男子、春上回る5位で終わる

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男子、春上回る5位で終わる

2023.10.29 更新

    今野大成主将にベストスコアラー賞

       本学男子、春季上回る5位

    本学男子は春の7位より2つアップして5位。個人賞では今野大成主将がベストスコアラー賞に輝きました。関東大学2023年度秋季リーグ戦男子2部は10月29日、延期になっていた10試合の残り2試合を甲府市・山梨大体育館で行い、全日程を終了しました。この日、5勝5敗で最終戦を迎えた本学は山梨大と対戦。ストレートで一蹴して勝ち星が一つ上回って5位となり、全日本大学選手権大会(11月27日~12月3日・大田区総合体育館を主会場に首都圏)の出場権(7位以上)を獲得し、個人賞では今野大成主将がベストスコアラー賞に輝きました。公式日程では10月15日が最終日でしたが、インフルエンザ等感染症の影響により欠場校が相次ぎ、2部リーグでは4校(うち国士武道大は2週連続)が欠場して10試合が延期試合に。その内4試合はリーグ戦中に消化し、残り6試合が29日までに行われました。詳細は以下の通り。

 最後のリーグ戦を終えてポーズの4年生(左から今野主将、宮川主務、黒須)

    山梨大に3-0で勝ち越し決定

[男子2部・延期試合] ▽10月29日(甲府・山梨大体育館)

 本学(6勝5敗)3(25-23、25-20、25-21)0山梨大(1勝10敗)

(本学欠場、9月24日・大東文化大東松山キャンパス体育館で対戦予定)

     全日本インカレで4年生に有終の美を

「秋季リーグ戦の集大成となった今回の一戦。最初は思いの外、相手に責められて不安を感じたもののサーブを強気で攻め続けたり、安定したキャッチから様々な攻撃を展開したりすることができ、部員全員が活躍した一戦と言えるだろう。最終結果は5位、今野はベストスコアラー賞に輝き、全日本インカレへの出場権も獲得した。インカレでは4年生が有終の美を飾れるようチーム一丸となって最後の練習に励んでいきたい」(宮川優菜主務)

<第1セット 25-23

スタメンOH間瀬③-中村①、MB渡邉③-高宮、OP今野主将④、S黒須(④、L中峯③14-12 でOH強化のため、間瀬→森口②、17-16 で戻す。18-17でリリーフサーバー渡邉→寄本②。

     久しぶりのツーセッター(黒須、今野)で臨み、高宮の完全復帰戦となったこの試合。特にサーブミスが目立ち、雲行きが怪しい場面もあったが、落ち着いたプレーでスパイクやブロックを決めて逃げ切り、先制した。

<第2セット 25-20

スタメンOH間瀬③-中村①、MB渡邉③-高宮②、OP今野主将④、S黒須(④、L中峯③16-13 でOH強化のため、間瀬→森口②、20-17で戻す。22-18でリリーフサーバーとして、渡邉→寄本②。

   サーブで攻めることでサーブミスも多発したが、相手のサーブキャッチを崩す場面も多く見られた。今野がセッターのケースでは久しぶりということもありコンビが合わない場面もあったが、ブロックポイントも合わせて点を取りきり、2セット連取した。

<第3セット目 25-21

スタメンOH間瀬③-中村①、MB渡邉③-高宮②、OP今野主将④、S黒須(④、L中峯③11-10で 渡邉→森口③、16-13で戻す。15-12で間瀬→寄本②。

     序盤からのシーソーゲームも少し点差が開き15-12で寄本が間瀬と交代し前衛での活躍が期待されたが、守りの連携ミスからブレイクを許し、点差が縮まってしまった。21-20から今野が連続得点すると山梨大は2連続でタイムアウトをとったものの流れは青学のまま。山梨大のサーブミスをもって、勝ち星が一つ上回って秋季リーグ戦を終えた。(宮川優菜主務の報告から)

 

▽10月28日(甲府・山梨大体育館)

 中央学院大(3勝8敗)3-1山梨大(1勝9敗)

     (中央学院大欠場、9月9日・立教大新座キャンパス体育館で対戦予定)

         善戦も国士館にあと一歩及ばず

▽10月22日(国士館大町田キャンパス体育館)

 本学(5勝5敗)2(28-30,25-20,21-25,25-23、13-15)3国士館大(7勝4 敗)

     (本学欠場、9月23日・大東文化大東松山キャンパス体育館で対戦予定)

        チーム一丸の戦いに悔しさも忘れる

「最終的に負け試合となってしまったが、特に第4、5セットは明治学院戦とは異なり4年生が引っ張っていく姿が見られると共に、チーム一丸となっての戦いが見られ、悔しさはあるものの非常に見応えのある1戦だった。残るは最終戦の相手は山梨大学。この試合を勝ちで終えて全日本インカレへの切符を手にしたい」(宮川優菜主務)

<第1セット 28-30

スタメン=OH間瀬③-森口②、MB渡邉③-中村①、OP今野主将④、S黒須(④、L中峯③。19-21でリリーフサーバーとして,渡邉→寄本②。

   終始シーソーゲームが続いたものの、国士舘戦ではお馴染みのリリーフサーバーにサービスエースを許し、ブレイクを重ねられてしまった。事は終盤、デュースの展開で起きた。MB渡邉が後衛に下がり寄本をリリーフサーバーで起用したがブレイク成らず。寄本はのままL中峯に代わり、前衛に回ると渡邉がそのままコートに入ってプレー続行。得点は28-29と国士館のマッチポイント。しかし、プレーが始まったところで主審のホイッスルで試合中断。何と青学ベンチは寄本と渡邉の選手交代をせず、中峯代わって渡邉をコートに戻しのだ。コートにいるべきはまず寄本であり、青学の反則。国士館に1点入ってフルセットへ。

