2013年度春季リーグ戦第2、3日
2013.04.24 更新
女子、早くも1敗 宇都宮に2-3
2013年度春季リーグ戦第2週
本学男女は明暗を分けました。2013年度関東大学バレーボール・リーグ男子2部、女子1部の第2、3日は20、21日それぞれ続開、本学男子は亜細亜大を3-0、中央学院大を3-1で下しましたが、女子は松蔭大をストレートで下しましたが、宇都宮大に2-3で敗れ、早くも1敗を喫しました。なお、男子2部の初日(14日)大東文化大は中央学院大に3-0で勝ちましたが、選手登録のミスで没収試合となり、スコアは0(0-25、0-25、0-25)3となりました。
男子、逆転で中央学院下す
▽男子2部(21日・駒大玉川キャンパス体育館)本学3勝
本学3(20-25、25-15、32-30、25-19)1中央学院大
スタメン=レフト宮村主将④-菅原④、ミドル梶原④-小泉翔大②、ライト岩橋③、セッター牧瀬②、リベロ頼金④。
第1セット、相手のドライブサーブに手を焼き、中盤、終盤にかいずれも連続5点を与えて失いました。ここで午前中、女子のベンチで敗戦を味わってきた平澤部長が今リーグ初めて男子のベンチに座りました。青学記念館から駒大玉川Cへ駆けつけましたがその時、試合開始のホイッスルが鳴ったため、第1セットはスタンドでの応援となったのです。それで流れが変わったわけではないでしょうが、宮村、岩橋、菅原らが本来の力を出してセットオール。
勝負を決めたのは第3セットでした。21-16と大きくリードしたので、楽に取れるかに思えましたが、ここでまたもドライブサーブに苦しめられます。レシーブが乱れ、これがスパイクミスにつながり、6点も奪われて21-22と逆転されました。さらにセットポイントを握られましたが、ジュースに持ち込んでシーソーゲーム。逆に本学が4回目のセットポイントで岩橋が決めてセットカウントを2-1としました。
この粘り、踏ん張りがそのまま第4セットに繋がり、翔大がスパイク、ブロックでパワフルなプレーを見せるなどして、本学が1時間半ゲームをものにしました。
(写真は篠原典位女史撮影)
その他の試合、駒沢大3-0平成国際大、国際武道大3-0亜細亜大、宇都宮大3-0東京経済大、大東文化大3-0桜美林大、日本大3-1立教大。
2試合だが、期待持てる仕上がり
▽男子2部(4月20日・駒大玉川キャンパス体育館)本学2勝
本学3(25-19、25-17、25-17)0亜細亜大
本学スタメン=レフト宮村主将④-菅原④、ミドル梶原④-小泉翔太②、ライト岩橋③、セッター牧瀬②、リベロ頼金④。
亜細亜の出鼻を宮村の強打で叩き、岩橋のドライブサーブで12-6と突き放しました。
宮村のブロック岩橋のバックアタックなどで21-11と一方的。最後は翔大が叩き込んで第1セットを奪いました。第2セットも本学ペース。宮村、岩橋、菅原が時間差に絡んで得点を重ねます。11-10から宮村の強打と翔大のブロックで6連続得点でこのセットも亜細亜を潰しました。第3セット、初めて5-6とリードを許しましたが、当りまくる宮村のスパイク、ブロックなどで5連続得点で逆転すると、一気に17-8。19-12から菅原に代えて佐藤孝彰①(経済学部、星城高出)を起用、20-15からはリベロの宮下和大①(経営学部、東亜学園高出)を初登場させるなどして2勝目を挙げました。
2試合を見る限り、守備も粘っこく、攻撃のコンビネーションもよく、この試合ではブロックも執拗で、期待の持てるチームに仕上がっているようです。
その他の試合、国際武道大3-0平成国際大、宇都宮大3-0桜美林大、中央学院大3-1日本大、駒沢大3-0東京経済大、大東文化大3-0立教大。
女子、サーブレシーブ崩れて勝ち逃す
▽女子1部(21日・青学記念館)本学2勝1敗
本学2(32-34、19-25、25-21、28-26、8-15)3宇都宮大
スタメン=レフト今村②-須田②、ミドル伊東主将④-松浦④、ライト望月④、セッター比金③、リベロ小島①。
底冷えの記念館、それを象徴するようなゲームでした。勝負を分けたのは第1セットです。今村が打てば、相手のエースも打ち返す。一進一退の展開は終盤へ。19-20から生瀬監督は2枚替えで勝負に出ます。望月→セッター田中美帆&②(国際政経学部、細田学園出)、比金→ライト上野紗耶④(経営学部、文京学院大女高出)。21-21で須田をルーキーの泉彩子①(法学部、柏井高出)に代えます。ミスで22点目を与えたところで1回目のタイム。
今村が強打で2連続得点。23-23からまた今村が決めてセットポイントです。ここで2枚戻しましたが、ジュースに持ち込まれます。
本学には25、26、27、28点と4回、セットを取るチャンスがりましたが、決着を付けられません。今村がスパイクを外して28-29と“逆大王手”。生瀬監督2回目のタイム。今村が奮起して31-30。すかさず宇都宮ベンチも2回目の作戦タイムです。31-32から今村で同点にしますが、その頼みの今村が後衛へサーブで狙われ、32-33からその返球が大きすぎたところをダイレクトで決められ35分間戦ったセットを失いました。
簡単に第2セットを落としながら、本学も意地でフルセットに持ち込みましたが、3-3から今村が後ろ(後衛)に下がった突端、連続7点を与え、悔し1敗を喫しました。サーブレシーブを含めた守り、ブロックの差が出ました。宇都宮が上でした。本学はサーブレシーブが安定せず、結局今村一人に頼るバレーボールになって「宇都宮に初めて負けました」(生瀬監督)。
その他の試合、東海大3-1筑波大、東京女子体育大3-0嘉悦大、日本体育大3-0国士舘大、早稲田大3-1松蔭大。
今から頭痛い今村、小島の穴埋め
▽女子1部(4月20日・青学記念館)本学2勝
本学3(25-20、25-21、25-20)松蔭大
本学スタメン=レフト今村②-須田②、センター伊東主将④-松浦④、ライト望月④、セッター比金③、リベロ小島①。
平成19年以来の春季優勝を目指す力を感じました。第1、2セットとも中盤まではリードを許していましたが、勝負どころへ来るとエース今村が強打あり、フェイントありで逆転。第3セットは安定した試合運びで終始リード保ち、セッター比金の大声を上げながらのリードオフもあって、きっちり2勝目をあげました。ベンチの平澤部長もにっこりです。
今村は先に発表された全日本メンバー44名の中に選ばれ、ユニバーシアード(7月6日〜17日・ロシア・カザン)の代表候補でもあります。2年生ですが、体も締まり一段と力強さを増したように見えます。対角の須田は167cmと小柄ですが、要所要所で確実にポイントを稼いでいました。
リベロの小島はジュニア世界選手権(6月21日?30日・チェコ)の代表だけあって、1年生とは思えない働きを見せています。欲を言えば、センターの動きがもっとほしいです。もっとも生瀬監督が悩むのは、日本代表の合宿等で取られる今村、小島の穴埋めです。
その他の試合、嘉悦大3-0宇都宮大、国士舘大3-1筑波大、東海大3-2早稲田大、日本体育大3-2東京女子体育大。
以上