女子部 祝勝会
2018.03.01 更新
本学女子の9年ぶり大学日本一を祝う
華やかに、賑やかに約140名が集う
全日本バレーボール大学女子選手権大会で9年ぶり5度目の優勝を飾った本学女子部の祝賀会が3月1日夜、東京・渋谷のアイビーホール青学会館で開かれ、大学関係者、OB、OGを含むバレーボール関係者ら約140名が駆け付け、祝いの宴を約2時間楽しみました。
会場前には花束のスタンドが6本並び、生瀬良造さんの監督50周年を祝った「感謝の集い」(平成29年2月18日)の写真が掲示板一杯に飾られています。場内には大きな横看板、その左横に優勝を証明するかのように3?を超えるグリーンの逆二等辺三角形のペナント(株式会社ミズノ提供)、右側のスクリーンには筑波大との決勝戦(平成29年12月3日・大田区総合体育館)の模様が映し出されていました。
華やかな雰囲気の中、午後6時半、平澤典男部長以下、生瀬総監督、秋山美幸監督他スタッフ、選手26名が入場。大きな拍手とどよめきのうちに開会祈祷、バレーボール部OB・OG会緑楯会の山脇昌会長の開会あいさつで始まりました。「祝辞は早い方が得」とばかりに、生瀬総監督や優勝に絡んだエピソードを先取りするように、堀田宣彌青山学院理事長、梅津順一青山学院院長、三木義一学長がお祝いの言葉。中でも学長は「プロテスタント精神の中からチームスポーツは生まれた」と話し、平昌五輪で活躍したカーリング、パシュートなど団体競技を引き合いに出して、女子バレーボール部がチームスポーツの感動を見せてくれたことを高く評価しました。(公財)日本バレーボール協会の八田茂代表理事専務は本学経済学部1978年度卒。かつて学友が競技団体のトップに就いたことがあったかどうか。極めて稀です。就任(昨年8月末)して6か月、学生時代は体育会とは無縁だそうですが、生瀬総監督の“監督50年”を称え、2020年東京五輪へ向けて大学女子バレーボールへエールを送りました。90歳を超えても益々お元気な市川伊三夫全日本大学バレーボール連盟会長は青学ファン。お嬢様が本学卒業生とあって、青学バレーボール部の戦いぶりは母校の慶応大と同じように気にかかったようで、「(全日本インカレの)報告書に生瀬総監督、秋山監督の采配は素晴らしかった、と書いた。これからも全力を注いで日本一の座を守ってほしい」と励ましました。
本郷茂青山学院大体育会長の乾杯の音頭で、座は一気に和み、賑やかに。バレーボール部のOG、OBたちは久しぶりの再会に話を弾ませ、食事もそこそこにスマホで記念写真を撮り合っていました。
宴もたけなわ。再び壇上に選手たちが勢ぞろい。生瀬総監督から本学女子部の自慢できる点(勉強とバレーボールの両立、部員全員が練習に参加)を披露し、秋山監督はお礼と目前に迫ったシーズンへの決意を表明。スタッフ、選手一人一人が自己紹介して、来場の
皆様に感謝の気持ちを伝えました。
締めは応援団2名のリードでカレッジソングを高らかに歌い、エールの後、平澤部長先生が謝辞。「ボールを落とさなければ負けない」決勝戦での粘り強い戦いを改めて誇り、これからも勝利を目指して部員一同頑張ることを誓いました。
校友のフリーアナウンサー奥平邦彦さん(1994年度経営学部卒)の司会進行で、あっと言う間の2時間。連覇してまた賑やかに祝勝会を開きたい、と願うばかりでした。(文責・奥本浩平)
◇栄光のメンバー◇
▽部 長 平澤 典男(地球社会共生学部部長)
▽総 監 督 生瀬 良造(昭和40年度経済学部卒)
▽監 督 秋山 美幸(平成18年度文学部卒)
▽コ ー チ 片岡 悠紀
▽トレーナー 横山 沙織
行成 紗織
▽選 手(26名)
