男子は5連勝、女子は4連勝の本学

  • 青山学院大学体育会バレーボール部OB・OG緑楯会青山学院大学体育会バレーボール部OB・OG緑楯会
  • 青山学院大学体育会バレーボール部OB・OG緑楯会青山学院大学体育会バレーボール部OB・OG緑楯会
  • 青山学院大学体育会バレーボール部OB・OG緑楯会青山学院大学体育会バレーボール部OB・OG緑楯会

男子は5連勝、女子は4連勝の本学

2018.09.20 更新

              男子は1部へ、女子はVへ快進撃の本学

2018年度関東大学秋季リーグ戦

関東大学バレーボール2018年度秋季リーグ戦の男子2部は熊谷の立正大熊谷キャンパスで15日から17日まで3連戦を行い、本学は産業能率大、立教大、国際武道大をいずれも3-0で破り、開幕5連勝をマークしました。女子1部は15、16の両日、青山学院大記念館で続開、本学は日本女子体育大、桜美林大をともに3-1で下し、4戦全勝としました。

ほぼベスト布陣で国際武道大を一蹴

[男子]▽2部第5日(17日・立正大熊谷キャンパス・スポーツキューブ)

本学(5-0)3(25-10,25-13、25-19)0国際武道大(0-5)

スタメン=サイド小田島①-安田③、ミドル中西②-渡辺③、オポジット薬師寺③、セッター田島④、リベロ長田①、山口②。

ここまででは要注意の国際武道大。前日、法政とフルセットを戦い敗れたものの、その勢いで来られると苦しむことも予想されました。そんなことも頭にスタメンは現時点でベストに近いメンバーで臨みました。この3連戦、ベンチでは早川コーチが監督に代わって戦況をチェックしました。

ゲームはことのほか、あっさりしたものでした。国際武道は、連戦の疲れなのか、立ち上がりから元気がありません。レセプション(サーブレシーブ)の乱れが目立ちます。その拠をついて、安田のフェイントは決定率100%。勢いそのままに小田島のスパイクも楽々決まって7-4から連続得7得点をマークして、わずか15分で先制しました。

第2セットも本学の圧倒的な流れは変わりません。相手はミスも多く、6連続得点を2度マークして18-9。何をやっても上手くいき、試合開始34分で2セットが終わりました。

第3セットでは18-11から2枚替え、田島→原口②、薬師寺→望月②のほか渡辺→佐々木主将③のメンバーチェンジをするなど、これからの戦いに備えました。

ここまで学生たちの考えを全面に出して戦い、5戦全勝、失セット0。後半6試合の戦いが楽しみになってきました。(文責・奥本浩平)

その他の試合、法政大(5-0)3-1立正大(1-4)、専修大(5-0)3-0神奈川工科大(0-5)、大東文化大(5-0)3-0立教大(0-5)、亜細亜大(5-0)3-0平成国際大(0-5)、中央学院大(4-1)3-2産業能率大(0-5)。(注)校名横のカッコ内は通算勝敗。

狙いは守備力アップか、中道のリベロ?

▽2部第4日(16日・立正大熊谷キャンパス・スポーツキューブ)

本学(4-0)3(25-19、25-19、25-18)0立教大(0-4)

スタメン=サイド小田島①-青山①、ミドル中西②-渡辺③、オポジット薬師寺③、セッター望月②、リベロ長田①、中道②。

翌日の国際武道大戦に集中できるよう、主力を温存するよう戦ったそうですが、下位との戦いは戦力に幅と厚みをつける狙いに変わりはありません。

第2セットでは2枚替え、望月→田島④、薬師寺→宮崎①のほか、中西→原口②のミドルの交代。第3セットに入るとサイド青山-佐々木主将③、ミドル原口②-萱野④、オポジット小田島、セッター宮崎でスタートする余裕です。相手の戦力をチェックしながら自らの戦力強化を図るために各セットの布陣を考えているとのこと。サイドで実績のある中道のリベロ起用は、彼の守備力アップを狙った奇策なのかも。(文責・奥本浩平)

その他の試合、法政大(4-0)3-2国際武道大(0-4)、専修大(4-0)3-0立正大(1-3)、大東文化大(4-0)3-0産業能率大(0-4)、亜細亜大(4-0)3-0神奈川工科大(0-4)、中央学院大(3-1)3-1平成国際大(0-4)。(注)校名横カッコ内は通算成績。

セッター4人の争いは1部昇格の一里塚

▽2部第3日(15日・立正大熊谷キャンパス・スポーツキューブ)

本学(3-0)3(25-14、25-16、25-13)0産業能率大(0-3)

スタメン=サイド佐々木主将③-青山①、ミドル中西②-萱野④、オポジット渡辺③、セッター田島④、リベロ山口②、長田①。

主として1年生セッターに焦点を絞ったゲームです。本学はセッター4人。そのうち田島のほか1年生の小森山と宮崎の3人がベンチに入り、望月?は外でした。

この日までの4日間はセッターのトス練習に時間を割き、その成果をチェックする試みでもありました。公式戦のベンチは基本、セッターは2人。敢えて3人は競争を激化させることで練習にも身が入り、成長することを狙っているのです。

