本学、ベスト8止まり
2025.06.20 更新
本学、筑波大に力負けし8強止まり
東日本インカレ女子札幌大会
本学は春季リーグ戦のうっ憤を払えず8強に終わりました。第44回東日本バレーボール大学選手権大会女子札幌大会は36校が参加して6月18日から21日まで行われ、本学は春季リーグ戦6位の悔しさを晴らす意気込みで臨みましたが、準々決勝戦で筑波大にストレート負けしました。筑波大は決勝戦で東海大を3-2で下して7年ぶり6回目の優勝を飾りました。
思いのほか厚かった筑波大の壁
[決勝トーナメント]▽準々決勝戦(6月20日、札幌・北ガスアリーナ46)
本学(関東1部6位)0(22-25、19-25、14-25)3筑波大(関東1部3位)
<第1セット 22-25
スタメン=OH土橋②―佐村主将④、MB今沢①―奥山④、OP佐藤①―S河本②、L伊藤④。16-14で守備固め奥山→永井③、21-24で戻す。16-19で今沢→扇谷②。(注)OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ。
相手のサーブミスから先制すると、その勢いのまま佐村主将の緩急つけた攻撃や土橋のサーブポイントで9-1と差を広げます。しかし、相手も徐々にギアをあげ、高さとスピードのある攻撃に苦しみ、16-14。その後も高いブロックで威圧され5連続失点で17-19と逆転を許し、扇谷の速さある攻撃で反撃しますが、逆転できずにセットを落とします。
<第2セット 19-25
スタメン=OH土橋②―佐村主将④、MB奥山④―扇谷②、OP佐藤①―S河本②、L伊藤④。
相手の高い打点からのスパイクが決まり、1-3。その後、佐村主将の力強いスパイクやサーブで崩し、佐藤がダイレクトアタックを決めるなど悪い流れを断ち切り、7-4と逆転する場面も見られましたが、随所でブレイクを許し、苦しい展開へ。終盤になると自分たちのやりたいバレーで健闘するものの相手の粘りと多彩な攻撃に苦しめられて、後がなくなりました。
<第3セット 14-25
スタメン=OH土橋②-佐村主将④、MB奥山④―扇谷②、OP佐藤①-S河本②、L伊藤④。10-20で守備固め扇谷→永井③、11-21で2枚替え河本→岸川④、佐藤→飯田①。
序盤、土橋の豪快なスパイクやサーブポイントで踏ん張りますが、連続得点を許して3-8。中盤も佐村主将や土橋が要所で得点するも自分たちのミスから相手に連続点を許す展開が続き10-20で終盤を迎えます。佐藤がスパイクを決めて得点を重ねるが、相手の流れを断ち切ることができず、大きく差を広げられて完敗しました。(藤森こころ主務の報告から)
藤森こころ主務「1セット目の出だしは、自分たちの流れで試合を運ぶことができました。しかし、1セット目の中盤以降、相手に連続得点を奪われ、自分たちのバレーが体現しきれない展開となりました。相手の高さやパワー、スピードに圧倒され、自分たちからミスを出して流れを持って来れず、弱さ、甘さが出た試合だったと思います。この試合を通して、崩れやすさを痛感した分、その現状をしっかり受け止めて秋季リーグ戦までに強い鎖で繋がったチームに成長していきたいと思います」
関東1部リーグ、ベスト8を独占
東京女子体育大(関東1部1位)3-0日本大(関東1部8位)
▽準決勝戦 (6月21日、札幌・北ガスアリーナ46)
筑波大3(25-23,27-25,25-18)0日本体育大
東海大3(22-25,25-23,26-24,26-24)1東京女子体育大
▽3位決定戦(6月21日、札幌・北ガスアリーナ46)
東京女子体育大3(25-19,25-19,25-21)1日本体育大
▽決勝戦(6月21日、札幌・北ガスアリーナ46)
筑波大3(25-18,23-25,24-16,27-25、18―16)2東海大
本学、3回戦までは順調だったが…
◇本学が準々決勝戦までの足取り◇
[予選グループ戦](6月18日・札幌市美香保体育館)
本学2(25-13,25-16)0江戸川大(関東2部7位)
本学2(25-18,25-17)0山梨学院大(関東2部8位)
[決勝トーナメント](6月19日・札幌市美香保体育館)
▽2回戦
本学2(25-21,25-18)0中央大(関東2部6位)
▽3回戦
本学3(25-11,25-23,29-27)0金城大(北信越1部1位)
(注)対戦校のカッコ内は所属学連、春季リーグ戦順位。
以上