクアウトなどで崩れて21-25。今季初めてセットを落としました。第2セット=セッターを4年田島に代えた。田島のトスで皆、良いスパイクを打てていたし、田島自身もツーアタックを2本決め、チームを立て直すという4年生の頼もしさを感じた。1セット目では相手にスパイクが拾われ、サーブも二本ともアウトで不調だった薬師寺の調子が戻り、チームの勢いも戻り25-13と圧倒できた。第3セット=(前略)ブロックの位置が合わず、レシーブが上がらなかったり、サーブミスが多かったりと上位との戦いに不安の残る内容だった。第4セット=(前略)19-15で萱野に代わってピンチサーバーに1年生の青山。相手を崩し、23-15ではサービスエースをとり、チーム5連続得点に貢献した」(要旨)

28、29日のあと2週空いて、大東文化(5月12日)、国際武道(13日)、法政(19日)、専修(20日)と戦います。法政戦がヤマです。(文責・奥本浩平)

その他の試合、専修大(5-0)3-1立正大(1-4)、法政大(5-0)3-0宇都宮大(0-5)、大東文化大(4-1)3-0桜美林大(1-4)、立教大(2-3)3-2中央学院大(3-2)、国際武道大(2-3)3-1産業能率大(0-5)。(注)校名横カッコ内は通算成績。

1年生リベロ長田のセットアップ光る

▽2部第4日(21日・亜細亜大体育学体育館)

本学(4-0)3(28-26、25-13、25-17)0立正大(1-3)

スタメン=レフト中道②-安田③、ミドル萱野主将④-渡辺③、ライト薬師寺③、セッター望月②、リベロ長田①。

本学の力はまだよくわかりません。しかし、第1セットで見せた踏ん張りは、評価して良いと思いました。相手の力を見くびってかどうか分かりませんが、サーブミスを含め凡ミスが気になります。これも意識しているのかどうか、センターからの速攻、コンビネーションが少なく、青学の持ち味、多彩な攻めが影を潜めているのが寂しいです。

第1セットはミスが多く、リズムに乗れません。終始追う展開で、22-23から望月のミスでセットポイントを握られます。タイムを取って一息入れると相手のサーブミスで1点差、安田が決めてジュースに。24-25とピンチを迎えますが、薬師寺が決め、相手ミスもあって逆王手をかけます。26-26と粘られるも、チーム力から本学に焦りは皆無。相手のサーブミスで二度目のセットポイントを手にすると薬師寺がドライブサーブを決めて、逆転でセットをものにしました。

2セット目以降は力の差がはっきり出て、ここまで失セット0を守りました。

<石田美来主務の報告では、(第2セット)18-10でコートに入った1年小田島はラスト3点をしっかり決め、1年リベロ長田のディグもよく、新入生のたくましい姿を見ることもできたセットだった。(第3セット)春リーグ始まって以来一番ねばり強さが見えたセットだったと思う。ラリーが続いても相手のミスで得点するのではなく、しっかりこちらが打って決めることができていたし、レシーブもつないでいて今季のチームのモットーである「拾って拾って拾い勝つ」を実現することができていた>

1年生リベロ長田は、積極的なセットアップが目立ち、楽しみです。この日のセッター望月は、サイドへのトスに正確さを欠いていたのが気になりました。(文責・奥本浩平)

その他の試合、専修大(4-0)3-0産業能率大(0-4)、法政大(4-0)3-0桜美林大(1-3)、中央学院大(3-1)宇都宮大(0-4)、亜細亜大(2-2)3-2大東文化大(3-1)、立教大(1-3)3-0国際武道大(1-3)。(注)校名横カッコ内は通算成績。

 

スパイクにサーブに2年生目黒が大活躍

[女子]▽1部第5日(21日・青山学院大相模原キャンパス体育館)

本学(3-2)3(25-19、25-16、25-13)0早稲田大(0-5)

