セット率で無念も東京経済大に快勝
2025.10.18 更新
本学、意地見せ東経大に3-0、でも
男子3部Aグループ最終戦
東京経済大に3-0もやっぱりセット率で2部との入れ換え戦挑戦権はなし。関東大学バレーボール2025年度秋季リーグ戦男子3部は10月18日、グループ戦最終日を迎え、ここまで1敗ですでにセット率で入れ換え戦の出場権を失っている本学は、その権利を持つ4連勝中の東京経済大と対戦。意地を見せた本学は技術、気力で圧倒してストレートで快勝しました。リーグ戦はこの後、26日からA,B両グループの同順位同士で戦い、3部の最終順位を決めますが、本学はBグループの2位と3,4位を争います。1,2位は2部6,5位との、11,12位は4部の2,1位との入れ替え戦に出場します。
MB松本カムバックも単純には喜べず
[男子3部]▽Aグループ(10月18日・東京経済大国分寺キャンパス体育館)
本学(4-1)3(25-20、25-21、25-23)0東京経済大(4-1)
<第1セット 25-20
スタメン=OH中村③―森口④、MB松本①―寄本④、OP高宮④―S嶋末②、L酒井①。
相手の粘り強いディグに苦労し、攻撃が決まらず0-2と出遅れる。松本のクイック攻撃で流れを断ち切るが、直後本学のミスで1-3。サーブで攻めて相手のキャッチを乱して、ラリーに持ち込む展開が続く。9-9で高宮のブロックから同点に追いつくと、さらに中村のスパイクも決まり11-9と差をつける。中盤、高宮のサービスエースで勢いづくと、寄本がスパイクを決めて15-12。森口主将の強打で16-13となったところで東京経済大1回目のタイムアウト。後半、中村中心の攻撃を組み立てるが、思うように展開せず、サービスエースも許して21-20で本学1回目のタイムアウトを取る。タイムアウト明けは完全に本学のペースで、中村のサーブで相手を大きく崩すと、最後は寄本のスパイクでこのセットを取った。
<第2セット 25-21
スタメン=OH中村③―森口④、MB松本①―寄本④、OP高宮④―S嶋末②、L酒井①。23-1で嶋末→桑原①、23-20で戻す。
森口主将の時間差攻撃で先取してスタート。序盤は互いに点の取り合いが続く。中村のサービスエースが決まって5-3と本学が抜け出す。松本のクイックが決まると、続けて高宮のブロックとスパイクで10-6まで点差を広げる。中盤なかなかブレイクに持ち込むことができないが、嶋末のサーブから相手を乱し、松本のクイックが決まり16-11で東京経済大1回目のタイムアウト。その後は高宮中心に攻撃を仕掛けるが、相手のサービスエースもあって20-18まで追いつかれる。しかし、寄本のスパイクから中村のサービスエースで突き放して22-18とすると東京経済大2回目のタイムアウト。直後、1点返されるも寄本の鋭角なスパイクが決まり23-19。本学のミスもあり23-21まで迫られるも、最後は高宮のブロックが決まって2セット連取した。
<第3セット 25-23
スタメン=OH中村③―森口④、MB松本①―寄本④、OP高宮④―S嶋末②、L酒井①。22-2で松本→桑原①、23-22で戻す。
先制されるも高宮の高さを生かした強烈なスパイクで1-1。続けて松本のサーブで相手を乱し、中村のクイック攻撃でブレイクして2-1。しかし、これ以降、中村と高宮の攻撃がシャットされ、連続点を許して2-5で本学1回目のタイムアウトも、なかなかペースをつかめず2-7まで突き放される。高宮のブロックアウトでサイドアウトを取ると寄本のスパイクで4-7。相手のサーブミスを境に中村のサービスエースを含む連続得点で7-8まで詰める。松本のクイックが立て続けに決まり、10-10と追いついたところで東京経済大1回目のタイムアウト。中盤、追いかける展開が続いたが、15-16で中村のスパイクから寄本、森口主将の連続得点で17-16と逆転する。1点返されるが、森口主将の連続で19-17。しかし、サービスエースを許すなどして20-20と追いつかれる。22-21でピンチサーバーの桑原が相手を大きく崩して得点につなげ、23-21として東京経済大2回目のタイムアウト。本学のミスで23-23と追いつかれるが、高宮のブロックポイント、中村のスパイクで勝利した。(藤田志央主務の報告から)
順位決定の26日は4年生の引退試合
藤田志央主務「対策してきた通り、攻めたサーブで相手を乱して攻撃の機会を与えない戦い方が成功した試合だった。また、体調不良で前の2試合を欠場していたMB松本の復帰により、サイドだけではなくクイックを駆使して相手を翻弄することができた。この試合、中村のサーブと寄本のスパイクが多くの得点をもたらしたと言える。特に寄本のスパイクの決定率が高く、本学の攻撃の支えとなった。怪我や体調不良など、万全の状態とは言えないリーグ戦期間だったが、この試合は特に余裕を持ってのびのびと戦うことができていたと思う。押されている場面や追いかける場面であっても落ち着いて、各々が鼓舞しながら雰囲気を落とさず戦えたことはとても良かった。残り1試合、4年生の引退試合となる順位決定戦でもよい雰囲気で、青学らしい全員バレーで有終を飾りたい」
その他の試合
帝京大3(25-19、25-19、25-21)0文教大
産業能率大3-2千葉大
以上








