2019年度秋季リーグ戦1部第2週

  • 青山学院大学体育会バレーボール部OB・OG緑楯会青山学院大学体育会バレーボール部OB・OG緑楯会
  • 青山学院大学体育会バレーボール部OB・OG緑楯会青山学院大学体育会バレーボール部OB・OG緑楯会
  • 青山学院大学体育会バレーボール部OB・OG緑楯会青山学院大学体育会バレーボール部OB・OG緑楯会

2019年度秋季リーグ戦1部第2週

2019.06.14 更新

   本学男子1部初勝利 筑波大を3-2
   女子は4連勝も市川主将左ひざ負傷

       2019年度秋季リーグ戦1部第2週

本学男子、待望の1部初勝利―。関東大学バレーボール2019年度秋季1部リーグ戦第2週は9月14、15の両日、男子は千葉・流山のキッコーマンアリーナで、女子は青山学院大記念館で、それぞれ第4、第5日を行いました。第4日の本学男子は東日本インカレ決勝戦で敗れた筑波大をフルセットで下して歴史的な1部初白星を挙げ、翌日の中央大戦にも期待が広がりましたが、1-3で敗れ、通算1勝3敗。久々の優勝を目指す女子は日本大を3-1、筑波大を3-2で連破して、開幕4連勝をマークしました。

     激戦の中央大戦も、2勝目には届かず

[男子]▽1部第4日(15日・キッコーマンアリーナ)
本学(1-3)1(16-25、25-23、28-30、26-28)3中央大(2-2)
筑波大に続いて中央大も-の思いは叶いませんでしたが、本学は随所にらしさを見せて戦いました。2時間に及ぶ激戦はほぼ互角。山田、小田島、中西、薬師寺らの奮戦で長いラリーもものにするなど東日本インカレでの勝利も頷ける本学の戦いぶりです。1-1からの第3、4セットは白熱。いずれも本学のミスで落としますが、ツキ次第と言いたいほど悔しい敗戦でした。ただ一点、サーブとサブレシーブを今一度考えて練習に取り組んでほしいと思いました。絶対的な決定力を持っていないだけにサーブで崩す、サーブレシーブの正確度を高めてセッターが自在なトスを上げられるように、頑張ろう!。
<第1セット 16-25
スタメン=OH:小田島③-山田①、MB:中西③-渡辺主将④、OP:薬師寺④、S:望月③、L:長田➁。(注)OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ。
11-16で山田→中道③、14-21で中道→山田。
序盤競ります。10-12で山田がブロックにつかまり、更にドライブサーブで崩されて4連続点を許すと流れは相手に。最高到達点354cm、身長194cmの3年生エースに欲しいままに打たれて先制されました。
<第2セット 25-23
スタメン=OH:小田島③-山田①、MB:中西③-渡辺主将④、OP:薬師寺④、S:望月③、L:長田➁。
16-13で山田→青山➁、16-14で青山→山田。
シーソーゲームを断ち切ったのは本学。10-11から薬師寺がバックから強打を決めるとリベロ長田の好守、渡辺の一人時間差もあって15-11とします。流れは本学に来て、お互いに点を取りながら中西の巧打でセットポイント。相手ミスでセットオールです。
<第3セット 28-30
スタメン=OH:小田島③-山田①、MB:中西③-渡辺主将④、OP:薬師寺④、S:望月③、L:長田➁。
14-11で山田→中道、15-13で渡辺→小森山➁、17-19で中道→山田、18-19で小森山→渡辺。
渡辺が1枚で相手エースを止め5-4。山田、小田島に中西も絡んで16-13とします。が、またドライブサーブで崩され16-18と逆転され、流れは中央へ。21-23で小田島のタッチネットでセットポイントを与えますが、薬師寺、小田島が強打を見舞うと望月のサーブポイントでジュースに持ち込みます。山田が決めて26-25、薬師寺が踏ん張って27-26、28-27と「あと1点!」も、薬師寺がサーブミス、ストレート狙ったバックからのスパイクが外れて28-29。山田がブロックされて30分の長い戦いを奪われました。
<第4セット 26-28
スタメン=OH:小田島③-山田①、MB:中西③-渡辺主将④、OP:薬師寺④、S:望月③、L:長田➁。
14-16で山田→中道、16-17で渡辺→青山、21-22で中道→渡辺、22-22で青山→渡辺。
薬師寺のサーブで6-3も、相手のドライブサーブで7-8。中盤もそのドライブで13-16とリードを許します。本学も渡辺、小田島が決めると中西が相手の絶対エースを止めて18-17と逆転。さらに小田島が奮闘して20-18としますが、相手エースの強打などで3連続点を与えて20-21と目まぐるしい展開です。1点を取り合って23-24とセットポイントを奪われますが、相手サーブミスで、2セット連続でジュース。追う展開の本学は26-26から強打でマッチポイントを与えると薬師寺のネットタッチで惜しい、悔しい試合となりました。審判のジャッジミスの多い、ツキのなさを嘆きました。(文責・奥本浩平)
その他の試合、早稲田大(4-0)3-0順天堂大(1-3)、明治大(3-1)3-1日本体育大(3-1)、東海大(3-1)3-1駒沢大(0-4)、日本大(3-1)3-1専修大(1-3)、筑波大(2-2)3-0東京学芸大(1-3)。(注)校名横カッコ内は通算成績。

