春季リーグ戦終わる

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春季リーグ戦終わる

2024.05.19 更新

                                     本学は女子4位、男子7位

          男女とも課題抱えて終戦

 女子は闘の4位、男子は悔しい7位に終わりました。2024年度春季リーグ戦最終週は5月1819の両日、男子2部は大東文化大東松山キャンパス体育館で、女子1部は東海大湘南キャンパス体育館で行われ、本学の女子は東海大を3-1で下し通算8勝3敗で4位、男子は国士館大と2-3で敗れてトータル4勝7敗で7位に終わりました。女子は粘りのある守りをベースに頑張りましたが、得点力アップが課題。開幕時は選手9名(閉幕時12名)に加え急増セッターで奮戦した男子は課題も多く、これからのチーム作りに注目しています。なお、男子は大東文化大戦から13番のユニフォームを着た今井俊介①(経済学部)がベンチ入りバレーボールは未経験ですが、マネージメント分野での活動が期待されています。

<最終順位>

▽女子1部                  ▽男子2部

 筑波大      11勝          駒沢大      10勝1敗

② 日本大      9勝2敗        ② 国士館大     10勝1敗                    

 日本体育大    9勝2敗        ③ 亜細亜大      9勝2敗

 青山学院大    8勝3敗        ④     山梨学院大     8勝3敗

 東京女子体育大  6勝5敗        ⑤    大東文化大     7勝4敗

 順天堂大     5勝6敗        ⑥     中央学院大     7勝4敗

 国士館大     5勝6敗        ⑦     青山学院大     4勝7敗

 東海大      3勝8敗          立教大       4勝7敗

 桜美林大     3勝8敗        ⑨  立正大       2勝9敗

 日本女子体育大  3勝8敗        ⑩ 明治学院大     2勝9敗

 嘉悦大      2勝9敗        ⑪ 国際武道大     2勝9敗

 松蔭大      2勝9敗        ⑫     平成国際大     1勝10敗

(注)同勝敗はセット率によって順位を決める。なお、1部の11,12位は2部の212部の11,12位は3部の21位と入れ替え戦を行い、男子で駒沢大、国士館大は1部昇格、代わって慶応義塾大、東京学芸大が2部転落。女子は明海大が1部昇格、松蔭大が2部転落。嘉悦大は1部残留。

<春季リーグ戦の男子総括>

  守備が安定すれば秋は上位視野

今年の春季リーグ戦は、昨年まで頼れる3名が卒業したうえ、スポーツ推薦の入学者ゼロの状態でスタートしました。新チームに正ポジションのセッターがおらず、去年までリベロの中峯を急きょセッターにすることになりました。攻撃陣は昨年から活躍したメンバーが残っており、センター渡邉、オポジットの高宮を中心に得点を取れるような構成を考えました。チームとしては上位に入る力はあると考えていましたが、結果は7位に甘んじました。原因はセッターをはじめトスをレフトサイドへ集めたことが一番の要因だと考えております。ただ、途中合流した1年生リベロの嶋末、サイドの森口、中村が守備の面で安定すれば、当初思い描いた攻撃力を発揮できると考えておりますので、秋季リーグ戦は1部との入れ替え戦を視野に入れるようなバレーボールが出来ると信じております。これから3か月は生徒たちとの対話を大事に過ごしていきたいと考えております。(田島光也監督)

     序盤、流れを掴てお

簡単に負けてしまった印象だった。もう少し序盤に流れを掴めていたら、こんなに大差をつけられることはなかったと思う」(渡邉千夏主務)

     実力差仕方ない闘争心だけでも

[男子2部]▽第10日(5月18日・大東文化大東松山キャンパス体育館)

本学(4-6)0(17-2525-27、2225)3大東文化大(7-3)

<第1セット 17-25

スタメン=OH中村②-森口③、MB間瀬主将④-渡邉④、OP高宮③、S中峯④、L嶋末①。17-18で守備固めとして渡邉→安部③16-21で戻す。(注)OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカーOP=オポジット、S=セッター、L=リベロ。

   高宮が要所で決、危なげなくスタートを切った。しかし守備固めで入った寄本がサーブで狙われ、6連続失点を喫し9ー15と大きく離される。高宮の調子が良く、得点を重ねるも序盤でついた差を埋められず、セットを落とした。

