女子部送別会「3・11忘れない」

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女子部送別会「3・11忘れない」

2015.03.26 更新

   比金姉、高野さん「3・11、忘れない」   

3・23 やかに女子部送別会

東京で桜の開花宣言が出た日、女子バレーボール部の比金桃子前主将(セッター、文・史学科)、高野愛前主務(オポジット、総合文化政策学部)が4年間の部活を終え、後輩たちの温かい拍手に送られ、実社会へ飛び立って行きました。

女子部の送別会は3月23日夜、巣鴨の和食店かごの屋で開かれました。平澤典男部長先生はゼミの卒業旅行で欠席でしたが、OB・OG会緑楯会から奥本浩平会長、雛田総子副会長(女子部会会長)、辻裕之代表幹事、加藤真美女子部会監事が出席。辻代表幹事の乾杯の音頭で始まった会は、食べ放題のしゃぶしゃぶをつつきながら、新2年生のコントや漫才ありの賑やかな2時間半。卒業するふたりへは後輩から花束、生瀬監督からは聖書からの一文を自身の達筆でしたためた色紙が、それぞれ贈られました。

思えば東日本大震災・福島原発事故の3・11の年に入学した二人。復興は道半ばまで及びませんが、「バレーボールが出来なくなるのでは」(比金さん)本気でそう思っていたそうですが、大好きなバレーボールに学生生活を捧げて、この日に至りました。あの瞬間は東海大で合宿中だったそうで、生瀬監督は当時を思い出しながら比金、高野両選手の4年間の奮闘を称えました。

後輩たち一人一人にアルバムと思いを綴ったカードを手渡した比金さんと高野さん。涙を浮かべながら生瀬監督に感謝し、「楽しかったことより悔しかったことを忘れないで…」と果たせなかった学生日本一を後輩へ託しました。“大きな荷物”を託された今村優香主将④は言葉少なに、部員一丸での頑張りを誓っていました。

いつものことながら部員たちのアイデアで進行した会は、「箱根駅伝に次ぐ朗報は女子バレーボール部から…」と辻代表幹事が熱いエールを送る中、生瀬監督発声の一本締めでお開きとなりました。

2015年度シーズンは、U23、ユニバーシアードなど世界規模の大会を控え、エース今村をはじめ小島満菜美③(リベロ)、比金みなみ②(セッター)、吉岡可奈②(ミドル)が日本代表の合宿や試合に取られます。レベルの高い試合に出て個々の力がアップするのは喜ばしいことですが、反面コンビネーションづくりには苦労が絶えません。それだけに今村主将のリーダーシップが強く求められるシーズンでもあります。

なお、プレミアリーグのトヨタ車体(2014年度8位)に入った比金さんは、すでにチームの一員として活動中。Vチャレンジ1位のJTと入れ替え戦(28、29日・横浜文化体育館)のため、25日の卒業式は欠席しました。

生瀬監督を挟んで記念写真(花束を持つ高野さん、卒業祝いの色紙を持つ比金さん)

新スタッフと卒業生(前列左から河野さん、比金さん、後列左から田中主務、財前副主将、今村主将、須田副主将)

以上

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