     1部初白星、この勢いで中央大も

▽1部第3日(14日・キッコーマンアリーナ)
本学(1-2)3(27-25、24-26、22-25、27-25、15-12)2筑波大(1-2)
開幕戦の悔しさをバネにこの一週間練習してきて今日、1部昇格初の勝利を収めることが出来ました。また、東日本インカレの決勝で敗れた筑波大にリベンジを果たすことができ、大変嬉しく思います。明日もこの勢いのまま、中央大に勝ちたいと思います。
<第1セット 27-25
スタメン=OH:小田島③-山田①、MB:中西③-渡辺主将④、OP:薬師寺④、S:望月③、L:長田➁。(注)OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ。
17-18で渡辺→青山➁
ラリーからしっかり繋ぎ、2点目は山田のブロックポイントと幸先の良いスタートを切ったように思えたが、相手の強烈なジャンプサーブに崩され序盤から5連続失点、一気に離されてしまった。しかし、終盤相手のミスが増えて追い上げると、とにかく繋いで崩れても打ち込み、逆転に成功、27-25で1セット目を奪取。
<第2セット 24-26
スタメン=OH:小田島③-山田①、MB:中西③-渡辺主将④、OP:薬師寺④、S:望月③、L:長田➁。
緩急つけたスパイクで相手についていき、終盤までシーソーゲームが続いたこのセットだが、20点以降山田の大活躍により22-20とリードすることができた。しかし、先にセットポイントを取り、気が緩んだのか、最後の1点が取れず24-22からの5連続失点で逆転されてセットを落とした。
<第3セット 22-25
スタメン=OH:小田島③-山田①、MB:中西③-渡辺主将④、OP:薬師寺④、S:望月③、L:長田➁。
10-8で渡辺→小森山➁、14-14で小田島→中道③
中盤に相手に4連続サービスエースを取られると、序盤のリードを失い10-13と相手を追う形となってしまった。後半も相手の強烈なサーブにより完全に相手のペースになってしまい、セットも落とした。
<第4セット 27-25
スタメン=OH:小田島③-山田①、MB:中西③-渡辺主将④、OP:薬師寺④、S:望月③、L:長田➁。
12-13で山田→中道、24-22で渡辺→小森山
相手のミスが多かったが、こちらも疲れが出たのかボールを繋げない場面が多く、シーソーゲームが終盤まで続いた。しかし途中、レシーブ強化のために変わった中道や、リベロ長田の安定したレシーブにより、スパイカーの調子も上がり、21-20から渡辺、望月が続けざまにブロックを決めるとそのままの勢いでフルセットは持ち込んだ。
<第5セット15-12
スタメン=OH:小田島③-山田①、MB:中西③-渡辺主将④、OP:薬師寺④、S:望月③、L:長田➁。
7-9で小田島→中道
序盤から両者譲らない戦いとなったが、2連続スパイクミスで4-6とリードを許してしまった。しかし、山田、渡辺のブロックで10-11と追い上げると、終盤はキャプテン渡辺の活躍で同点に追きつき、そこからそのまま4連続得点、最後は渡辺のブロックで15-12、一部昇格以来初の勝利を収めた。(石田美来主務の報告から)
その他の試合、早稲田大(3-0)3-1日本大(2-1)、日本体育大(3-0)3-0中央大(1-2)、明治大(2-1)3-0駒沢大(0-3)、東海大(2-1)3-1順天堂大(1-2)、
東京学芸大(1-2)3-2専修大(1-2)。(注)校名横カッコ内は通算成績。