<第2セット 25-27

スタメン=OH中村②-森口③、MB間瀬主将④-渡邉④、OP高宮③、S中峯④、L嶋末①。

     相手に流れを持っていかれたままセットが進み、6-10と離されてしまう。しかし、中盤から高宮・間瀬のブロックポイントもあり、青学が調子を戻し始める。18-20と2点差に詰め寄ったまま終盤に入り、高宮のサービスエースで追いついた。お互いのスパイカーがサイドアウトを取り合い、25-25と譲らない展開となったが、最後は相手に勢いで押され、セットを落とし後がなくなっ

<第3セット 22-25

スタメン=OH中村②-森口③、MB間瀬主将④-渡邉④、OP高宮③、S中峯④、L嶋末①。

     序盤立て続けにミスがあり0-4とされる。1点ずつ返していくも、相手に流れを持っていかれたまま点差を埋められず6-11。中盤も双方のスパイカー陣が得点を重ね、14-20となった。渡辺のブロックでブレイクし、21-24と点差を詰めるも逆転できなかった。(渡邉千夏主務の報告から)

その他の試合

駒沢大(10-0)3-0山梨学院大(7-3)、国士館大(9-1)3-0亜細亜大(8-2)、中央学院大(6-4)3-0平成国際大(1-9)、立教大(3-7)3-1国際武道大(1-9)、立正大(2-8)3-0明治学院大(2-8)。(注)校名横のカッコ内は通算勝敗。

     この善戦を糧に練習から見直したい

「リーグ最終戦で格上相手にフルセットと奮闘を見せてくれた。格上校にセットを取ることができたことは勝利の可能性もあったため結果は非常に悔しいが、今大会を通して東日本インカレ(6月25~28日・砺波市)や秋季リーグに向けた課題が見えたと思うのでしっかり反省し勝利への糧として欲しい。今大会はセッター問題など選手たちにとっても苦しい状況だったと思うが最後までチーム一丸となって戦ことができた。今後のためにもう一度練習から見直していきたい」(渡邉しほマネージャー)

   国士館とのルセットは評価できるが

▽第11日(5月19日。大東文化大東松山キャンパス体育館)

本学(4-7)219-2520-2526-2425-239-15)3国士館大(10-1)

<第1セット 19-25

スタメン=OH中村②-森口③、MB間瀬主将④-渡邉④、OP高宮③、S中峯④、L嶋末①。16-19で守備固めとして渡邉→寄本 ③、19-24で戻し、間瀬→安部 ③。

     森口のバックアタックで先制しスタート。その後4点ブレイクを許し、序盤から点差を付けられる。中盤、11-14から高宮・中村のブロックや渡邉の一人時間差でブレイクし同点まで追いつく。一息ついたわけではない、相手にサーブポイントを取られ、14-16で青学1回目のタイムアウト。タイムアウト明けミスが続きセットを落とした。

<第2セット 20-25

スタメン=OH中村②-森口③、MB間瀬主将④-渡邉④、OP高宮③、S中峯④、L嶋末①。20-24で渡邉→寄本③。

     立ち上がりサイド攻撃や間瀬のブロックで得点するも両校譲らぬ展開。相手校エースライトバックからブレイクされ6-7で本学タイムアウト。タイムアウト明けはシーソーゲームとなり14-14で中盤を迎えるも高宮のサーブミスや相手校のブロックに攻撃が阻まれ連続失点し14-18終盤はなかなか攻撃が決まらずこのセットも落とし後がなくなっ

<第3セット 26-24

スタメン=OH中村②-森口③、MB間瀬主将④-渡邉④、OP高宮③、S中峯④、L嶋末①。

     スタートから中村の攻撃や中峯のサーブポイント、高宮のブロックで4-0とし国士舘1回目のタイムアウト。タイム後は4連続ブレイクを許し同点に追いつかれ、お互い譲らない流れとなるが本校のミスが目立ち11-14で中盤を迎える。相手のミスで得点した後、中峯のサーブで崩し攻撃につなげるなど粘りのプレーを見せ15-14逆転すると国士舘が2回目のタイムアウト。終盤にかけ両校譲ら24-24から森口のライト攻撃でセットポイントを握り中峯のサービスエースで青学がこのセットを奪った。

