女子、“初顔”明海大に苦杯
2024.09.15 更新
女子、初登場の明海大に1-3、男子は4連敗
2024年度秋季リーグ戦第3、4日
どうした! 本学! 女子は早くも1敗、男子は4連敗です。関東大学バレーボール2024年度秋季リーグ戦第2週、第3,4日は9月14、15日、男子2部は埼玉・大東文化大東松山キャンパス体育館で、女子1部は千葉・キッコーマンアリーナでそれぞれ行われ、本学女子は1部初登場の明海大(千葉)に手痛い1敗を喫しました。国士館を3-1で下し順調に迎えた第4日。本学の攻撃は決まらず、明海大の安定した攻守に手こずり、4日目で早くも1敗を喫しました。2部の本学男子は上位校との対戦が続いているとは言え、不甲斐ない戦いぶりで4連敗、得セット0。先行き不安が募ります。
上位校相手とは言え奪セット0
〔男子2部〕▽第3日(9月14日・大東文化大東松山キャンパス体育館)
本学(0-3)0(21-25,16-25,20-25)3山梨学院大(3-0)
<第1セット 21-25
スタメン=OH中村②-森口③、MB渡邉④-間瀬主将④、OP高宮③、中峯④、L嶋末①。16-20で守備固め間瀬→安部、20-22 で戻す。(注)OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ。
中村のスパイク決定からこのセットがスタートした。お互いキープして4-4まで進んだところで立て続けにコンビが合わず、4連続失点を喫す。一時、渡邉のブロックポイントで流れを掴み11-11とするも、サーブミスからリズムを崩し11-15まで一気に離されてしまった。高宮・森口のバックアタックで得点を重ねるも、流れに乗ることが出来ず、セットを落とした。
<第2セット 16-25
スタメン=OH中村②-森口③、MB渡邉④-間瀬主将④、OP高宮③、中峯④、L嶋末①。13-21で守備固め間瀬→安部③、16-24で戻し、守備固め 渡邉→寄本③。
中村のサービスエースでスタートした。しかし、嶋末のキャッチが乱れて攻撃が組めない場面から再び流れを持って行かれ、気づけば3-7と離されてしまう。要所で中村がスパイクを決め切り、必死に食らいつくも相手の流れを切ることが出来なかった。12-16で青学がタイムアウトを取るも攻撃を組み立てられず、12-20と大差をつけられてしまった。終始相手に圧倒された青学が成すすべなくセットを落とし、後がなくなった。
<第3セット 20-25
スタメン=OH中村②-森口③、MB渡邉④-間瀬主将④、OP高宮③、中峯④、L嶋末①。18-21 で守備固め高宮→寄本③、20-23 で戻す。
序盤はお互いスパイクを決め切り、3-3とした。先に崩れたのは青学であった。簡単なサーブミスから集中力が切れ、1、2セット同様にトスが合わず、気づけば8-11となっていた。中村が攻撃を決めて踏ん張るも、高宮・森口のスパイクミスが目立ち、流れを引き寄せることが出来なかった。15-20で渡邉のサービスエースがあり、そこから18-20とするも、もう1点が取れず、敗北した。(渡邉千夏主務の報告から)
流れを引き寄せる1点が取れない
やはり流れが来るタイミングでの1点を取れないことが4連敗の原因だと感じる。練習してきたことは出来ている部分も多くあるため、勝負所で誰にトスを上げるのか、誰に託すのかをチーム全体で決まり事として作るべきではないかと感じた。(渡邉千夏主務)
▽その他の試合、
東京学芸大(3-0)3-0立正大(0-3)、慶応義塾大(3-0)3-0明治学院大(0-3)、亜細亜大(3-0)3-0立教大(0-3)、大東文化大(3-0)3-0平成国際大(0-3)、中央学院大(3-0)3-0国際武道大(0-3)。(注)校名横のカッコ内は通算勝敗。
これで4試合連続ストレート負け
▽第4日(9月15日・埼玉・大東文化大東松山キャンパス体育館)
本学(0-4)0(12-25,18-25,21-25)3亜細亜大(4-0)
<第1セット 12-25
スタメン=OH中村②-森口③、MB渡邉④-間瀬主将④、OP高宮③、中峯④、L嶋末①。
序盤からミスが目立ち失点を重ね3-11で本学、1回目のタイムアウト。立て直しを図るも対応が間に合わず11-23と大きく点差を引き離され、本学2回目のタイムアウト。わずか12点しか奪えず、セットを落とした。
<第2セット 18-25
スタメン=OH中村②-森口③、MB渡邉④-間瀬主将④、OP高宮③、中峯④、L嶋末①・安倍③。18-24で守備固め高宮→寄本③。
渡邉の時間差攻撃や中村のパイプなどセンター攻撃を組み立て、序盤はシーソーゲームの展開。中盤にかけ課題であるブロックの弱点が目立ち、失点が続き10-16と点差を広げられたところで本学タイムアウト。その後も点差を縮めることができず2セット落として後がなくなった。
<第3セット 21-25
スタメン=OH中村②-森口③、MB渡邉④-間瀬主将④、OP高宮③、中峯④、L嶋末①・安倍③。13-13で守備固め渡邉→寄本③、16-16で戻す。
序盤に4ブレイクされ3-7で本学タイムアウト。タイム明け、ミドルやサイドの攻撃が決まり始め、ブレイクを重ね10-11まで点差を縮めたところで亜細亜大がタイムアウト。その後も両校譲らずサイドアウトの展開となり、シーソーゲームで終盤を迎える。20-20までくらい付いて行くも最後は粘り勝つことができず敗戦となった。(渡邉しほマネージャーの報告から)