      サーブで崩され、薄氷の4勝目

[女子]▽1部第4日(15日・青山学院大学記念館)
本学(4-0)3(25-23,20-25、25-19、23-25、15-9)2筑波大(2-2)
速いコンビを使わせないようにサーブで攻めて相手を崩すことができました。しかし、逆に相手のサーブで崩されてコンビを組むことができない場面も多くありました。他にも細かいところでの課題があるので、来週に向けて一日一日の練習を大切に全員で課題を詰めていきたいと思います。

<第1セット 25-23
スタメン=OH:目黒③-市川主将④、MB:野嶋④-山中➁、OP:宮下④、S:花澤➁、L:立石④。(注)OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ。
21-21で住田→依田①。
均衡した展開となりましたが、住田のスパイクが光り8-6とリードします。中盤は、相手センターの速攻を食い止めることができず相手に連続得点を与えてしまい17-20と逆転されてしまいます。終盤は目黒のスパイクで21-21と追き、その目黒のスパイクでセットを取りきることができました。
<第2セット 20-25
スタメン=OH:目黒③-市川主将④、MB:野嶋④-山中➁、OP:宮下④、S:花澤➁、L:立石④
16-16で2枚替え花澤→二宮➁、宮下→佐藤➁、16-20で2枚替え戻し。18-22で住田→依田。
出だしから目黒のサーブが走り、5-2とリードします。中盤はサーブで攻められ相手に4連続点を与えてしまいます。その後も相手のサーブで攻められ、なかなか本学のコンビを組み立てることができずにセットを落としてしまいました。
<第3セット 25-19
スタメン=OH:目黒③-市川主将④、MB:野嶋④-山中➁、OP:宮下④、S:花澤➁、L:立石④。
20-16で住田→依田。
なかなか連続得点を取ることが出来ず点差を縮められませんでしたが、中盤で目黒のサーブで崩し、住田のスパイクが炸裂して6点差をつけ、その後もサーブで攻めて本学の持ち味のコンビバレーでセットを取りきることが出来ました。
<第4セット 23-25
スタメン=OH:目黒③-市川主将④、MB:野嶋④-山中➁、OP:宮下④、S:花澤➁、L:立石④。
15-15で住田→依田、19-19で依田→住田、20-21で山中→井上①、23-24で井上→山中。
常に相手を追う展開でしたが、辛抱強く離されることなくついていきました。終盤、自分たちの強みである粘り強いレシーブで相手のミスを誘い、追いつきますが、後一歩及ばずフルセットに持ち込まれました。
<第5セット 15-9
スタメン=OH:目黒③-市川主将④、MB:野嶋④-山中➁、OP:宮下④、S:花澤➁、L:立石④。
9-4で住田→依田、13-9で依田→住田。
出だしからサーブで走ることができ、5連続得点で相手を離すことに成功しました。コートチェンジした後も、気を抜くことなく全員が集中し、最後まで粘り強いプレーをすることが出来、勝ちました。(及川佑加主務の報告から)

その他の試合、日本女子体育大(4-0)3-1東海大(3-1)、日本体育大(3-1)3-0嘉悦大(0-4)、順天堂大(3-1)3-1国士館大(1-3)、日本大(2-2)3-0大東文化大(0-4)、東京女子体育大(2-2)3-2松蔭大(0-4)。(注)校名横カッコ内は通算成績。

