本学男子、宇都宮大に敗れて3敗目
2014.10.02 更新
2014年度秋季リーグ戦
2014年度関東大学バレーボール秋季リーグ戦は28日、男子2部第9日は駒大玉川キャンパス体育館で、女子1部第6日は青学相模原体育館で、それぞれ続開。本学男子は宇都宮大にストレート負けして3敗目を喫しましたが、女子は日本女子体育大にフルセットで勝ち通算成績を3勝3敗としました。
ここ一発のチーム力がほしい
▽男子2部第9日(9月28日・駒大玉川キャンパス体育館)
本学(6勝3敗)0(19-25、21-25、21-25)3宇都宮大(7勝2敗)
スタメン=レフト辰②-高岡①、ミドル松島①-小泉翔太③、オポジット岩橋主将④、セッター牧瀬③、リベロ金澤①。
昨日の勢いを今日も、と胸を膨らませていましたが、結果は完敗でした。
「学生らしく、声を出して、もっと果敢に戦え! 特に1年生はもっともっと元気を出せ!」
試合後、小早川監督は、技術的なこともさることながら、戦う姿勢を厳しく追求しました。
第1セットが勝負を決めたと思います。宇都宮大にはもう長い間勝っていません。
前日、国際武道大に初めて勝った余韻そのままに、スタートは互角でした。
翔太、高岡、松島がスパイクを決め12-9とリズムは本学。
しかし、12-10から岩橋がブロックに捕まって暗転します。牧瀬のドリブルをはさんでアッと言う間に12-15。
その後、高岡、松島の1年生コンビが奮起して18-18まで持ち込みます。ここです。「さあ、行くぞ!」の勢いが見えないのが情けない。
追い上げムードの中、牧瀬のサーブミスでリードを許すとサーブで崩され、岩橋、松島がブロックに捕まるなどして18-22。
もう本学にひっくり返すパワーはありませんでした。
「ここで相手の流れを止めておれば」12-9からの連続6失点、18-18からの連続4失点。
敢えて失点としましたが、ここを3失点、2失点で抑えるチーム力(気力、集中力)があったら、と思うのはベンチの監督、コーチだけではありません。
第2、3セットではブロックとそれに連携した守備力の差を見せつけられましたが、フルセット負けとは違う悔しさが募るゲームでした。
春季リーグは6位、これを上回るためには最低でも残り2試合(対日本大、対大東文化大)、1勝1敗。決して容易くはありませんが、やり遂げてもらいたいと思いま
す。
その他の試合、大東文化大(9勝)3-0日本大(6勝3敗)、中央学院大(7勝2敗)3-0東京経済大(1勝8敗)、駒沢大(8勝1敗)3-0国際武道大(5勝4敗)、亜細亜大(2勝7敗)3-2山梨大(1勝8敗)、東京農大(2勝7敗)3-2桜美林大(9敗)。(注)校名横のカッコ内は通算勝敗。
嘉悦に3-0で4位以上決まる
▽女子1部第6日(9月28日・青学相模原体育館)
本学(3勝3敗)3(23-25、25-20、21-25、25-14、15-8)2日本女子体育大(1勝5敗)
スタメン=レフト今村③-坪川①、ミドル財前③-吉岡①、オポジット高野④、セッター比金主将④、リベロ小島②。
役者がそろっても勝てないもどかしさ。生瀬監督の苦悩が手に取るようです。チームの力は、役者の数ではなく、どれだけの時間一緒に苦しみ練習してきたか、なのでしょうか。
「出だしは相手のリズムに引きずられ、(国士舘大戦と同じように)苦しい展開でした。
第3セット、財前に代わって奥山①(津商高出)投入して流れが変わりました。1年生3人が頑張り、第4セットからはサーブで崩して主導権を握る展開に持ち込むことが出来ました。この勢いで嘉悦と戦います」と比金主将。
勝ったとは言え、監督同様複雑な心境を覗かせながら、次週の嘉悦大戦へ闘志を見せていました。1次リーグ残り1試合、嘉悦大戦(4勝2敗)。本学としては3-0で勝たないと1〜4位決定リーグには進めません。3-1なら得失点差の争いになります。春季リーグ戦は不本意にも5〜8位リーグに回り結局5位。何としても春を上回りたいものです。
その他の試合、日本体育大(6勝)3-0宇都宮大(1勝5敗)、東海大(5勝1敗)3-1筑波大(3勝3敗)、嘉悦大(4勝2敗)3-1国士舘大(1勝5敗)。(注)校名横のカッコ内は通算勝敗。