勝ち切るプレーを見せてほしい
1セット目の入りがやはりこれまでと変わらずミスが目立ち、自分達のバレーが出来ていないように見受けられた。強いチーム相手ではサーブやスパイクのミスはもちろん、何でもない凡ミスで貴重な点を失っているのでとにかくミスを減らし、コート内での連携強化が課題だと感じた。勝ち切るプレーを見せてほしい。(渡邉しほマネージャー)
その他の試合、
東京学芸大(4-0)3-0立正大(0-4)、慶応義塾大(4-0)3-2立教大(0-4)、山梨学院大(4-0)3-0平成国際大(0-4)、明治学院大(1-3)3-2中央学院大(3-1)、大東文化大(4-0)3-0国際武道大(0-4)。(注)校名横のカッコ内は通算勝敗。
以上
女子、国士館に苦しみながらも3勝目
〔女子1部〕▽第3日(9月14日、千葉・キッコーマンアリーナ)
本学(3-0)3(25-18,27-25,18-25,25-23)1国士館大(0-3)
<第1セット 25-18
スタメン=OHエドックポロ④-佐村③、MB谷島主将④-井上③、OP髙橋④、S河本①、L伊藤③。17-11で2枚替え枚替え髙橋→平根①、河本→土橋①、20-17で戻す。21-17で守備固め谷島→永井②。(注)OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ。
相手の連続失点に苦しめられるスタートとなります。しかし、髙橋の相手の穴を狙ったスパイクが決定するなどして、お互いに譲らない展開となります。要所で佐村のブロックやサーブが決まるなどして7-6で中盤へ向かいます。中盤にはエドックポロのスパイクが立て続けに決まり連続得点、河本のサーブで相手を崩し15-9と点差をつけます。終盤には相手の連続得点に苦しめられながらも全員で粘り、谷島主将、河本らのブロックポイントによって23-17と点差をつけ、全員で粘りを見せてセットを先取しました。
<第2セット 27-25
スタメン=OHエドックポロ④-佐村③、MB谷島主将④-井上③、OP髙橋④、S河本①、L伊藤③。20-19で守備固め谷島主将→永井②、24-23で戻す。
スタートから相手に走らせる苦しい展開からスタートします。自分達のミスが続いてしまい、2-4でスタートしますが、谷島主将がブロードや速攻を決め、点差を縮めます。相手の高いブロックに苦しめられながらもエドックポロらの攻撃やリベロの伊藤の粘りで応戦し9-10となります。中盤には髙橋や、井上の相手の隙をついたフェイントが決まるなどして連続得点を取ります。12-13とお互いに譲らない展開となりますが、髙橋のサーブから4連続得点を取り18-15とリードします。その後、相手の攻撃に苦しめられデュースに持ち込まれますが、エドックポロのダイレクトアタックが決まって2セット連取しました。
<第3セット 18-25
スタメン=OHエドックポロ④-佐村③、MB谷島主将④-井上③、OP髙橋④、S河本①、L伊藤③。
井上のブロックで先制点を取ります。相手の攻撃に対応しきれず得点を重ねられるも、エドックポロや髙橋が応戦し10-9までお互い譲らない展開となります。中盤には相手の連続得点によって流れを掴まれ、リードを許します。谷島主将のサーブで相手を崩し、そこからエドックポロが相手ブロックを利用したスパイクなどで得点を重ね、自分達の武器である粘りを見せて応戦するものの、17-16から相手に4連続点を許し17-20。その後追いつくことが出来ず、相手のブロックを利用してくる攻撃に苦しめられ、そのまま5連続点を許してセットを落としました。
<第4セット 25-23
スタメン=OHエドックポロ④-佐村③、MB谷島主将④-井上③、OP髙橋④、S河本①、L伊藤③。19-18で守備固め谷島主将→永井②、23-21で戻す。
雪辱を晴らすべく髙橋の気迫のあるスパイクから試合がスタートしました。それに応えるように佐村、谷島主将らがスパイク、ブロックで得点し5-3とリードします。そこからエドックポロやこのセットから出場した奥山らの奮闘により4連続得点で9-5とリードを広げます。中盤に入り、相手への連続点を許しますが、すかさず応戦してエドックポロのスパイク、サーブなどが決まり連続得点で14-9と差を広げます。しかし、ここから相手に5連続点を許してしまい、15-14と詰められ、苦しい展開となります。そこから両チーム、お互いに粘りを見せ拮抗した展開となりますが、奥山のブロック、佐村のスパイクなどによって得点を重ね、髙橋の相手ブロックを利用したスパイクで逃げ切りました。(鉾久香凛主務の報告から)
サーブで崩しブロックで仕留めた
本日の試合は、サーブで崩しブロックで仕留めるという、自分達がやりたい攻め方を出来た部分もありましたが、試合の中盤で決め急ぎ、冷静に判断してプレーができず、相手に押されてしまう場面もありました。この反省を活かし、明日の試合では、相手が何をして来ても対応して点を取り切れる、心と体の準備をして臨みたいと思います。(鉾久香凜主務)
その他の試合、
筑波大(3-0)3-0日本女子体育大(0-3)、日本大(3-0)3-1桜美林大(0-3)、東海大(1-2)3-2日本体育大(2-1)、東京女子体育大(3-0)3-2明海大(0-3)、順天堂大(3-0)3-0嘉悦大(0-3)。(注)校名横のカッコ内は通算勝敗。
エドックポロ、3SからMB起用も完敗