<第2セット 25-20

スタメン=OH間瀬③-森口②、MB渡邉③-中村①、OP今野主将④、S黒須(④、L中峯③。24-18でブロック強化として、渡邉→高宮②。

      交代ミスによりチームの雰囲気が悪く、立て直すことができるかが不安だった。序盤はブレイクを重ねられる場面もあったが、相手スパイクミスに助けられながら試合を進めた。相手のブロックは堅かったが、キャッチが安定していたことから青学のしたい攻撃を展開することができセットオールとした。

<第3セット 21-25

スタメン=OH間瀬③-森口②、MB渡邉③-中村①、OP今野主将④、S黒須(④、L中峯③。

     今野のスパイク決定率は高かったものの森口がスパイクミスを多発し、プラスマイナスゼロといった状況。その上、国士舘のミドルの攻撃を防ぎ切れずにブレイクを許し、セットを落とした。

<第4セット 25-23

スタメン=OH間瀬③-森口②、MB渡邉③-中村①、OP今野主将④、S黒須(④、L中峯③。17-16で森口が左足首ねん挫のため、森口→高宮②。

     序盤からシーソーゲームを展開していたが、16-17で森口がスパイクを打って着地した際、左足首をひねったため高宮と交代した。高宮は怪我からの復帰明けとあって、このセットはもう終わりかと思われたが、ブロックなどで活躍を見せ、「森口のために、チームのためにもう1セット!」とチームの結束力を見せ、最終セットへと繋いだ。

<第5セット 13-15

スタメン=OH間瀬③-森口②、MB渡邉③-中村①、OP今野主将④、S黒須(④、L中峯③。9-10でスパイク力アップのため、森口→高宮②。

     一進一退の攻防を続けた最終セット。今野にトスを集めて決め切る展開だったが、大事な場面でのサーブミスが相手に流れを与えるきっかけとなり、惜しくも敗れてしまった。(宮川優菜主務の報告から)

その他の試合、

国際武道大(4勝7敗)3-0山梨大(1勝8敗)

    (国際武道大欠場、9月10日・立教大新座キャンパス体育館で対戦予定)

 

       国際武道を寄せ付けず5勝目      

▽10月21日(安孫子・中央学院大体育館)

 本学(5勝4敗)3(25-19、25-19、25-20)0国際武道大(3 勝7 敗)-

     (国際武道大欠場、9月9日・立教大新座キャンパス体育館で対戦予定)

      戦略奉功、マイペースの勝利

「国際武道大戦に向けて立てた戦略が上手くはまり、相手のエースを序盤から封じることができていた。自チームの攻撃が拾われても焦らず、ワンタッチを上手く取りながら終始落ち着いてゲームを進められたことが勝因だと考える。これまでの試合に比べてバックアタックの決定率も高く、幅広い攻撃展開を広げられていた」(渡邉千夏マネージャー)

<第1セット 25-19

スタメン=OH間瀬③-森口②、MB渡邉③-中村①、OP今野主将④、S黒須(④、L中峯③。20-16でリリーフサーバーとして、 渡邉→寄本②。

    序盤はお互いがミスなく攻撃を決め、1点ずつの取り合いとなり7-7。ここから、森口のバックアタック、今野のブロックポイントなどで3連続点を取り、均衡を崩した。相手のタイムアウト明けも、流れを渡さず森口、今野を中心に得点を重ねた。中盤以降も無理せず、リバウンドを取って自分たちの攻撃を進めることができ、1セット目を取り切った。

<第2セット 25-19

スタメン=OH間瀬③-森口②、MB渡邉③-中村①、OP今野主将④、S黒須(④、L中峯③。24-18でブロッカーとして、渡邉→高宮②。

     序盤、幾度の長いラリーを取り切って勢いに乗った本学は、8-3とした。中盤にかけて焦りからか相手にミスが目立ち、優位に試合を進めていった。間瀬・今野のブロックから5連続で得点を重ね、22-15とすると危なげなく試合を進め、セットを連取した。

<第3セット 25-20

スタメン=OH間瀬③-森口②、MB渡邉③-中村①、OP今野主将④、S黒須(④、L中峯③。

    相手のミスで得点を重ね、8-5。中盤以降は、お互いブロックアウトを上手く取り、シーソーゲームとなる。17-15で相手に3連続点を許し、本学がタイムアウトをとった。タイムアウト明け、相手の強いスパイクを根気強くレシーブし、再び流れを呼び戻した。20-20で森口のバックアタック、ブロックポイントで流れに乗った本学が5連続で相手を突き放し、3-0で国際武道大を下した。(渡邉千夏マネージャーの報告から)

 その他の試合、

 中央学院大(2勝8敗)3-0立教大(1勝10敗)

(中央学院大欠場、9月10日・立教大新座キャンパス体育館で対戦予定)

                                                                                                                              以上

<最終順位>

1 法政大     11勝
2 亜細亜大   9勝2敗
3 山梨学院大  9勝2敗
4 国士館大   7勝4敗
5 青山学院大  6勝5敗
6 大東文化大  5勝6敗
7 明治学院大     5勝6敗
8 立正大      5勝6敗
9 国際武道大    4勝7敗
10 中央学院大  3勝8敗
11 山梨大    1勝10敗
12 立教大   1勝10敗

(注)2,3位、6~8位、11,12位はセット率による。

個人賞>(本学関連)

 ▽ベストスコアラー賞 今野大成​主将​​​​​​

                            以上

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