2019年度秋季リーグ戦1部第8日

  • 青山学院大学体育会バレーボール部OB・OG緑楯会青山学院大学体育会バレーボール部OB・OG緑楯会
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2019年度秋季リーグ戦1部第8日

2019.06.14 更新

    本学男子、1部残留決める4勝目
    女子は東海大に1-3、痛恨2敗目

       2019年度秋季リーグ戦1部第8日

関東大学バレーボール2019年度秋季1部リーグ戦第8日は29日、男子は専修大学生田キャンパス総合体育館で、女子は青山学院大学記念館で、それぞれ続開。本学の男子は日本体育大をフルセットで、駒沢大を3-1で下し、今リーグ初の連勝をマークして通算4勝4敗。3試合を残し、1部残留をほぼ確定しました。女子は大東文化大にストレート勝ちして、東海大と1敗同士の対戦を1-3で落とし、優勝争いから一歩後退しました。

     これが青学、粘る守備から多才な攻め

[男子]▽第8日(29日・専修大生田キャンパス総合体育館)
本学(4-4)3(22-25、25-22、25-14、25-20)1駒沢大(0-8)
今リーグ4週目で初めて日曜日に勝って初の連勝。この日、スタートセットこそ落としましたが、青学らしい粘りのある攻守を見せて勝ち負け五分に持ち込みました。
<第1セット 22-25
スタメン=OH:小田島➁-中道③、MB:薬師寺④-渡辺主将④、OP:山田①、S:望月③、L:長田➁。(注)OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ。
17-16で渡辺→小森山➁、20-19で小森山→渡辺、薬師寺→宮崎➁。
山田のドライブサーブでエース2本を含め5連続点を挙げて7-4と飛び出しました。双方譲らず21-20で詰めに入り、相手強打を2本食らって、ここで流れを断ち切る仕事を当然、エース山田に託しましたが、スパイクが外れて21-23、先制を許すことになりました。
<第2セット 25-22
スタメン=OH:小田島➁-中道③、MB:薬師寺④-渡辺主将④、OP:山田①、S:望月③、L:長田➁。
18-18で渡辺→小森山、22-21で小森山→渡辺。
序盤、1セットの流れに乗って攻める駒沢。3-4からサーブで崩され、4連続点を与えますが、相手の連続ミスしてから流れは本学へ変わります。ここから、第1セットのミスを取り返さんばかりに山田が打ち込みます。小田島、渡辺、中道、薬師寺も加わり10-14から1点差に詰め寄ると互角の展開。追う本学が19-20からの薬師寺の速攻、山田のフェイントで逆転すると、渡辺のブロックでセットポイントを取り、山田がバックライトから強打を決めてセットオールとしました。
<第3セット 25-14
スタメン=OH:小田島➁-中道③、MB:薬師寺④-渡辺主将④、OP:山田①、S:望月③、L:長田➁。
23-12で薬師寺→宮崎。
本学のリズムです。7-7から相手ミスを加わって一気に12-7。望月のサーブで相手を崩すと一方的に。今度は7連続点で19-8です。セットポイントも相手のサーブミスでいただきました。
<第4セット 25-20
スタメン=OH:小田島➁-中道③、MB:薬師寺④-渡辺主将④、OP:山田①、S:望月③、L:長田➁。
17-15で渡辺→小森山、21-18で小森山→渡辺、薬師寺→宮崎、23-19で山田→佐々木④、23-20で佐々木→山田。
強き時の本学は、当然のことですが、相手にブレークを許さないことです。8-6から望月のドリブルを挟んで同点にされましたが、ブレークされたのはこれを含め3度。後の2回はともに1点だけ。中盤から終盤にかけては、粘っこい守備から得点者が入れ代わり立ち代わって、2連勝で通算4勝4敗としました。。
その他の試合、早稲田大(8-0)3-1筑波大(4-4)、東海大(7-1)3-0明治大(5-3)、中央大(4-4)3-1専修大(2-6)、日本大(5-3)3-0東京学芸大(2-6)、順天堂大(4-4)3-2日本体育大(3-5)。 ㊟校名横カッコ内は通算成績。

      ちょっとした気の緩みからフルセット

▽第7日(28日・専修大生田キャンパス総合体育館)
本学(3-4)3(25-22、25-19,12-25、19-25、15-11)2日本体育大(3-4)
土曜日の青学。筑波、明治に次いで日体にも勝ちました。バレーボールはリズムの競技、ゲームの流れを勢いにして勝ち負けが決まります。本学は1、2セットとも日体に3連続点を一度も与えず連取。青学らしい拾って粘って攻める見事なゲーム展開でした。が、第3セット、サーブで崩され日体に流れを渡して、あっさりセットを奪われると、第4セットも日体の一方的な展開で終盤へ。このまま行けばセットカウント2-3で日体だったでしょうが、14-22から本学も意地を見せます。16-23から19-23まで追い上げたことで、一度手放した流れを第5セットで引き戻すことが出来たと思います。

