2018年度関東大学秋季リーグ戦

  • 青山学院大学体育会バレーボール部OB・OG緑楯会青山学院大学体育会バレーボール部OB・OG緑楯会
  • 青山学院大学体育会バレーボール部OB・OG緑楯会青山学院大学体育会バレーボール部OB・OG緑楯会
  • 青山学院大学体育会バレーボール部OB・OG緑楯会青山学院大学体育会バレーボール部OB・OG緑楯会

2018年度関東大学秋季リーグ戦

2018.09.30 更新

              本学の男子9連勝、女子は優勝へ望み

                      2018年度関東大学秋季リーグ戦

関東大学バレーボール2018年度秋季リーグ戦は29、30の両日、男子2部は亜細亜大学体育館で、女子1部は青山学院大学記念館でそれぞれ続開。本学の男子は大東文化大、亜細亜大を連破して9勝無敗で専修大と並び、セット率で首位に。女子は筑波大に2-3で敗れて今季初黒星を喫しましたが、東京女子体育大に快勝し、3試合を残して2013年秋以来の優勝に望みをつないでいます。

自らのミスで苦しみ、意地で全勝守る

[男子]▽2部第9日(30日・亜細亜大学体育館)

本学(9-0)3(22-25、30-28、26-24、25-19)1亜細亜大(7-2)

スタメン=サイド中道②-安田③、ミドル中西②-萱野④、オポジット薬師寺③、セッター望月②、リベロ長田①、田中②。

チームの中軸、渡辺周馬③はコートではなくスタンドにいました。左足くるぶしにはテーピング、松葉杖。前日の中央学院大戦でブロックに跳んで降りたとき、負傷したのです。だからと言う訳ではないでしょうが、試合は前日とは打って変わって4セットで約1時間45分。勝ちはしたものの、自分たちでミスを重ねて苦しみました。筆者のメモでは第1セット青8(4)-亜3、第2セット青10(3)-亜5、第3セット青10(7)-亜8、第4セット青11(5)-亜4。これは各セットの両チームのミスの数、カッコ内はサーブミス。

萱野の以外はベストメンバーで、この有様です。よく勝ちました。勝負を分けたのは先行された後の第2セットと見ました。序盤から2点と離れない展開。攻撃のかなめ(渡辺)を1枚欠く本学の頼りは、薬師寺です。第1セットからトスが集中します。22-21から薬師寺が決めて23-21。このまま行け!の気持ちが空回りしてミスも出て3連続点を許してセットポイントを握られます。ここからは意地です。薬師寺が決めてジュース。中道が決めて本学がセットポイント。亜細亜も拾って粘り、連続点で24-26。今度は本学、中道が決め、相手ミスで27-26だ。27-27から薬師寺が決めて28-27。今度こそ、の願いは中道のサーブミスで消え、6度目のジュース。ここでサウスポー中西が中央から決めて29-28。そのサウスポーのサーブポイントで30分を超えるセットを戦い取ってセットオールに持ち込みました。

これまで同様に第3セットも自分たちのミスで苦しい展開になります。終盤まで競り、中道の強打でセットポイントを奪いますが、スパイクを決められジュースに。中道が決めて25-24とリードすると相手のタッチネットで苦労なくセットを取りました。

優位に立った第4セット、中道のサーブで相手を崩して4-1。突っ走れないのが、この日の青学。6-3から3連続ミスです。その後も単発ミスが絶えず16-17。早川コーチもたまらずタイムを取ると薬師寺が決めて同点。望月のサーブで相手を崩すと、あっという間に20-17です。相手ミスもあって24-19とマッチポイントを掴むと薬師寺だ。ライトから相手ブロックを打ち破りました。

応援席の渡辺に笑いが出て、周囲も安堵の一息でした。この後2週開きます。渡辺にもチームにもありがたい休養です。しかし、です。目指すのは1部昇格です。これに渡辺が入るとして、この日のスタメンがベストメンバーですか。入れ替え戦を含め残り3試合、心して戦ってほしいものです。(文責・奥本浩平)

その他の試合、専修大(9-0)3-0中央学院大(5-4)、法政大(8-1)3-1大東文化大(6-3)、国際武道大(3-6)3-1産業能率大(0-9)、立教大(3-6)3-1神奈川工科大(1-8)、立正大(2-7)3-2平成国際大(1-8)㊟校名横カッコ内は通算成績。

渡辺の負傷退場何の、ストレート勝ち

▽第8日(29日・亜細亜大学体育館)

本学(8-0)3(25-16、25-22、25-22)0中央学院大(5-3)

スタメン=サイド小田島①-青山①、でミドル中西②-渡辺③、オポジット薬師寺③、セッター望月②、リベロ長田①、田中②。

約50分強で8勝目を挙げ、この時点でセット率で単独1位に躍り出ました。アクシデントはいきなり起きました。第1セット、4-2で相手のライト攻撃を青山、渡辺がブロックに跳び、見事シャットアウトしましたが、渡辺の左足をねんざ。コートに着く際、青山の右足に乗ってしまったのです。試合開始から5分も経過していません。しかし、チームは動揺することなく、急遽の萱野?も落ち着いたプレーを見せて、このセットをものにしました。

第2セット、薬師寺のサーブから萱野のブロック、相手のミスなどで連続6点を奪って9-4と主導権を握ります。本学のペースで21-16から4連続点を与えて1点差とされますが、頼りになるのは薬師寺。22、23、セットポイントを立て続けに決めました。

