吉岡さんスコートユニフォーム
2020.09.02 更新
OG吉岡可奈さん、スコートユニフォーム似合う
Vリーグ初、ヴィクトリーナ姫路採用
本学OG吉岡可奈さん(2018年卒)=写真右=が新ユニフォーム披露に一役-。バレーボール女子V1のヴィクトリーナ姫路は、Vリーグ初となるスコートタイプのユニフォームの導入を決め、9月2日、姫路市内で行われた2020~21シーズン公式会見で披露しました。真鍋政義球団オーナー、竹下佳江球団副社長(前監督)らとともにスコートを着た吉岡可奈さん(写真右端)ら3選手も登壇。2012年ロンドン五輪女子バレーボールの銅メダル監督でもある真鍋球団オーナーは、イタリアやブラジルで競技を視察した際、2~3チームがスコートを着用しており「『すごいな』っていうのが第一印象。それを『いつか作りたいな』と思っていた」と経緯を話し、新ユニフォームを着用した吉岡さんは「他チームがやっていないことに挑戦するのは嬉しく思う」と笑顔を見せていました。
姫路は日本バレーボール界初のプロチーム。テニスやゴルフではおなじみのスコートユニフォームの採用に当たって以下の3点 、(1)プロスポーツにおける男女ユニフォームのデザインの独自性 (2)選手をより美しく (3)プロ化成功例が少ない『女子団体競技』での成功への強い意志の表現(先進性)を挙げ、プロバレーボールチームの 意気込みを強調しました。姫路では今季22試合中4試合で着用予定の新ユニホームをどの試合で着用するかを当てるファンクラブ向けキャンペーンを実施。4試合すべて的中させた応募者には、今季終了後に抽選でプレミアシートへの招待や来季の始球式の権利などの賞品が贈られます。
姫路の今季開幕戦は10月17日、アダストリアみとアリーナ(東町運動公園体育館/茨城県水戸市)で日立リヴァーレと対戦、入団3年目のミドルブロッカー吉岡さんの活躍に期待がかかります。(バレーボール・マガジンから抜粋)
<余談>その昔といえば1976年、モントリオール五輪で女子バレーボールが金メダルを取ったころの話。当時は山田重雄監督(1998年没)率いる日立チームが抜群の強さを誇っていた。データバレーを取り入れるなどアイデアマンの山田監督は、スコートを取り入れようと、スポーツ用品メーカーのミズノに注文を出し、スコートはいて練習させたそうです。が、選手から猛反発を食らって断念。当時はブルマーが一般的で、その上にスコートをはいて転げまわると、「ブルマーがちらちら見えてイヤ!」となったのです。そのあと、レオタードの話もあったそうで、これも選手たちからの駄目だしでボツになったのです。同じころキューバがレオタードでめちゃくちゃかっこよかったです。(モントリオール五輪金メダリスト荒木田裕子さんの話から)
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