2015年度秋季リーグ戦女子1部最終日
2015.10.27 更新
入院加療中の吉岡がスパイク賞、今村主将は最多得点賞
本学女子、5勝4敗で春より1ダウン4位
2015年度秋季リーグ戦女子1部最終日
本学女子は4位に終わる。関東大学バレーボール2015年度秋季リーグ戦は18日、青学記念館で女子1部最終日が行われ、本学は日本女子体育大にストレート勝ちし、通算5勝4敗で春季から一つ下げて4位(セット率)となりました。優勝は筑波大で、東海大に1-3で敗れましたが、セット率(得28、失3)で圧倒、春秋連覇を達成しました。個人表彰では本学の今村優香主将がベストスコアラー(最多得点)賞に、吉岡可奈②=入院加療中=がスパイク(決定率)賞に、それぞれ輝きました。
サーブで崩し自分たちのペースに
[女子]▽1部最終日(10月18日・青学記念館)本学5勝4敗
本学3(25-17、25-22、25-20)0日本女子体育大
スタメン=レフトウイング今村主将④-坪川②、ミドル財前④-及川真①、セッター比金②、オポジット泉③、リベロ小島③。
今村主将「1セット目、出だしからサーブで崩し、自分たちのペースで展開することが出来ました。2セット目は何度か苦しい場面もありましたが、全員で我慢して、何とか終盤に自分たちの流れを作ることが出来ました。3セット目は序盤から最後まで攻め続けることが出来ました。今年のリーグ戦は本日の試合を持って最後となりましたが、全日本インカレへ向けて今リーグの反省を活かしながら日々の練習に励みたいと思います」
第2セット中盤、リードを許した以外は、終始優位な展開で快勝しました。一番力点を置いたリーグ戦は終わりましたが、女子部は2つの大会(別記)が残っています。4年生への「ご苦労さま」はもう少し待つことにしましょう。思えば男子同様、不本意なリーグ戦でした。優勝鵜を目指しながら4位、なぜでしょう?
応援に駆け付けOBとOGが口を開きました。
「元気がないよ。もっと声をだしてコートを走り回っていたんじゃないのかなぁ」久しぶりに女子チームの試合を観戦したOB・田上隆さんの感想です。
「OGの大庭優香さんは「今村はスパイク打つ音が弱くなっている。1、2年生のころの方がパワーを感じた。セッターも安易なアンダーハンドトスが多すぎ、オープントスも不安定ですね。(選手は一生懸命プレーしているつもりでしょうが、その一生懸命さが)応援している者には伝わってこない」と言います。同感です。
ほとばしるものを感じないのは男子も。スクールカラーで片付けられるものではありませんが、いみじくも男女とも程度の差こそあれ、同じような課題を抱えてリーグ戦の全日程を終えました。 リーグ戦優勝(女子)、1部昇格(男子)、気の早い話ですが、来季どちらが先に目標を達成するか、楽しみにしましょう。(この項奥本浩平)
その他の試合、東海大3-1筑波大、嘉悦大3-2日本体育大、順天堂大3-2早稲田大、東京女子体育大3-0松蔭大。
▽最終順位①筑波大8-1②東海大8-1③嘉悦大6-3④青山学院大5-4⑤順天堂大5-4⑥日本体育大4-5⑦東京女子体育大4-5⑧日本女子体育大2-7⑨松蔭大2-7⑩早稲田大0-9。(注)1、2位、4、5位、6、7位、8、9位はセット率による。校名横の洋数字は通算勝敗。
<女子部の今後の大会>▽皇后杯関東ブロック大会(10月24日・日野市市民の森ふれあいホール)、関東からは3代表がファイナルラウンド(12月18〜20日・東京体育館、12月26、27日・大田区総合体育館)に出場します。本学はAブロック。日本女子体育大と鉾田一高(茨城)の勝者と対戦し、勝つと柏エンゼルクロス(Vチャレンジ)と代表権を争うことになります。▽全日本インカレ(11月30日=12月6日・愛知)シード権を決める秋季リーグ戦で4位となったため、組み合わせは?
以上