2セット目途中から青山に代わって入った中道②が第3セットはスタートから。本学の流れで進み、12-10から望月→原口②、薬師寺→田島④の2枚替え。17-14で2枚替えを戻し、一気に行くかに見えましたが、22-18からサーブミスが絡んで2点差となります。ここで監督代行の早川コーチが一息入れると相手のサーブミス、小田島が決め、マッチポイントはサウスポーの中西があっさり決めました。

本学の特徴は幅広い攻撃パターンを持っていること。そんな中でも軸は薬師寺と渡辺の3年生コンビ。一角、渡辺をいきなり欠きながらも、1年生の小田島、中西、萱野らが穴を埋め、危なげなく白星を重ねました。(文責・奥本浩平)

その他の試合、専修大(8-0)3-2法政大(7-1)、亜細亜大(7-1)3-2大東文化大(6-2)、国際武道大(2-6)3-2神奈川工科大(1-7)、立教大(2-7)3-1立正大(1-7)、平成国際大(1-7)3-2産業能率大(0-8)(注)校名横カッコ内は通算成績。

 

2015年秋以来のVへ望み残す

[女子]▽1部第8日(30日・青山学院大学記念館)

本学(7-1)3(25-16,26-24、25-22)0東京女子体育大(2-6)

スタメン=サイド宇治川主将④-目黒②、ミドル及川真④-野嶋③、オポジット宮下③、セッター佐藤①、リベロ根岸④。

前日の悔しい1敗を引きずらず、ストレートで1敗を守りました。

第1セット、及川のサーブから目黒、野嶋が強打を決めて9-5とリード。その後もセッター佐藤が、野嶋の速攻を中心にサイドをうまく使ってセットを取りました。

中盤まで競り合った第2セット。一時は16-18とリードを許しますが、佐藤のサーブで相手を崩し、野嶋、宮下が奮起して22-18と逆に差を広げます。23-21から一気に行きたいところでしたが、相手も粘ります。ジュースに持ち込まれましたが、最後は及川のスパイクでセットを連取しました。

第3セットは互いに踏ん張り17-17と互角の展開です。ここで宮下→花澤①、佐藤→市川③の2枚替え。入れ替わった花澤の好レシーブと市川のスパイクで20-17とリードを広げますが、相手のセンター攻撃に苦しみ21-21とされます。が、自力で上回る本学は目黒、宮下がきっちり決めると佐藤のサービスエースでマッチポイントを握ると、相手のサーブミスで労せずして勝ちました。(古谷瞳子主務の報告から)

その他の試合、日本体育大(8-0)3-1筑波大(4-4)、東海大(7-1)3-1順天堂大(3-5)、国士館大(5-3)3-0桜美林大(0-8)、日本女子体育大(5-3)3-1松蔭大(4-4)、日本大(3-5)3-2嘉悦大(0-8)。(注)校名横カッコ内は通算成績。

因縁の筑波大にフルセットも及ばず

▽第7日(29日。青山学院大記念館)

本学(6-1)2(22-25、25-14、23-25、25-21、12-15)3筑波大(4-3)

スタメン=サイド宇治川主将④-目黒②、ミドル及川真④-野嶋③、オポジット宮下③、セッター佐藤①、リベロ根岸④。

東日本インカレ決勝戦(6月24日・墨田区総合体育館、1-3)の雪辱をかけて戦いましたが、悔しい初黒星を喫しました。

第1セット、中盤まで一進一退で17-17。その後、相手のライトからの攻撃で3連続点を許し17-20と苦しい展開となりますが、及川、宇治川の4年生が踏ん張って22-23と詰め寄りました。が、ここで本学にミスが出て押し切られました。

序盤こそ競り合った第2セット。7-7から目黒、宮下の攻撃で得点を重ね、佐藤のサーブで崩し6連続得点すると本学のペースです。20-13からの宇治川のサーブが走って、セットポイントを掴むと目黒が決めて、セットオールとしました。

中盤、追う展開の第3セット。13-17の劣勢で野嶋が踏ん張って流れを引き寄せると宮下、目黒が奮起して18-17とひっくり返します。21-20とリードを保ちますが、本学のミスで逆転を許すと、そのままセットを落としました。

後のない第4セット。10-10から宮下のサーブで揺さぶり、宇治川のスパイクなどで14-10とリードします。14-11で宮下→花澤①、佐藤→市川③の2枚替え、さらに15-13で宇治川を立石?に代えて守備固め、リードしたまま目黒の強打でフルセットに持ち込みました。

ファイナルセット、野嶋の速攻、宮下の強打で好スタート切ります。しかし本学のサーブが緩くなって相手の速い攻撃を許す結果になりました。本学も目黒、宮下も気迫いっぱいに立ち向かいますが、相手の高いブロックに阻まれ、今リーグ初めてゲームを落としました。(古谷瞳子主務の報告から)

その他の試合、日本体育大(7-0)3-2順天堂大(3-4)、東海大(6-1)3-0東京女子体育大(2-5)、日本女子体育大(4-3)3-2桜美林大(0-7)、国士館大(4-3)3-0日本大(2-5)、松蔭大(4-3)3-1嘉悦大(0-7)。(注)校名横カッコ内は通算成績。

以上

コンテンツ

ページトップ