女子、2戦連続フルセット負け

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女子、2戦連続フルセット負け

2025.10.04 更新

          決定力不足の本学、フルセット連敗

               残り6戦に2部残留を賭ける

   決定力のない本学、2試合連続でフルセット負け。関東大学バレーボール2025年度秋季リーグ戦女子1部は10月4,5の両日、国士舘大多摩川キャンパス体育館、日本体育大世田谷キャンパス体育館の2会場で各3試合を行いました。3試合目でやっと1勝を挙げた本学。この2戦で五分に持ち込む意気込みで順天堂大、日本女子体育大と対戦しましたが、ここ一番で決定力を欠き2戦とも2-3で敗れ、12チーム中10位で2部との入れ替え戦行き(11,12位)の崖っぷちに立っています。優勝争いは東京女子体育大、明海大、日本体育大、筑波大の4校に絞られました。

<本学の今後の対戦校>

10月11日 日本大⑨

   12日 東京女子体育大①

   18日 東海大⑤

   19日 日本体育大③

   25日 桜美林大⑪

   26日 筑波大④

(注)円内数字は第5日終了時の順位。

                  ブロック吹き飛ばすパワー欲しい

[女子1部]▽第4日(10月4日・国士舘大多摩川キャンパス体育館))

本学(1-3)2(25-20、19-25,25-22,23-25,8-15)3順天堂大(2-2)

<第1セット 25-20

スタメン=OH土橋②-佐村主将④、MB奥山④-扇谷②、OP西澤③-S河本②、L伊藤④、永井③。14-11で守備固め奥山→岸川④、19-14で戻す。19-14で守備固め扇谷→佐藤①。

       出だしは、西澤の高い打点からの深いコースの攻撃などで得点をしますが、お互い譲らぬ攻防が続き、9-8。奥山のスピード感のある攻撃で相手の守備を崩して16-11とリードします。が、相手レフトからの攻撃に苦しめられ、4連続失点をしてしまい、19-18となりますが、佐村主将の相手ブロックを利用した攻撃などで得点を重ね、セットを取りました。

<第2セット 19-25

スタメン=OH土橋②-佐村主将④、MB奥山④-扇谷②、OP西澤③-S河本②、L伊藤④、永井③。11-16で守備固め扇谷-岸川④、14-20で戻す。

      奥山の高い打点からのセカンドテンポの攻撃や佐村主将の強弱のある攻撃で6-6。その後、相手のスピード感のある攻撃に苦しめられ、8-13とリードを許します。河本の相手コートに吸い込まれるようなツーアタックや扇谷の力強い速攻で得点しますが、点差を詰めることが出来ず、セットを落としました。

<第3セット 25-22

スタメン=OH土橋②-佐村主将④、MB奥山④-扇谷②、OP西澤③-S河本②、L伊藤④、永井③。18-13で守備固め奥山→岸川④、21-16で戻す。20-15で守備固め土橋→鷲谷④、20-16で戻す。21-16で守備固め扇谷→木原④。

      佐村主将の気持ちのこもった攻撃で6-5となりました。土橋のサーブで崩して扇谷のブロックポイント、佐村主将のキレのある攻撃で4連続得点して15-10で勝負所へ。伊藤、永井を中心とした粘りのある守備でブレイクして、23-19。詰めは奥山の相手の穴を突く速攻でセットカウント2-1としました。

ブロックで存在感を見せた扇谷(2年)

<第4セット 23-25

スタメン=OH土橋②-佐村主将④、MB奥山④-扇谷②、OP西澤③-S河本②、L伊藤④、永井③。19-8で守備固め奥山→岸川④、22-23で戻す。21-20で守備固め土橋→鷲谷④、22-21で戻す。

     序盤、相手の攻撃に押されてリードされますが、河本のツーアタックや奥山のブロックポイントなどで9-9と追い上げます。その後も土橋や西澤の穴をつく攻撃で攻めますが、相手の速い攻撃に苦しめられ、18-18と拮抗が続きました。終盤、途中交代の鷲谷のサーブで圧力をかけるも、相手レフトの攻撃で連続点を奪われ、フルセットに持ち込まれました。

粘りを見せるリベロの永井(3年)

<第5セット 8-15

スタメン=OH土橋②-佐村主将④、MB奥山④-扇谷②、OP西澤③-S河本②、L伊藤④、永井③。8-14で守備固め奥山→鷲谷④。

      序盤、自分たちのミスや相手の速いテンポのスパイクに翻弄され、0-6。そこから西澤のキレのあるスパイクや佐村主将の隙をついた攻撃で6-8と応戦します。しかし、相手の穴をついたスパイクに加えて自分たちのミスが続き、再びリードを許し、そのまま3敗目を喫しました。(藤森こころ主務の報告から)

                                                 負けはしたが強みの守備力見せた

    藤森こころ主務「試合は負けました、相手の速いコンビバレーに対して、自分たちの強みであるトータルディフェンスで守りきり、相手を揺さぶる攻撃で翻弄する場面もありました。しかし、自分たちのミスから相手を勢いづけてしまい、1点を取りたい時に自分たちのバレーを出しきれない部分がありました。だからこそ、お互いの良さを声やプレーで引き出し合い、総合力で1点を取りきれるようにしていきたいと思いました」