<第1セット 25-22
スタメン=OH:小田島➁-中道③、MB:薬師寺④-渡辺主将④、OP:山田①、S:望月③、L:長田➁。(注)OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ。
15-14で渡辺→小森山➁。
相手の3連続ミスで始まりました。が、それにしても春6位の日体を相手に本学の強さを感じました。ブレイクを許したのは5回で、3連続点なし。山田、小田島のサイド攻撃、渡辺、薬師寺の速攻は見事でした。15-16から望月の押し込み、サーブポイントなどで18-16と逆転すると相手ミスもあって危なげなく先制。
<第2セット 25-19
スタメン=OH:小田島➁-中道③、MB:薬師寺④-渡辺主将④、OP:山田①、S:望月③、L:長田➁。
14-13で渡辺→小森山。
許したブレイクは3回、3連続点0。本学は5-3から3連続、8-4から5連続点をマークして勝負の流れを決めました。相手のサーブミス6にも助けられましたが、小田島、山田の強打、巧打が光ったセットでした。
<第3セット 12-25
スタメン=OH:小田島➁-中道③、MB:薬師寺④-渡辺主将④、OP:山田①、S:望月③、L:長田➁。
5-12で渡辺→小森山、10-17で小森山→渡辺。
2-2からレセプションが乱れ、山田がブロックを食らって4連続点を与えると流れは日体へ。1、2セットのプレーが嘘のように本学の悪い面が出ます。サーブで狙われる中道の無気力そうな態度がチームのムードを崩すのでしょうか、3-6から、4-9から3連続点を許すとなす術無しの感。11-15から山田のスパイクミスをきっかけに5点続けて取られて、セットを失いました。

<第4セット 19-25
スタメン=OH:小田島➁-中道③、MB:薬師寺④-渡辺主将④、OP:山田①、S:望月③、L:長田➁。
17-23で渡辺→小森山、17-23で小森山→渡辺。
日体に流れたリズムは止まりません。ここで踏ん張らないとズルズル勝ちを逃がしかねません。7-7から中道の連続ミスを含め6連続点を与えて嫌なムード。9-15で相手ミスも手伝って3点差としますが、14-18から4連続点取られて勝負は見えました。ただ、ここからの本学の踏ん張りが最終セットへ繋がります。相手のサーブミス、小田島の強打、渡辺の速攻、その渡辺のリリーフサーバー小森山がサービスエースを決めると相手のスパイクミス。このセット落としますが、この5点が第5セットの序盤につながります。
<第5セット 15-11
スタメン=OH:小田島➁-中道③、MB:薬師寺④-渡辺主将④、OP:山田①、S:望月③、L:長田➁。
7-5で渡辺→小森山、13-9で小森山→渡辺。
先行されますが、相手ミスを挟んで山田の強打、中道のフェイントで1-3。中道も頑張ってみえます。6-5から小田島が決めるとリリーフサーバーに小森山が出てきて、山田の強打でコートチェンジ、更に相手ミスが続いて9-5。小田島、薬師寺、山田と役者が変わって14-10。マッチポイントは件の中道が決めて3勝目をマークしました。このセット、ブレークされたのは1回だけでした。(文責・奥本浩平)
その他の試合、早稲田大(7-0)3-0専修大(2-5)、東海大(6-1)3-0筑波大(4-3)、順天堂大(3-4)3-1日本大(4-3)、明治大(5-2)3-0中央大(3-4)、東京学芸大(2-5)3-2駒沢大(0-7)。 ㊟校名横カッコ内は通算成績。

