本学男子、白星スタート
2023.09.03 更新
2023年度秋季リーグ戦男子2部で開幕
本学、1部復帰目指し好発進
春の雪辱 中央学院大に3-1
1部復帰を目指して3季目の本学、幸先良く初戦白星。関東大学バレーボール2023年度秋季リーグ戦男子2部は9月3日、亜細亜大体育館で開幕しました。本学は春、0-3で敗れている中央学院大と対戦し、3-1で快勝。冷房のない蒸し暑い館内は、選手たちには蒸し風呂状態とあって、万全な態勢とは言えませんでしたが、春季の雪辱を果たしました。本学にとってこれ以降5試合の対戦相手(別項)はいずれも春季リーグ戦で敗れえた相手。どこまで借りを返せるか、戦いぶりに注目です。本学女子が10年ぶりに優勝を目指す女子1部は9日、青山学院大記念館でスタート、嘉悦大と対戦します。
◇本学男子の第2日以降の対戦相手◇
▽第2日(9月9日・立教大新座C)vs国際武道大
▽第3日(9月10日・立教大新座C)vs法政大
▽第4日(9月16日・大東文化大東松山C)vs亜細亜大
▽第5日(9月17日・大東文化大東松山C)vs大東文化大
▽第6日(9月23日・大東文化大東松山C)vs国士館大
MB高宮の負傷退場、苦心の布陣
[男子2部]▽第1日(9月3日・亜細亜大体育館)
本学(1勝)3(29-27、25-22、21-25、25-20)1中央学院大(1敗)
一定の練習成果も課題まだ山積み
「秋季リーグの開幕戦、勝利でき安心するとともに、少人数で活動する我々にとって高宮の負傷(左足首の靭帯断裂、全治6週間)は大きな痛手となった。秋に向けた練習で意識してきた2段トスの安定化やキャッチ(サーブレシーブ)成功率向上において、この試合では春よりも改善が見られ、良い結果を残せたのではないかと考える。冷房のない体育館で暑さによってミスは多発したが、1セット目のデュースが続く場面でセットをものにできるようになったことも我々の成長ではないだろうか。しかし、収穫だけではなく、まだまだブロックなどの課題も山積みであり、これからの練習により一層力を入れていきたい」(宮川優菜マネージャー)
<第1セット 29-27
スタメン=OH間瀬③-森口②、MB渡邉③-高宮②、OP今野主将④、S黒須④、L中峯③。2-3で高宮(左足首負傷)→中村①。20-18でリリーフサーバー、渡邉→寄本②。
開始いきなり2-3で高宮が負傷交代して不安に思われたが、すぐに切り替えることできた。キャッチ(サーブレシーブ)の安定度が高く、全体を通して間瀬の高さのあるアタックや交代で入った1年生の中村の活躍が目覚ましく、先取する事ができた。勝負を分けたこのセット。23-24とセットポイントを握られながらチーム一丸で逆転したパワーがこのゲームの勝敗を決めた。
<第2セット 25-22
スタメン=OH森口②–中村①、MB渡邉③-S黒須④、OH今野主将④-間瀬③、L中峯③。21-18でリリーフサーバー、渡邉→寄本②。
MBの対角にS、後の4人はいずれもOHという変則布陣。団結は力だ。サーブの効果率が高く、相手の守備を崩すことで自チームの攻撃がうまく展開できたと考える。MB一枚で戦う難しさを逆手に取り、田島監督の采配によって相手のミスを誘発しながらブレイクを重ね、2セット連取した。
<第3セット 21-25
スタメン=OH間瀬③-森口②、MB渡邉③-中村①、OP今野主将④、S黒須④、L中峯③。20→23でリリーフサーバー、渡邉→寄本②。
2セット取って気が緩んだのか。一転、粗い展開。ネットタッチやドリブルなどの反則を重ね、自分たちから相手へ流れを与えてしまった。6-4からミスを重ねて4連続点を与えると詰め切れず、そのままセットを落とした。
<第4セット 25-20
スタメン=OH間瀬③-森口②、MB渡邉③-中村①、OP今野主将④、S黒須④、L中峯③。
24-17で守備固め、中村→寄本②。
布陣に苦慮したベンチの結論がこのスタメン。安定感と言うか安心感がある。セットを通し3点連続でブレイクする場面が4回あり、終始リードを守った青学は、二段トスも決め所を見極め打ち込んでいた。ミスが連続した中央学院にも助けられたが、春敗れた相手に勝った。(宮川優菜マネージャーの報告から)