その他の試合、

明海大(4-0)3-1筑波大(3-1)、東海大(3-1)3-0国士舘大(2-2)=以上、国士舘大多摩キャンパス体育館。

東京女子体育大(4-0)3-0日本女子体育大(1-3)、日本体育大(4-0)3-0日本大(2-2)、桜美林大(1-3)3-2敬愛大(0-4)=以上、日本体育大世田谷キャンパス体育。(注)校名横カッコ内は通算成績。

               決めきるのは佐村主将だけ、これでは

▽第5日(10月5日・国士舘大多摩川キャンパス体育館)

本学(1-4)2(21-25、26-24、27-25,25-27、11-15)3日本女子体育大(2-3)

<第1セット 21-25

スタメン=OH土橋②-佐村主将④、MB木原④-扇谷②、OP鷲谷④-S河本②、L伊藤④、永井③。13-16で鷲谷→西澤③。

      出だしは、相手ライトからの攻撃で0-3となりますが、相手ミスなどで3-3と追いつきました。その後、相手のテンポ感のある攻撃に苦しめられ、6-10とリードを許しました。土橋の緩急ある攻撃するが、点差は離され14-21。終盤、木原のブロード攻撃などで5連続得点しますが、その後は決めきれず、セットを落としました。

要所で決める土橋(2年)

<第2セット 26-24

スタメン=OH土橋②-佐村主将④、MB木原④-扇谷②、OP西澤③-S河本②、L伊藤④、永井③。16-13で扇谷→奥山④。

     河本のサーブで崩し、扇谷のダイレクトアタックで得点し試合が始まります。佐村主将のキレのあるブロックアウトなどで得点をし、10-9となりました。その後も、西澤の勢いのあるバックアタックで得点し、15-12とリードしました。自ミスなどで相手にブレイクを許しますが、佐村主将の気持ちのこもった攻撃で点数を重ね、セットを取りました。

<第3セット 27-25

スタメン=OH土橋②-佐村主将④、MB木原④-奥山④、OP西澤③-S河本②、L伊藤④、永井③。12-14でスパイカーとして河本→松本②。13-14でセッターとして西澤→平根②。17-18で松本→河本、平根→西澤戻す。20-21で守備固め奥山→鷲谷④、24-24で戻す。

     奥山のブロックポイントなどで6-4となりました。相手のライト攻撃に対応できずに12-14となりました。土橋のキレのあるインナースパイクや伊藤を中心に守備でも粘りを見せますが、19-20で終盤を迎えました。1点差でサイドアウトを取り合う展開が続き、土橋の気合いの入った攻撃で勢い付き、ブレイクを重ね、デュースでセットを取りました。

流れを変えた二枚替えのセッター平根(2年)

<第4セット 25-27

スタメン=OH土橋②-佐村主将④、MB木原④-奥山④、OP西澤③-S河本②、L伊藤④、永井③。21-22で守備固め奥山→鷲谷④。

    序盤、相手の早い攻撃に対応できず、リードされますが、西澤の高い打点からブロック利用でのポイントなどで、12-12と追い上げました。その後も佐村主将や河本の穴をつく攻撃で攻めますが、自ミスから連続失点をし、点を離されます。終盤、佐村主将と木原の攻撃でデュースに、持ち込みますが、最後は相手の攻撃に翻弄され、セットを落としました。

<第5セット 11-15

スタメン=OH土橋②-佐村主将④、MB木原④-奥山④、OP西澤③-S河本②、L伊藤④、永井③。

    序盤から、奥山の高い打点からの速攻や土橋のハイセットからの打ち切りで得点をしますが、お互い譲らず攻防が続き7-7と並びます。しかし、相手のコンビバレーに押され、自分たちから守りに入ってしまい、リードを許します。そこから、佐村主将の気迫のあるスパイクで応戦しますが、自分たちのミスで2戦続けてフルセットで落とす結果となりました。(藤森こころ主務の報告から)

          残り試合、全員で勝ち切りたい

    藤森こころ主務「本日の試合もフルセットで敗戦しました。相手のやりたい攻撃をやらせてしまっている場面が多々あり、対応しきれていない部分がありました。それでも粘りの守備から全員でもぎ取った1点も多くありました。ですが、失点はもちろんお見合い、失点にならないミスが自分たち自身を苦しめてしまいました。冷静に判断し、相手コートの穴を突く攻撃をできることもありましたが、2戦ともフルセットで敗戦してしまい、自分たちの甘さや弱さが出てしまいました。具体的な会話やラリー中でのコミュニケーションをもっと大切にして、青学全員で残りの試合を勝ち切りたいと思います」

その他の試合、

筑波大(4-1)3-1国士舘大(2-3)、東海大(2-3)3-0敬愛大(0-5)=以上、国士舘大多摩川キャンパス体育館。

東京女子体育大(5-0)3-0日本大(2-3)、明海大(5-0)3-2日本体育大(4-1)、順天堂大(2-3)3-0桜美林大(1-4)=以上、日本体育大世田谷キャンパス体育館。(注)校名横カッコ内は通算成績。

                                  以上

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