どうした本学、男女とも完敗 大詰め秋季リーグ戦
2015.10.12 更新
男子、大東大に敗れ貯金0、女子は3敗目
大詰めの2015年度秋季リーグ戦
関東大学バレーボール2015年度秋季リーグ戦は11日、亜細亜大体育館で男子2部第10日が行われ、本学は大東文化大にストレートで敗れ、貯金ゼロとなりました。中央学院大は慶応大を3-0で破り、1位が確定。1部との入れ替え戦(31日・場所未定)出場が決まりました。青学記念館の女子1部第7日で、本学は東海大に1-3で敗れ、3敗目を喫しました。
[男子]▽2部第10日(11日・亜細亜大体育館)本学5勝5敗
本学(19-25,18-25,21-25)3大東文化大(8-2)
スタメン=レフトウイング辰③-高岡②、ミドル小泉翔太主将④-松島②、セッター牧瀬④、オポジット木下②、リベロ金澤②。
小早川監督「スパイクミス、コンビミス、レシーブミスで完敗、申し訳ありません。このようなミスで自滅するのは、普段の練習の甘さ以外の何ものでも何ので、根本から立て直します」(小早川監督は所用で不在、小泉コーチが指揮を執りましたが、このような結果になり監督からコメント)
小泉主将「完敗です。申し訳ございません。最終亜細亜大学戦は、4年生最後のリーグ戦ですので、全力を尽くして必ず勝ちます」
2戦連続の完敗。初戦(9月5日)の国際武道大に1-3で敗れた悔しさを思い起こしていました。1部との入れ替え戦を目標にしながら、いきなり不甲斐ない負けに、今リーグ戦の展開が垣間見えたように思い、「春から進歩していない」「しっかり練習しているのか」と予断と偏見をぶつけたのでした。
この日、大東文化大に打ちのめされると、隣で坊やと応援の本多和彦先輩がいみじくも「この結果を見たら、昨日の中央学院大戦は推して知るべしですよ。高さもパワーも(大東文化より)中央学院の方が上ですから」、所用で応援できなかった身には説得力がありました。17日の亜細亜大戦を残すだけ。目指したものとは程遠く、春の成績(セット率5位)を維持できるかどうか。上位チームを食えないのはなぜでしょうか。
ブロックを含め守備(サーブレシーブも)、繋ぎが悪いことです。ブロックは技術的なこともさることながら、サボりが多く、粘り強さに欠けます。当然、守りも綻びます。ブロックと守備はシステム化しているものですが、本学にはそれが見えません。
これらは、すべて日ごろの練習で培われます。練習はしていると思いますが、問題は中身。部員自らが意識改革をして自覚しない限り、この殻は破れません。11月から来年3月まで、強くなるための期間は十分あります。すべてに高校生の殻を破れ!(この項奥本浩平)
その他の試合、中央学院大(10-0)3-0慶応大(8-2)、日本大(9-1)3-0亜細亜大(4-6)、国際武道大(5-5)3-0宇都宮大(4-6)、山梨大(4-6)3-1立正大(1-9)、桜美林大(2-8)3-1平成国際大(0-10)。(注)校名横のカッコ内は通算成績。
攻めるバレーが出来ず東海に1-3
[女子]▽1部第7日(11日・青学記念館)本学4勝3敗
本学1(23-25,22-25、25-22、11-25)3東海大(6-1)
スタメン=レフトウイング今村主将④-坪川②、ミドル財前④-吉岡②、セッター比金②、オポジット泉③、リベロ小島③。
今村主将「第3セット以外は、自分たちの攻めるバレーが出来ませんでした」
その他の試合、筑波大(7-0)3-0日本女子体育大(2-5)、嘉悦大(6-1)3-0松蔭大(1-6)、順天堂大(4-3)3-0日本体育大(3-4)、東京女子体育大(2-5)3-1早稲田大(0-7)。(注)校名横のカッコ内は通算成績。
以上
堅守あってこそのコンビバレー
関東大学バレーボール2015年度秋季リーグ戦は大詰め。男子2部第9日は10日、亜細亜大体育館で行われ、本学は首位を行く全勝の中央学院大に0-3で完敗の4敗目。女子1部第6日の本学は、青学記念館で早稲田大学に3-1で勝ち、通算4勝2敗としました。
[男子]▽2部第9日(10日・亜細亜大体育館)本学5勝4敗
本学0(15-25、24-26、15-25)3中央学院大(9-0)
スタメン=レフトウイング辰③-高岡②、ミドル小泉翔太主将④-松島②、セッター牧瀬④、オポジット木下②、リベロ金澤②。
小泉コーチ「完敗です。申し訳ありません」
小泉主将「相手のサーブに崩され、強打をこちらが拾えず、完敗です。申し訳ございません。相手はジャンプサーブ、サイドからの強打と言う強みもありますが、それだけではなく、しっかりこちらを研究して攻略してきました。戦術面を含め、すべての面で完敗、反省するところが多々あると思っています。今日の試合をしっかり反省して、明日の大東文化大戦は、必ず勝ちます」
完敗です。格が違うと言う感じがしました。高さとパワーに圧倒されたと言うのはこのことでしょう。相手は、とにかくサーブカットでも守備でも上にあげて置けばエースが決めてくれるから楽なものです。それに引き替え本学の手を変え品を変えてのコンビネーションも守り(サーブカットを含め)が崩れれば元も子もありません。救いと言えば第2セット、相手のサーブミスもありましたが、良く繋いで粘りました。この敗戦、(来季へ向け)2年生への刺激になれば幸いですね。(この項本多和彦)
その他の試合、日本大(8-1)3-2大東文化大(7-2)、慶応大(8-1)3-0亜細亜大(4-5)、宇都宮大(4-5)3-1平成国際大(0-9)、山梨大(3-6)3-0国際武道大(4-5)、桜美林大(1-8)3-0立正大(1-8)。(注)校名横のカッコ内は通算成績。
[女子]▽女子1部第6日(10日・青学記念館)本学4勝2敗
本学3(18-25、25-17、25-16、25-19)1早稲田大(0-6)
スタメン=レフトウイング今村主将④-坪川②、ミドル財前④-吉岡②、セッター比金②、オポジット泉③、リベロ小島③。
今村主将「第セット、守りに入って受け身に回ってしまいました。第2セット以降は立て直して、本学本来の攻めるバレーが出来ました。2敗を守るためにも明日の東海大戦は負けられません」
ここまで唯一白星なし、得セット1の早稲田が相手。守りの良くない本学が受け身に回るとこのようになります―第1セットはその見本でした。相手のミスを恐れない思いきりの良いサーブに崩され、通算2セット目を献上する結果となりました。第2セット以降はエース今村を軸に攻めに転じ、本学らしさを見せて、あっさり3セット連取しました。2敗を守って、インカレ(11月末〜12月初め・名古屋)のシード権を取るためにも、攻める気持ちが不可欠です。(この項奥本浩平)
その他の試合、筑波大(6-0)3-0日体大(3-3)、東海大(5-1)3-0松蔭大(1-5)、嘉悦大(5-1)3-1日女体大(2-4)、順天堂大(3-3)3-2東女体大(1-5)。(注)校名横のカッコ内は通算成績。
以上