OG矢野美紀さん、監督で日本選手権出場

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OG矢野美紀さん、監督で日本選手権出場

2014.02.22 更新

矢野美紀さん 本学OGでは初

全日本選手権ファイナルで指揮

バレーボールの2014年度天皇杯皇后杯全日本選手権大会ファイナルラウンド(12月18〜21日・東京体育館)に矢野美紀さん(S63年法学部卒)が本学バレーボール部OGで初めて監督として出場しました。CLUB EHIME(四国代表)を率いて1回戦で鹿屋女子体育大(九州A代表)と対戦、1-3で敗れ初陣を飾ることは出来ませんでしたが、稀有な女性指揮官として、その存在感には確かなものがありました。矢野さんは高校へ進む時、愛媛・松山市から京都の平安高校へバレーボール留学。そして本学へ入学、セッターとして東日本インカレ優勝、全日本インカレ準優勝など輝かしい戦績を挙げました。卒業後はNECレッドロケッツで10年間、日本リーグ(現V・プレミア)で活躍した後、引退して郷里の松山市へ戻り、NEC松山支店に勤務しながら2004年、CLUB EHIMEを立ち上げました。趣味の延長のバレーボール・チームを強化しようという機運が高まったのは2009年、愛媛県が2度目の国体を2017年に開催する方針を決めたことがきっかけでした。矢野さんは過去の実績を買われ、CLUB EHIMEを母体に成年女子チームの育成強化を任され、5年目の今年10月には長崎国体に出場しました。1回戦で兵庫県代表に0-3で負けましたが、実はこの大会が矢野監督にとって全国大会本戦初采配だったのです。

「国体や皇后杯へ出場できる四国代表になるまでに、何とか力が付いてきましたが、まだ出場するだけで、1回戦突破が出来ておりません。先ずは2年後に迫った愛媛国体に向けて頑張っている最中です」と矢野監督は控えめです。

本学バレーボール部関係者で全国規模の大会での監督第一号は、OBで女子部監督の生瀬良造さん(S40年経済学部卒)。1984年(S59年)黒鷲旗全日本選抜優勝大会(5月・大阪)で本学女子を率いて初采配して以来この大会にはこれまで12回出場、国際大会でも2009年(H21年)7月、ユニバーシアード競技セルビア大会(ベオグラード)で全日本大学女子の監督を務めました。2013年には本学女子バレーボール部を引き連れ、関東C代表として初めて全日本選手権ファイナルラウンドに出場しましたが、1回戦で大野石油広島オイラーズ(中国代表)に1-3で負けました。

矢野監督(後列右から2人目)が指導するCLUB EHIMEチーム

以上

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