     各セット終盤に得点できず2敗目

[女子]▽第8日(29日・青山学院大記念館)
本学(6-2)1(25-22、23-25、13-25、21-25)3東海大(7-1)
終盤で点を取ることができず、逆に相手に連続点を与えてしまうセットが目につきました。大事な場面こそ、お互いに信頼し合い全員で戦うことができるよう日頃の練習から一人一人が仲間のためを思って一つ一つの練習に取り組んでいきたいと思います。
<第1セット 25-22
スタメン=OH:目黒③- 住田①、MB:野嶋④-山中➁、OP:宮下④、S:花澤➁、L:立石④。(注)OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ。
14-16で2枚替え、花澤→二宮➁、宮下→佐藤➁、16-17で住田→井上①、18-19で2枚替え戻した、21-20で井上→住田。
相手のサーブで攻められ、立て直すことができずに6連続点を許してしまいます。そこから粘り得点を積み重ね徐々に追いつき、14-16で2枚替えで入った二宮と佐藤の活躍により20-19と逆転することができました。終盤もそのままの勢いでセットを取ることができました
<第2セット 23-25
スタメン=OH:目黒③- 住田①、MB:野嶋④-山中➁、OP:宮下④、S:花澤➁、L:立石④。
16-13で2枚替え、花澤→二宮、宮下→佐藤、17-15で住田→井上、19-17で2枚替え戻し、20-18で井上→住田。
両者一歩も譲らない攻め合いの展開から入ります。9-11と相手にリードされますが、宮下と住田の気迫あるスパイクで逆転して17-14。しかし終盤、本学のミスが続き、勢いに乗れずにいるところをサーブで攻め込まれ、このセットを落とします。
<第3セット 13-25
スタメン=OH:目黒③- 住田①、MB:野嶋④-山中➁、OP:宮下④、S:花澤➁、L:立石④。
11-18で住田→依田①。
相手が本学の攻撃パターンに対応してきてため、攻撃が全く通らず苦しい展開となります。これとは逆に相手の仕掛けてくる緩いボールやコンビに翻弄され、流れは東海へ。そのまま気持ちよくプレーをさせてしまい、10点以上の大差でセットを取られました。
<第4セット 21-25
スタメン=OH:目黒③- 住田①、MB:野嶋④-山中➁、OP:宮下④、S:花澤➁、L:立石④。
18-15で住田→依田。

相手のミスで連続ポイントを取って流れを掴みますが、相手の粘り強いレシーブと気迫あるスパイクで1点差まで詰め寄られます。が、相手のサーブミスからまた立て直し、宮下のブロックを弾き飛ばすスパイクが決まると流れを取り戻して20-15とリード。しかし、相手のサーブで崩されると立て続けにミスし、6連続点を与えて逆転されるとそのまま敗れました。(及川佑加主務の報告から)
その他の試合、日本女子体育大(7-1)3-0東京女子体育大(2-6)、筑波大(6-2)3-1順天堂大(6-2)、国士館大(2-6)3-1大東文化大(0-8)、日本体育大(5-3)3-1日本大(4-4)、嘉悦大(2-6)3-1松蔭大(1-7)。 ㊟校名横カッコ内は通算成績。

     大東文化の緩急取り混ぜた攻めに苦戦

▽第7日(28日・青山学院大記念館)
本学(6-1)3(25-23、25-21、26-24)0大東文化大(0-7)
どのセットも出だし、相手の軟打攻撃などでペースを乱され、中盤から対応してブロックとレシーブで粘り、追い上げるという展開になりました。明日の東海大との対戦では、最初から自分たちの良さを前面に出して攻めていきたいと思います。
<第1セット 25-23
スタメン=OH:目黒③- 住田①、MB:野嶋④-山中➁、OP:宮下④、S:花澤➁、L:立石④。(注)OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ。
14-17で2枚替え、花澤→二宮➁、宮下→佐藤➁、16-19で住田→井上①、21-22で2枚替え戻し、22-21で井上→住田。
相手にレシーブで粘られ点を取り切ることができず2-6。住田のサーブが走り8-8と追いつくことができましたが、その後も相手のリズムのままです。14-17で2枚替えで入った二宮と佐藤の頑張りにより21-20と逆転し、そのままの勢いでセットを取ることができました
<第2セット 25-21
スタメン=OH:目黒③- 住田①、MB:野嶋④-山中➁、OP:宮下④、S:花澤➁、L:立石④。
16-13で2枚替え、花澤→二宮、宮下→佐藤、18-15で住田→井上、21-17で2枚替え戻し、22-19で井上→住田。
相手の変化するサーブに攻められ、2本のエースを許して、6-9。ここから本学の粘りのレシーブで相手のミスを誘い、目黒の攻めたサーブで崩し、宮下の揺さぶりをかけたスパイクで連続点を取って16-13とリードします。終盤は点の取り合いとなりますが、本学がリードを保ち逃げ切りました
<第3セット 26-24
スタメン=OH:目黒③- 住田①、MB:野嶋④-山中➁、OP:宮下④、S:花澤➁、L:立石④。
16-17で2枚替え花澤→二宮、宮下→佐藤、21-19で住田→井上、23-22で2枚替え戻し、24-23で井上→住田。
相手の緩い攻撃に崩されて自分たちのバレーが出来ず、リードを許します。中盤、やっと相手の攻撃にブロックが対応して、ワンタッチからコンビを使い、逆転しました。しかし、相手の粘り強いレシーブや技ありの攻撃に苦しんで、ジュースに縺れ込みましたが、何とか振り切って勝利しました。(及川佑加主務の報告から)
その他の試合、日本女子体育大(6-1)3-2日本体育大(4-3)、東海大(6-1)3-2嘉悦大(1-6)、順天堂大(6-1)3-1東京女子体育大(2-5)、筑波大(5-2)3-1日本大(4-3)、松蔭大(1-6) 3-0国士館大(1-6) 。㊟校名横カッコ内は通算成績。
以上

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