本学、男女とも連勝スタート
2023.04.10 更新
2023年度春季リーグ戦男女そろって開幕
いいぞ! 本学、男女とも連勝スタート
新しい戦いが始まりました。関東大学バレーボール2023年度春季リーグ戦は4月8日、女子1部は小田原アリーナ(神奈川)で、男子2部は大東文化大東松山キャンパス総合体育館(埼玉)で開幕。第2日の9日は女子の会場を青山学院大相模原キャンパス体育館に移して続開し、本学女子はOPの高橋美鈴③を捻挫で欠きながらも日本女子体育大、国士館大をともにストレートで破りました。同一会場で連戦の男子は立正大、山梨学院大を連破して、選手10名、急造セッターの不安を吹っ飛ばすスタートとなりました。
<女 子>
得点源の高橋を左足捻挫で欠くも
不安なし3-0で日女体を一蹴
[女子1部]▽第1日(4月8日・小田原アリーナ)
本学(1勝)3(25-20、25-20、25-11)0日本女子体育大
初戦白星、好スタート 頑張るぞ!
本日の試合は、終始主導権を握った試合運びで初戦からいいスタートを切ることができました。1年生にとっては、この試合が大学リーグデビュー戦。チームとしては怪我人(得点源のOP高橋美鈴③)もいた中、一人一人が責任を全うして1セットも落とすことなく勝つことができました。しかし、全セットとも出だしの勢いは良かったものの終盤の連続失点は大きな課題。明日の試合では、最後まで集中し、相手に隙を与えないプレーで2勝目に繋げられるよう頑張ります。(山田華子主務)
<第1セット 25-20
スタメン=OH北林④-佐村②、MBエドックポロ③-谷島③、OP岸川②、S勝又主将④、L伊藤②。(注)OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカ-、OP=オポジシット、S=セッター。L=リベロ。17-9で守備固め北林→永井楓①(文学部、L、163㌢、敬愛学園高=特別強化指定=)、20-16で戻す。
出だしから自分たちの攻撃が決まり、佐村のサーブから連続得点でペースを掴み10-5と離MBします。中盤、勝又主将のツーアタックや北林のスパイクで16-8とリードを広げました。終盤、隙を見せて連続失点したもののセットを取ることができました。
<第2セット 25-20
スタメン=OH北林④-佐村②、MBエドックポロ③-谷島③、OP岸川②、S勝又主将④、L伊藤②。21-12で2枚替え岸川→鉾久③、勝又主将→平③。
序盤、エドックポロのスパイクが連続で決まり、流れを引き寄せます。中盤も本学はペースを落とすことなく20-11と大きくリード。終盤、相手のブロックに阻まれたものの、押し切って2セット連取できました。
<第3セット 25-11
スタメン=OH北林④-佐村②、MBエドックポロ③-谷島③、OP岸川②、S勝又主将④、L伊藤②。17-8で守備固め北林→永井①、22-11で戻す。19-15で2枚替え岸川→鉾久③、勝又主将→平③。
出だしから谷島のスパイクが決まり良いスタート。中盤もスパイカー陣の攻撃で大量得点して13-3とリードを広げました。2枚替えやリリーフサーバーで入る選手も役割を全うし、このセットは最後まで相手に流れを渡すことなく白星スタートを切りました。(山田華子主務の報告から)
その他の試合、東海大3-1日本大、筑波大3-0順天堂大、東京女子体育大3-1桜美林大、日本体育大3-1松蔭大、嘉悦大3-1国士館大。
以上
▽第2日(4月9日・青山学院大学相模原キャンパス)
本学(2勝)3(25-20、25-20、25-21)0国士館大(2敗)
伝統の”粘り”で開幕戦2連勝
本日の試合は、拮抗した場面もありましたが、勝ち切りました。本学の強みである”粘り”を体現し、安定したサーブキャッチやディグで相手の攻撃を阻止し、そして自分たちの流れに変えて2連勝。第2週に向けて、課題であるブロック強化に力を入れて練習していきたいと思います。(勝又心主将)
<第1セット 25-20
スタメン=OH北林④-佐村②、MBエドックポロ③-谷島③、OP岸川②、S勝又主将④、L伊藤②。