      市川主将のケガ乗り越え日大撃破

▽1部第3日(14日・青山学院大記念館)
本学(3-0)3(19-25、25-23、25-19、25-23)1日本大(1-2)
出だしから自分たちのペースで試合を運ぶことができず、相手に攻め込まれて1セット目を落とすことになりました。しかし、市川主将の開始いきなりのアクシデントもあった中で、交代で入った選手の活躍もあり、なんとか立て直して勝ち切ることが出来ました。明日は筑波大と戦い、簡単なミスや1点が命取りになるので、もう一度気を引き締めて、全員がしっかり繋がった状態で戦っていきたいと思います。

<第1セット 19-25
スタメン=OH:目黒③-市川主将④、MB:野嶋④-山中➁、OP:宮下④、S:花澤➁、L:立石④。(注)OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ。
1-8で市川が怪我→住田①、8-14で2枚替え花澤→二宮➁、宮下→佐藤➁、11-16で2枚替え戻し。

試合開始早々、市川主将の負傷退場もあって、コートもベンチも動揺したことは確かです。自分たちから崩れてしまったのもそのためか、1-8と相手にリードされてしまいました。このままセットを落とすまいと山中のサーブから相手を崩し、攻め続け7-8と追い上げましたが、相手の速いテンポの攻撃と高い打点からのスパイクを食い止めることができず先制されました。
<第2セット 25-23
スタメン=OH:目黒③-住田①、MB:野嶋④-山中➁、OP:宮下④、S:花澤➁、L:立石④。
18-12の場面で2枚替えとして二宮が花澤と佐藤が宮下と交替し、21-18の場面で戻りました。また、19-16の場面で依田がレシーバーとして住田と交替し、22-19の場面で戻りました。

目黒や宮下のスパイクが走り、出だしから5連続点を取ることができました。中盤ではシーソーゲームもリードしたまま終盤戦に入りましたが、本学のミスや相手の攻撃に押されて苦しい展開ながらセットを取り切ることができました。
<第3セット 25-19
スタメン=OH:目黒③-住田①、MB:野嶋④-山中➁、OP:宮下④、S:花澤➁、L:立石④。
20-16で住田→依田①、23-18で依田→住田。

宮下の連続スパイクなどで6連続点から始まり、相手にプレッシャーをかけることができました。相手もエースを中心に粘りを見せますが、花澤がトスを散らし、相手に的を絞らせず、セットを取りました。
<第4セット 25-23
スタメン=OH:目黒③-住田①、MB:野嶋④-山中➁、OP:宮下④、S:花澤➁、L:立石④。
17-17で2枚替え花澤→二宮、宮下→佐藤、21-21で住田→依田、24-23で2枚替え戻し。
序盤、相手のサーブで攻められ4点差を追う展開となりました。その後は、一進一退の攻防で点差が縮まりませんでしたが、山中のサーブから粘り強いレシーブとブロックが光り、6連続点を奪って逆転。終盤も攻めのサーブで相手を崩し、本学のリズムで勝つことができました。(及川佑加主務の報告から)

◇市川主将のアクシデント 市川彩主将(総合文化政策学部4年)は9月14日、青山学院大記念館で行われた2019年度秋季リーグ戦第3日の日本大学戦第1セット、1-7でスパイクを打って着コートした際、左足を捻りました。後日診察し、左膝の内側側副靱帯と前十字靭帯の断裂と診断されました。今後、いつ頃からプレーできるようになるかは未定。10月下旬段階では、装具で膝を固定、軽く走るなどしてリハビリ中です。

その他の試合、日本女子体育大(3-0)3-1嘉悦大(0-3)、東海大(3-0)3-0順天堂大(2-1)、日本体育大(2-1)3-0松蔭大(0-3)、筑波大(2-1)3-0国士館大(1-2)、東京女子体育大(1-2)3-0大東文化大(0-3)。(注)校名横カッコ内は通算成績。
以上

コンテンツ

ページトップ