<第4セット 25-23

スタメン=OH中村②-森口③、MB間瀬主将④-渡邉④、OP高宮③、S中峯④、L嶋末①。

     序盤から両校譲らない流れ。中盤11-11から青学のサイドやパイプで4点ブレイクし14-11で国士舘1回目のタイムアウト。タイム明け4点ブレイクされ1415と逆転される、青学も4ブレイクで返し国士舘2回目のタイムアウト。再青学が逆転され18-19で本学1回目のタイムアウトをとった後、終盤にかけ互角の展開が続くが後がない青学は中村のサービスエースで流れを掴み最後は渡邉の攻撃でフルセットへ持ち込んだ

<第5セット 9-15

スタメン=OH中村②-森口③、MB間瀬主将④-渡邉④、OP高宮③、S中峯④、L嶋末①。

    序盤は両校一歩も譲らぬ展開を見せる。しかし徐々に相手の攻撃に翻弄され点差をつけられ、コートチェンジ後の5-10で青学タイムアウト。最後まで粘りのプレーを見せたものの逆転できなかった。(渡邉しほマネージャーの報告から)

その他の試合

亜細亜大(9-2)3-2駒沢大(10-1)山梨学院大(8-33-1大東文化大(7-4)、中央学院大(7-4)3-1明治学院大(2-9)、立教大(4-7)3-0平成国際大(1-10)、国際武道大(2-9)3-2立正大(2-9)。(注)校名横のカッコ内は通算勝敗。

                                                                                                                                                        以上

     連続点されると気持ち引く課題露呈

「本日の試合は、相手に連続点された時に気持ちを引いてしまう自分達の課題が出てしまったと思います。また、相手レフトにブロックで対応しきれず、最後まで良いように決められてしまったことも敗因として挙げられます。明日の試合が、春季リーグ戦最後の試合となります。本日の敗戦に悔しさがありますが、まずは明日の最終戦でしっかりと勝ち切ってリーグ戦を終えることができるよう全員で良い準備をして臨みたいと思います」(鉾久香凜主務)

     セットが試合の流れを決めた

[女子1部]▽第10日(5月18日・東海大湘南キャンパス体育館)

本学(3-7)0(32-3417-2517-25)3日本大(8-2)

<第1セット32-34

スタメン=OHエドックポロ④-佐村③、MB谷島④-奥山③、OP髙橋④、S河本①、L伊藤③17-18で守備固め谷島→永井②、21-23で戻す。22-23で守備固め髙橋→岸川③、24-24で戻す。(注)OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジ

シット、S=セッター、L=リベロ。

    スタートから髙橋のスパイクや谷島のブロックが決まるなどして7-6。中盤、自分たちのミスから相手に5連続点を許して8-14と差をつけられますが、髙橋や佐村が奮闘し、連続得点を重ね19-19と追いつきます。終盤もお互いに譲らぬ攻防が続き、デユースへ。エドックポロのブロックを利用したスパイク、谷島の速攻などで攻め、31-30までお互いに譲らない展開になりますが、自分のネッとタッチやスパイクミスでブレイクを許し、最後は相手にスパイクを決められ、セットを落としました

<第2セット17-25

スタメン=OHエドックポロ④-佐村③、MB谷島④-奥山③、OP髙橋④、S河本①、L伊藤③、6-10でミドルブロッカー奥山→中田②。11-19で守備固め髙橋→岸川③、15-23で戻す。14-22で守備固め谷島→永井②。

     髙橋のスパイクポイントからスタートしますが相手の5連続点で2-6と引き離されます。中盤には髙橋のバックアタック、エドックポロのブロックポイントで巻き返しを図りますが、8-12と差を縮められず終盤へ。佐村のスパイクや途中出場の中田のブロックで守りも攻撃も奮闘しますが、追いつくことができず12-20さらにエドックポロのブロックで応戦しますが及ばず、セットを落とします。

<第3セット17-25

スタメン=OHエドックポロ④-佐村③、MB谷島④-中田②、OP髙橋④、S河本①、L伊藤③、13-17で守備固め谷島→永井②、16-24で戻す。16-24で守備固め中田→岸川③。

     髙橋の2本連続スパイクポイントからスタートを切りますが、相手の攻撃で4-4。その後8-8まで接戦を繰り広げますが、相手ブレイクされて11-16まで差を広げられてしまいます。谷島のライトからの攻撃、エドックポロの鋭いスパイクなどで応戦しますが、更に連続点を重ねられ、自分達のミス出て13-22その後も粘りを見せ、なんとか喰らいつきますが、1セットも奪えず負けてしまいました(鉾久香凜主務の報告から)