出だしから拮抗し、16-16までお互い譲らない展開でした。17-16で勝又主将のブロックポイントやエドックポロのスパイクで2連続得点して19-16とリードします。終盤、23-20から自分たちの攻撃で2連続得点し、セットを取りきることができました。
<第2セット 25-20
スタメン=OH北林④-佐村②、MBエドックポロ③-谷島③、OP岸川②、S勝又主将④、L伊藤②。22-17で守備固め谷島→永井①。
12-11までお互い譲らない展開でしたが、エドックポロのスパイクが決まると、そこから4連続得点して流れを掴み16-11。終盤、相手のブロックを利用したスパイクに苦戦して23-20と詰められたものの、最後は北林のスパイクでと2セット連取しました。
<第3セット 25-21
スタメン=OH北林④-佐村②、MBエドックポロ③-谷島③、OP岸川②、S勝又主将④、L伊藤②。20-19で守備固め谷島→永井①。
7-7から岸川がスパイクを決め、チームに勢いをつけ10-7と引き離します。中盤、青学ペースを崩すことなく19-15とリードを保って終盤へ。相手の攻撃により21-21と追いつかれて苦しい展開になりましたが、勝又主将のブロックポイントから一気にギアをあげ、相手に1点も与えず、2勝目をあげました。(山田華子主務の報告から)
その他の試合、嘉悦大(2勝)3-2②日本大日本大(2敗)、東海大(1勝1敗)0‐3順天堂大(1勝1敗)、東京女子体育大(2勝)3‐0松蔭大(2敗)、筑波大(2勝)3‐0桜美林大(2敗)、日本体育大(1勝1敗)2‐3日本女子体育大(1勝1敗)。(注)校名横のカッコ内は今リーグ戦通算勝敗。
以上
<男 子>
選手10人、“素人セッター”で初戦白星
[男子2部]第1日(4月8日・大東文化大東松山キャンパス総合体育館)
本学(1勝)3(27-25,27-25,25-21)0立正大(1敗)
新米セッター、全員ストレスの中で勝つ
セッターが新しくなって初めての公式戦だったこともあり、トスが安定せず、選手全員がストレスの溜まる試合展開の中で、ストレートで勝ち切れたのはとても良かったと思います。ベンチから見ていても、雰囲気の悪さはそこまで酷くなかったです。攻撃陣が、軟打や、リバウンドを取って柔軟に対応する事が出来ていたので、そこもよかったと思います。クイックやバックアタックが合うようになれば、もう少し楽に勝てるようになるのでは? と思いました。(渡邉千夏マネージャー)
<第1セット 27-25
スタメン=OH森口②-今野主将④、MB渡邉③-青山③、OP高宮②、S黒須④、L中峯③。
立ち上がり、トスが乱れスパイクがいい形で決められず、流れを渡してしまう。立て続けにサーブミスして、中盤まで相手に大きくリードを許す展開となった。しかし、渡邉のクイックや高宮の2つのブロックポイントから流れを掴み、6連続得点で23-21と逆転。終盤もトスが乱れ、苦しいセットだったが、粘り勝ってセットを取った。
<第2セット 27-25
スタメン=OH間瀬③-今野主将④、MB渡邉③-青山③、OP高宮②、S黒須④、L中峯③。12-15 で守備固め間瀬→森口②、16-19で戻す。
序盤、青木とのトスが合わず4連続失点してしまった。それでも、間瀬のサーブで相手のリズムを崩し、6連続得点してひっくり返したものの、相手のサービスエースから再び流れを握られ、4連続失点。トスの乱れは中盤も続いたが、攻撃陣がブロックアウトや軟打で得点を重ね、なんとか2点ビハインドで終盤へ。地力の差か。高宮の強打、間瀬のサーブで25-25に持ち込み、今野のサーブで崩すと青木、黒須のダイレクトスパイクで連続得点して、逆転でセットを取り切った。
<第3セット 25-21
スタメン=OH間瀬③-森口②、MB渡邉③-青山③、OP高宮②、S今野主将④、L中峯③。
序盤、繋ぎでバタつき、5連続失点をしてしまい、6-10。しかし、セッターが今野に変わったことで、間瀬の時間差攻撃などを要所で使い、落ち着いて点差を詰めることが出来た。中盤は、取って取られてを繰り返していたが、渡邉のブロックで流れに乗り、逆転した。終盤は、相手が攻撃をミスするまで粘って、勝ち切った。(渡邉千夏マネージャーの報告から)
▽その他の試合、国際武道大3-0山梨大、国士館大3-1山梨学院大、大東文化大3-0立教大、中央学院大3-0明治学院大、法政大3-0亜細亜大。
