本学女子、東海大に完敗

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本学女子、東海大に完敗

2022.04.10 更新

本学、エース宮部抜きの東海大に0-3

2022年度春季リーグ戦女子第2日

本学、“開幕戦”も東海大に成すすべなしー。2022年度関東大学バレーボール春季リーグ戦女子1部の第2日は10日、国士館大多摩キャンパス体育館で4試合、青山学院大相模原キャンパス体育館で1試合の計5試合を行いました。ホームへ迎え撃った東海大はエース宮部愛芽世③を日本代表合宿で不在。青山学院大に「チャンスあり」と思いきや、各セット20点も取れずに完敗でした。日本体育大-嘉悦大戦は中止、延期(期日未定)。次週16、17日は小田原アリーナで観客を入れて男女同時開催。男子1部は開幕、本学は筑波大(16日)、慶応義塾大(17日)と対戦します。

 

1年生2人とマネジャーが先発、苦心の采配

 

初戦ということもあって第1セットの動きは鈍かったように思います。それにしても攻守のコンビネーションに青学らしさが見られず、チームにとっても不本意な敗戦。「チーム練習が十分じゃないんだ」生瀬コーチの“言い訳”に納得しました。エース北林を左足捻挫(3月31日の練習中、全治6週間)で欠いたこともありますが、1年生を2人も先発起用。しかもセッターとエース対角。びっくりはもう一つ。マネジャ-登録の村松がMBでスタメン、リベロの井上を2枚替えで未経験のセッター起用とくれば、ベンチのご苦労が覗えました。不安よりも楽しみの多い門出に、一戦ごとの成長を期待しながら応援します。秋山美幸監督が女児を出産(4月7日)のため、宮下聖果さん(2019年卒)が監督代行で初采配を振るいました。(奥本浩平)

松村美月さんの決意「プレイヤーと主務の両立は大変なこともありますが、どちらも頑張りたいと思って、この1年間を始動しました。今後も先発で出場し、もっとチームに貢献できるプレイヤーになれるよう頑張ります」

今一まとまり欠いて”春一番“と行かず

 

[女子1部】▽第2日(4月10日・青山学院大相模原キャンパス体育館)

本学(1敗)0(15-25、19-25、19-25)3東海大(2勝)

<第1セット 15-25

スタメン=OH 住田主将④- 佐村①、MBエドックポロ②- 村松④、OP 髙橋②、S新改①、L依田④。(注)OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、Ⅼ=リベロ。松村美月(身長178㌢、最高到達点289㌢、千葉・柏井高)、佐村真唯(168㌢、290㌢、東九州龍谷高)、新改星南(163㌢、265㌢、東九州龍谷高)。

10-19で2枚替え高橋→井上④、新改→谷島②、13-24で戻す。

出だしから相手のフェイントと強打を織り交ぜた攻撃に対応出来ず離されてしまいました。高橋を軸にせめましたが、9-13から連続4点を与えて勝負あり。終盤で持ち味であるレシーブで粘りが出てきましたが、自分達の良いところが出る前に、セットを取られてしまいました。

 

<第2セット 19-25

スタメン=OH 住田主将④- 佐村①、MBエドックポロ②- 村松④、OP 髙橋②、S新改①、L依田④。

12-12で村松→守備固め山田③、16-15で戻す。13-13で2枚替え高橋→井上④、新改→島谷②、17-17で戻す。

髙橋のブロックを吹き飛ばすライトからの豪快なスパイクで始まりました。その後は拮抗した展開も連続3点を与えて6-10。本学も意地を見せます。タイムアウト後、4連続点を重ねて10-10と並び双方一歩も引かない接戦となり17-17。勝負所で連続スパイクミスなど出て5連続点を与え、セットを奪われました。

 

<第3セット 19-25

スタメン=OH 住田④- 佐村①、MBエドックポロ②- 村松④、OP 髙橋②、S新改①、L依田④。

10-15で、2枚替え高橋→井上④、新改→谷島②、15-18で戻す。14-17でエドックポロ→守備固め山田③、19-24で戻す。

後がない中で、一人一人の気迫のあるプレーや強みの粘りを出すことができました。1、2セットでは拾いきれなかったフェイントや軟打を拾って粘りのある攻撃など対応できていたのは前半まで。8-9から連続4点を許すと相手の流れで進み、15-18からまたも4連続点を与え、高橋の踏ん張りも届きませんでした。

 

今日の試合は、出だしから自分達の力を出すことができず相手に走られ、流れを取り戻すことができませんでした。しかし2、3セットと重ねていく中で自チームの色を段々と出すことができました。最後決め切る、勝ち切るという課題が残ったので、来週のゲームでは1点を大事に決め切ることを心がけてプレーしていきたいと思います。(村松美月主務の報告から)

その他の試合、

「女子1部]第2日(4月10日・国士館大多摩キャンパス体育館)

筑波大(2勝)3-1東京女子体育大(1勝1敗)、国士館大(2勝)3-0桜美林大(2敗)、日本大(1勝)3-0松蔭大(2敗)、日本女子体育大(1勝)3-1順天堂大(2敗)

以上

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