その他の試合

筑波大(10-0)3-0東海大(3-7)、日本体育大(9-1)3-2東京女子体育大(6-4)、順天堂大(4-6)3-1桜美林大(3-7)、国士館大(4-6)3-0日本女子体育大(3-79,嘉悦大(1-9)3-0松蔭大(2-8)。(注)校名横のカッコ内は通算勝敗。

     手応えリーグ通して成長」の目標

本日の試合は、1セット目は取り切ることができなかったものの、2セット以降で自分たちの粘り強い守備からテンポの良い攻撃に繋げるなど、自分達が一つ掲げて来た「リーグ戦を通して成長する」という目標に手応えを感じられた部分もありました。今シーズン初の公式戦を終え、様々な課題や自分達の現状が見えてきました。それらをしっかりと改善し、東日本インカレ(6月1922日・花巻市成長した姿をお見せできるように頑張ります」(鉾久香凜主務)

      勝って当然だよこの東海大には

▽第11日(5月19日・東海大湘南キャンパス体育館)

本学(8-3)3(23-25、25-1125-1925-18)1東海大(3-8)

<第1セット 23-25

スタメン=OHエドックポロ④-佐村③、MB谷島④-奥山③、OP髙橋④、S河本①、L伊藤③、21-21で守備固め谷島→永井②。

     奥山のブロックポイントからスタートし3連続得点を重ねます。その後も佐村のスパイクが決まり、6-1と好スタートを切ります。それでも、自分達のミスから相手に連続点を許して13-13と追いつかれます。その後もお互い譲れず、谷島のブロックを利用したスパイク、佐村のスパイク17-17終盤双方とも必死の攻防を繰り広げますが逆転できずセットを落とします。

<第2セット 25-11

スタメン=OHエドックポロ④-佐村③、MB谷島④-奥山③、OP髙橋④、S河本①、L伊藤③、23-10で守備固め奥山→木原③、24-11で戻す。

     髙橋、奥山のスパイクでスタートしますが、相手も粘りを見せて4-3。佐村のスパイクポイントを皮切りに、谷島が奮闘し5連続得点を重ね9-4一度サイドアウトを取られるものの、エドックポロの堅いブロックや攻撃で17-6とリードを広げ終盤に入ります。ここでも河本のサーブが走り21-8と大差をつけたまま、最後は佐村のスパイクが決まってセットオールとします。

<第3セット25-19

スタメン=OHエドックポロ④-佐村③、MB谷島④-奥山③、OP髙橋④、S河本①、L伊藤③、23-16で守備固め、谷島→永井②。

     お互いに粘りを見せ2-2。こから相手に連続点を取られ3-6と差をつけられます。中盤、エドックポロのスパイクポイントから、河本のサーブが走り7連続得点を重ね13-9リードします。その後も佐村のスパイク、髙橋のドライブサーブでのポイント、谷島のスパイクが決まり、20-13まで離して終盤大詰めではエドックポロの高さのあるスパイクが決まり、最後もダイレクトアタックをエドックポロが決め切って3セット目を取ります。

<第4セット 25-18

スタメン=OHエドックポロ④-佐村③、MB谷島④-奥山③、OP髙橋④、S河本①、L伊藤③、16-12で守備固め奥山→岸川③、16-13で戻す。19-16で守備固め谷島→ 永井②。

     スタートからお互い譲らない攻防繰り広げ6-5。佐村、エドックポロのスパイクが連続して決まるなどして9-5とリードして中盤に入ります。エドックポロのサービスエース、佐村のダイレクトアタックなどで15-10お互いに粘り合う展開となりますが、19-16からエドックポロ、髙橋のスパイク、河本のサービスエース4連続得点して23-16まで引き離し、マッチポイントはエドックポロのサービスエースで最終戦を白星で飾りました。(鉾久香凜主務の報告から)

その他の試合

筑波大(11-0)3-0日本体育大(9-2)、日本大(9-2)3-2東京女子体育大(6-5)、順天堂大(5-6)3-0松蔭大(2-9)、国士館大(5-6)3-1桜美林大(3-8)、嘉悦大(2-9)3-2日本女子体育大(3-8)。(注)校名横のカッコ内は通算成績。

                                                                                                                                                                                                                                  以上

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