意義あるフルセット勝利、1年生も披露
▽第2日(4月9日・大東文化大東松山キャンパス総合体育館)
本学(2勝)3(21-25、25-23、26-24、22-25、15-9)2山梨学院大(2敗)
守備やサーブなど課題は多いが
二日間を通し、細かなゲーム中のミスやバタつきが続く事が多く、苦しいゲーム展開時の雰囲気を良くしていく必要があると感じた。ブレイクする場面は多いが、確実にサイドアウトを取ることができておらず、厳しいゲーム展開になってしまうことが多い。高さのあるブロックやスパイクの攻撃は伸ばしながら、守備面やサーブ力の強化など課題はまだまだ大いにあると痛感した。週を経るごとに対戦校のレベルも上がっていくため、試合慣れをしながらコンビを合わせられるよう練習に励みたい。(渡邉しほマネージャー)
<第1セット 21-25
スタメン=OH間瀬③-今野主将④、MB渡邊③-青山③、OP高宮②、S黒須④、L中峯③。21-22で守備固め間瀬→森口②。
序盤から点を取って取られての展開で苦しい状況が続いた。今野や間瀬を中心に攻撃を展開し、ブロックも効果的に決まるなどなんとか相手にくらいついていったがスパイクミスやトスの乱れが目立ち、終盤で3連続得点を重ねられ21-25で第1セットを落としてしまった。
<第2セット 25-23
スタメン=OH間瀬③-今野主将④、MB渡邉③-青山③、OP高宮②、S黒須④、L中峯③。18-19で間瀬→森口②、21-21で渡邉→寄本②。
序盤はスパイクやサービスエースも決まるなど3連続点して、8-4まで引き離す展開をみせた。相手のタイム後から徐々に点を取られ、後半戦はシーソーゲーム。その上、相手の攻撃に対応しきれず、焦りからトスの乱れも目立ち、苦しい展開が終盤まで続いたが、相手のミスに助けられ25-23でこのセットを粘り取った。
<第3セット 26-24
スタメン=OH森口②-今野主将④、MB渡邉③-青山③、OP高宮②、S黒須④、L中峯③。19-19で渡邉→寄本②。
今野、森口を中心に序盤はブレイクを重ねたが、リバウンドやブロックでワンタッチを取るも拾いきれずに相手にペースを握られる。コンビが合わないこともあって決定打を打つことができず、中盤で連続得点を許すなど苦しい展開となり全くの互角。終盤は20-22とリードを許すが。粘りのプレーで少しずつ得点を重ね、デユースの末、セットをとる。
<第4セット 22-25
スタメン=OH森口②-今野主将④、MB渡邉③-青山③、OP高宮②、S黒須④、L中峯③。4-4 で今野→間瀬③、20-22で高宮→中村來太郎①(コミュニティ人間科学部、OH、身長180㌢、最高到達点330㌢、山形中央高=指定校推薦=)。
4-4で今野が右足を攣って間瀬と交代。エースがコートを離れることとなり不安な状況の中、渡邉や高宮のブロックでなんとか食らいついていく。しかし繋ぎの場面でミスが目立ち、13-17まで離された。それでもブロックが3連続で決まるなどして17-17まで追いつき青学に流れが来たかと思われたが、終盤にかけて再びシーソーゲームとなり、新1年の中村を入れて流れを変えようと試みるも及ばす、セットを落とした。
<第5セット 15-9
スタメン=OH森口②-今野主将④、MB渡邉③-青山③、OP高宮②、S黒須④、L中峯③。7-4 で今野→中村①。
今野がコートに戻り、序盤から流れを青学がつかんだ。6-4で山梨学院が1回目のタイム。その後は今野が後衛に回る場面で1年の中村がコートに入った。その後も森口のスパイクや渡邉のブロックなどで優勢にゲームを進めて勝利した。(渡邉しほマネージャーの報告から)
その他の試合、国際武道大(2勝)3(25-14,25-11,25-11)0立正大(2敗)、国士館大(2勝)3(25-15,21-25、25-20、25-15)1立教大(2敗)、大東文化大(2勝)3(25-15,25-17、25-20)0明治学院大(2敗)、中央学院大(2勝)3(25-20、25-23、28-26)0法政大(1勝1敗)、亜細亜大(1勝1敗)3(25-14、25-23、25-15)0山梨大(2敗)。(注)校名横のカッコ内は今リーグ戦通算勝敗。
以上