スタメン=レフト宇治川主将④-目黒②、ミドル及川真④-野嶋③、ライト宮下③、セッター花澤①、リベロ根岸④。

昨日同様負けられない試合を勝ちきることができましたが、相手の得点よりも自分たちの失点が多かったことが課題として残りました。

第1セット、9-6とリードするものの、サーブミスやドリブルで失点を重ねたうえ、相手センターの攻撃に対応できず16-15まで詰め寄られました。しかしそこから、目黒のサーブで相手を崩し、6連続得点をすると、最後は及川が決めてセットを取りました。

第2セットはレシーブで粘り、宇治川と宮下のスパイクなどで12-5と圧倒。15-9で花澤→市川 ③、宮下→佐藤①の二枚替え、さらに16-10で宇治川を立石 ③に代えて守りを固めるとも、もう盤石。詰めはまた目黒のサーブが走って、セットを取りました。

第3セットも一方的な展開になりました。及川と野嶋の両センターの速攻で得点を重ねると、再び目黒のサーブで揺さぶり16-7。その後相手ライトの攻撃で得点を許すも、第2セット同様二枚替えで入った市川に加え、目黒の強打が光り、マッチポイントは野嶋が相手エースをブロックして、勝ち星が一つ先行しました。

今週2連勝したことは、来週に向けて良い流れを作れたと思います。ただ、まだまだミスが多く、力が均衡する相手に対して、いかにミスを出さずに勝負できるかが課題となってくると思います。より集中力を高め、プレーの精度を高められるように来週の2戦(27日・松蔭大戦、28日・筑波大戦)に向けて取り組みます。(古谷瞳子主務の報告から)

その他の試合、東海大(5-0)3-1日本体育大(4-1)、東京女子体育大(4-1)3-0松蔭大(1-4)、順天堂大(3-2)3-2日本女子体育大(3-2)、国士館大(2-3)3-2嘉悦大(2-3)、

筑波大(3-2)3-0日本大(0-5)。(注)校名横カッコ内は通算成績。

本学の身上“守りからの攻撃”で2勝目

▽1部第4日(21日・青山学院大相模原キャンパス体育館で)

本学(2-2)3(25-13、25-13、25-21)0日本大(0-4)

スタメン=レフト宇治川主将④-目黒②、ミドル野嶋③-及川真④、ライト宮下③、セッター花澤①、リベロ根岸④。

ここまでの順位7位という苦しい状況の中で、絶対に負けられない試合でした。序盤からサーブで相手を崩し、粘りのレシーブからの攻撃で自分たちのペースを掴み、ストレート勝ちを収めることが出来ました。

第1セット、序盤からサーブで崩すと、宮下と目黒のスパイクで12-7と本学優位の流れで進みます。相手レフトエースの高い打点からの強打に対しても、ブロックとレシーブの連携で対応し、宇治川の緩急をつけた巧打で17-10までリードを広げると、野嶋のサーブで崩し、セットを取りました。

第2セットは、相手ミスで10-6までリードを広げる展開となりました。宮下の強打と、目黒のブロックを利用した巧みな攻撃で17-8と圧倒。19-11で宇治川を立石③の代えて守りを固め、目黒のスパイクが冴えてセットを取りました。

0-3の展開で始まった第3セット。しかし、及川の中央から幅を生かしたスパイクが冴え7-6と逆転しました。その後、相手のリズムを変えた速い攻撃と、本学の緩急をつけた攻撃で互角の展開。16-13で花澤→市川③、宮下→佐藤①の二枚替えでリズムを変えると、市川の力強いスパイクなどで22-18リードを広げると、最後は及川と花澤の息のあったコンビで2勝目をあげました。(古谷瞳子主務の報告から)

その他の試合、東海大(4-0)3-0順天堂大(2-2)、日本体育大(4-0)3-2嘉悦大(2-2)、東京女子体育大(3-1)3-1早稲田大(0-4)、筑波大(2-2)3-0国士館大(1-3)松蔭大(1-3)3-2日本女子体育大(3-1)。(注)校名横カッコ内は通算成績。

以上

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