2018年度 関東大学春季リーグ戦最終週

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2018年度 関東大学春季リーグ戦最終週

2018.05.19 更新

                          本学男子、最終日を待たず優勝決める

2018年度 関東大学春季リーグ戦最終週

本学男子、最終日を待たず2度目の2部優勝決める-。2018年度関東大学バレーボール春季リーグ戦最終週第1日は19日、男子2部は立正大熊谷キャンパス・スポーツキューブで、女子1部は青山学院大相模原キャンパス体育館でそれぞれ行われ、本学男子は法政大をストレートで下し10戦全勝としました。この結果、本学は最終日に専修大戦に0-3で敗れて1敗で並んでも、セット率(本学=得セット30−失セット5、専修32−7)で専修大を上回るため、2016年度秋季リーグ戦以来2度目の2部優勝が決まりました。これで2季連続3度目の1、2部入れ替え戦出場を果たし、26日(場所未定)には1部最下位の東京学芸大と対戦します。本学女子は嘉悦大に3-1で勝ち、通算成績を6勝4敗とし、最終戦は東京女子体育大と対戦します。

[男子]▽2部第10日(19日・立正大熊谷キャンパス・スポーツキューブ)

本学(10-0)3(25-19、25-14、25-21)0法政大(9-2)

スタメン=レフト中道②-安田③、ミドル萱野主将④-渡辺③、ライト薬師寺③、セッター望月②、リベロ佐々木③。

青学は強い。この日の法政大戦を見て思いました。弱くはないと思いながらも、強いと言い切れませんでしたが…。

この試合のカギはブロック。法政の右利きと左利きの2枚エースをどこまで抑えるか。ミドルの出来が勝敗を分けると見ていました。第1セットはそのブロックで流れを掴みました。1-4から渡辺、安田のブロックポイントを挟んで薬師寺が強打を打ち込んで5-4。5-6とされましたが、薬師寺のサーブで揺さぶり、渡辺のブロックなどで連続6点を取って、11-6と突き放したところで、このセット勝負あり。相手に連続2点以上は与えず、ブレイクされたのは5回。見事というほかありません。

第2セットはさらに素晴らしい。萱野、渡辺、中道のブロックが要所で決まって、法政はなすすべなしです。2枚エースは勢いをそがれ、本来のパワーも単発どころか、ミスを誘発する有様。ブレイク点を一度も与えず、所要時間15分で2セット目も取りました。

本学の力を見たのは第3セットです。1年生ながら先発で一戦ごとに存在感を増していたリベロの長田①が急性胃腸炎で欠場。代わりに入ったのは3年生の佐々木。守備に自信のある安田らがカバーするものの不安は隠せませんでした。この試合、初めてミスがらみで4連続点を与えて5-6。ベンチもタイム取って一呼吸いれますが、1、2セットのようには行きません。3点と開かない展開。渡辺の強打、薬師寺のサーブポイントなどで17-15も、本学のサーブミスなどもあって19-20と逆転されます。ここからが本学の強さ。踏ん張り。中道のスパイク、相手ミスで21-20。強打を見舞われて21-21。中道が決めて先行すると、安田の巧打、萱野のブロックでマッチポイント握ると、間髪を入れず薬師寺が相手スパイクを抑え込んで、2部優勝を決めました。

法政大戦と言えば、2017年度春季リーグ戦を思い出さずにはおれません。最終戦。慶応大日吉キャンパスの体育館。本学が勝てば1部との入れ替え戦が待っていました。大方は、断トツの駒沢大を3-0で破った青学が負けることはないと見ていました。まさか、が起きました。法政の左のエースを抑えることが出来ず、それこそ打ちまくられて0-3の完敗。諦め半分の慶応大が2位に。本学は前年度秋季リーグ戦に次ぐ1部昇格の挑戦権を逃がしたのです。

そんな思いを払拭する戦いぶりに、“強いとは思はないが弱くはない”そんなモヤモヤが吹っ飛んで、“青学は強い”と納得しました。(文責・奥本浩平)

その他の試合、専修大(9-1)3-0大東文化大(5-5)、国際武道大(4-6)3-0中央学院大(6-4)、亜細亜大(6-4)3-1立正大(4-6)、立教大(4-6)3-0桜美林大(1-9)、産業能率大(3-7)3-0宇都宮大(0-10)。(注)校名横カッコ内は通算成績。

 

気のゆるみからセットを落とす

[女子]▽1部第10日(19日・青山学院大相模原キャンパス体育館)

本学(6-4)3(25-18、25-22、17-25、25-21)1嘉悦大(3-7)

スタメン=レフト宇治川主将④-目黒②、ミドル及川真④-野嶋③、ライト宮下③、セッター佐藤①、リベロ根岸④。

先週の2連敗を踏まえスタートから勢いを出してチャレンジ精神で挑んだ今日の試合。1、2セット目を先取し好調な出だしをすることが出来ました。そのままストレート勝ちを収めたいところでしたが、気の緩みからか第3セットを取られてしまいましたが、次のセットはもう一度気を引き締め直し、勝利することができました。

第1セットは、序盤から両者譲らぬ展開。9-9から相手ミスと及川のスパイクで2点差をつけると、そこから流れは本学のものとなりなりました。2点リードを保ったまま、18-16から野嶋と宮下の活躍で5連続得点をすると、そのままの流れでセットを取りました。

第2セットは、宮下と及川が得点を重ね、流れは本学のものとなりました。10-10から野嶋のスパイクとサービスエース、そして及川のスパイクで3点差をつけると、18-14。しかし、そこから相手レフトにポイントされると、自分たちからミスを出してしまい、5連続得点を許してしまいました。それでも宮下の頑張りで5点取り返し、最後も宮下の強打でセットを取りました。

第2セットをなんとか取り、このまま押し切りたい第3セットでしたが、序盤から嘉悦大のブロックを利用したスパイクでリードを許す展開となりました。及川と宮下が徹底的にマークされ、相手のレフトとライト両エースに攻撃され、6-12。10-15で佐藤→市川③、宮下→花澤①の二枚替えを行い、さらに11-16で宇治川を立石③に代えてレシーブも固め、及川と市川が踏ん張りましたが、最後まで相手の勢いを止めることは出来ず、セットを落としました。

気持ちを切り替えて臨んだ第4セット。野嶋の速攻と目黒の力強いスパイクで得点を重ねますが、相手のライトエースにスパイクを決められ16-16と競ります。そこから目黒、野嶋、宮下が続けて得点し、4点リードすると、その点差を保ったまま6勝目をマークしました。(古谷瞳子主務の報告から)

その他の試合、東海大(9-1)3-0筑波大(6-4)、日本体育大(8-2)3-1国士館大(4-6)、順天堂大(7-3)3-0早稲田大(0-10)、東京女子体育大(5-5)3-0日本女子体育大(6-4)、松蔭大(5-5)3-2日本大(0-10)。(注)校名横のカッコ内は通算勝敗。

以上

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