比金みなみ(文学部、東九州龍谷高出、セッター、主将)、奥山奈映(総合文化政策学部、津商高出、センター)、雨谷果林(法学部、土浦日大高出、センター)、坪川夏音(法学部、東京立正高出、レフト)、兼若真由(経済学部、柏井高出、レフト)、若松佳奈美(総合文化政策学部、大和南高出、リベロ)、高木晴香(国際政治経済学部、柏井高出、ライト、主務)、吉岡可奈(文学部、下北沢成徳高出、センター)、山野辺輝(経営学部、下北沢成徳高出、セッター)=以上4年生。
古谷瞳子(法学部、土浦日大高出、ライト)、及川真夢(国際政治経済学部、東九州龍谷高出、センター)、宇治川景(総合文化政策学部、都立駒場高出、レフト)、角崎良蘭(経済学部、富山第一高出、ライト)、根岸真昼(文学部、東京立正高出、リベロ)=以上3年生。
野嶋華澄(文学部、八王子実践高出、センター)、堀内玲楠(国際政治経済学部、都市大塩尻高出、レフト)、及川佑加(法学部、国學院栃木高出、センター)、市川彩(総合文化政策学部、大和南高出、レフト)、宮下聖果(総合文化政策学部、福井工大付福井高出、ライト)、立石優華(経済学部、誠英高出、リベロ)、高津友香(経営学部、文京学院高出、リベロ)=以上2年生。
吉戸日菜子(法学部、岡崎学園高出、レフト)、大﨑千裕(文学部、盛岡誠桜高出、セッター)、島村愛(総合文化政策学部、橘高出、センター)、目黒安希(総合文化政策学部、郡山女子大付高出、ライト)、浅川萌香(経営学部、海老名高出、リベロ)=以上1年生。
◇スタンド型花束寄贈の個人・団体◇
(公財)日本バレーボール協会嶋岡健治会長、㈱ミズノ水野明人社長、久光製薬スプリングス、NECレッドロケッツ、トヨタ車体クインシーズ、上尾メディックス
以上
(写真はいずれも大学新聞『青山スポーツ』提供)
◇バレーボール部OB・OG会緑楯会出席者◇
▽OG(17名)
玉井祐子(昭和34年度卒)、雛田総子(同39年度卒)、八尾和子(同40年度卒)、山田瑛子(同41年度卒)、久松淳子(同42年度卒)、庄司享子(同43年度卒)、栗村武子(同46年度卒)、成田葉子(同51年度卒)、山口政江(同53年度卒)、加藤真美(同57年度卒)、谷紀子、大庭優香(以上同58年度卒)、高橋惠子(同62年度卒)、吉野睦美(平成2年度卒)、川俣恵理、津根陽子(以上同4年度卒)、中屋倫乃(同18年度卒)
▽OB(12名)
海波巌(昭和29年度卒)、中澤和夫(同33年度卒)、古瀬順、奥本浩平(以上同39年度卒)、桑村孝(同50年度卒)、安達隆弘、吉川栄(以上同51年卒)、川田典昭(同53年度卒)、田上隆(同57年度卒)、山脇昌(同61年度卒)、伊藤徳直(同62年度卒)、本多和彦(同63年度卒)。なお、海波先輩から選手、OGへ記念のアクセサリーが贈られました。
以上
◇来場者に配布された缶バッジ◇
缶バッジは受付で来場者に配布されました。しかし、何のために、何が書いてあるのか…など誰もが訝しく思いました。以下は秘書室が作成したバッジについての説明です。
2017年11月16日、青山学院創立143年を迎えました際、「新経営宣言」は発表いたしました。その時に、缶バッジは「Be the Differenced」をデザイン化したものです。
「Be the Difference」とは、聖書ローマの信徒への手紙12章6節「わたしたちは、与えられた恵によって、それぞれ異なった賜物を持っています」から導かれた経営スローガンで、青山学院が経営上の判断をする際に最上位に置くべき価値観を分かりやすく表現したものです。ぜひ、皆様に日常胸に付けていただきたいと思っています。
これについては堀田理事長がお祝いのあいさつの最後に「世界は一人一人の力で変えることが出来る。世界中の青山学院関係者がこのバッジを胸に付けて、世界を変えていきましょう」と呼びかけました。なお、このバッジは販売しおらず、青山学院関連の集まりの都度、出席者に配布するとのことです。
◇「新経営宣説明用資料」(http://www.aoyamagakuin.jp/pdf/shinkeieisengen_1.pdf)
以上