スタートこそ、安全を期して田島で行きましたが、第2セットは小森山、第3セットは宮崎で戦いました。下位チーム相手とはいえ、1年生セッターでの試合は得てして崩れやすいものです。そこを考え人望のある新キャプテン佐々木をサイドで先発させたことで、ゲームを終始支配することができたのです。この他、守備要員の横田③にもチャンスを与えるなど、全部員の力量をチェック。ベンチ入り14名をめぐる争いが、1部昇格のパワーになることを期待しています。(文責・奥本浩平)

その他の試合、法政大(3-0)3-0立教大(0-3)、専修大(3-0)3-0国際武道大(0-3)、大東文化大(3-0)3-1平成国際大(0-3)、亜細亜大(3-0)3-1立正大(1-2)、中央学院大(2-1)3-1神奈川工科大(0-3)。(注)校名横のカッコ内は通算勝敗。

桜美林の粘りに苦戦、1セット落とす

[女子]▽1部第4日(16日・青山学院大記念館)

本学(4-0)3(25-18,21-25、25-12、25-21)桜美林大(0-4)

スタメン=サイド宇治川主将④-目黒②、ミドル及川真④-野嶋③、オポジット宮下③、セッター佐藤①、リベロ根岸④。

初めて対戦する桜美林。ストレート勝ちが目標でしたが、自らのミスで崩れ、セットを落としました。

第1セット、相手の粘り強い守りと緩急をつけたレフトサイドの攻撃に乱され、突き放せないまま中盤へ。14-10で宮下→花澤①、佐藤→市川に2枚替えで20-14とリードを広げましたが、執拗な粘りにあい、3点差にまで詰め寄られました。この危機を救ったのはベンチ。タイムを取って一呼吸入れると、相手ミスに乗じて先制しました。

こちらがほっとしたのか、相手が手応えを感じたのか。第2セット、レセプション(サーブレシーブ)のちょっとした乱れから4連続点を2度も与え6-12。ここから本学は2枚替えなどして15-17と踏ん張りますが、タッチネットなどの凡ミスで逆転の目を自らつぶしました。

第3セットは、相手のスキを突き終始リードする展開。勢いに乗った本学はダブルスコアでセットを奪いました。

セッターを花澤①でスタートしたからではないでしょうが、5-9と追う流れの第4セット。及川の速攻、長いラリーを目黒でものにし、宮下のスパイクなどで11-13と2点差まで漕ぎつけました。が、桜美林の粘り強いプレーに苦しみ、逆転できず17-19。ここで野嶋のサーブで相手のリズムを壊します。このチャンスを宮下、及川がきっちりものにして21-19とすると、マッチポイントは及川が決めて、食い下がる桜美林を振り切りました。

「どんな場面でも自分たちの力を出し切る」、第2、4セットの戦いから課題が残りました。(古谷瞳子主務の報告から)

その他の試合、東海大(4-0)3-0松蔭大(1-3)、日本体育大(4-0)3-1国士館大(2-2)、筑波大(2-2)3-1日本女子体育大(2-2)、順天堂大(2-2)3-0日本大(1-3)、東京女子体育大(2-2)3-0嘉悦大(0-4)。(注)校名横のカッコ内は通算勝敗。

持ち味、繋ぎのバレーで日女体に勝つ

▽1部第3日(15日・青山学院大記念館)

本学(3-0)3(17-25,25-20、26-24、25-19)1日本女子体育大

スタメン=サイド宇治川主将④-目黒②、ミドル及川真④-野嶋③、オポジット宮下③、セッター佐藤①、リベロ根岸④。

東日本インカレ準決勝戦フルセットの末に勝った日女体大に、第1セットを簡単に取られる苦しいスタート。しかし、本学の持ち味、繋ぎのバレーボールでチーム一丸、逆転勝ちすることができました。

第1セット、10-7とリードしますが、相手のレフトサイドからのスパイクで4連続点を

許して逆転されます。その後、本学も粘りますが、15-17から再度、レフトサイドから攻められて15-23。宇治川が意地を見せますが、勢いを止めることはできませんでした。

シーソーゲームの第2セット。16-14で宮下→比金①、佐藤→市川③の2枚替え出流れを変えます。市川がブロックを利用した華麗なスパイクで得点すると、目黒、野嶋らが得点を重ねてセットオールとしました。

追う展開の第3セット。宇治川、及川が踏ん張るも、相手のブロックを利用した巧打で7-13とリードを許します。一進一退の攻防も点差は詰まらず18-22。しかし、ここから本学の持ち味、粘りのバレーを見せます。宮下のサーブで流れを掴むと、及川のブロックで勢いがつき22-23。ジュースに持ち込んで、野嶋のスパイクでセットを取りました。

第3セットを逆転で奪った本学は、勢いそのままに第4セットへ。宮下、野嶋が序盤から得点を重ねると、宇治川、及川のブロックを利用したスパイクが光って16-12。2枚替えで更にリードを広げるとマッチポイントは、相手エースを宮下が押さえ込んで決着を付けました。(古谷瞳子主務の報告から)

その他の試合、東海大(3-0)3-0嘉悦大(0-3)、日本体育大(3-0)3-2松蔭大(1-2)、筑波大(2-1)1-3国士館大(2-1)、順天堂大(1-2)3-1桜美林大(0-3)、日本大(1-2)3-0東京女子体育大(1-2)。(注)校名横のカッコ内は通算勝敗。

以上

コンテンツ

ページトップ