2018年度関東大学秋季リーグ戦開幕

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2018年度関東大学秋季リーグ戦開幕

2018.09.10 更新

本学は男女そろって2連勝で発進

                 2018年度関東大学秋季リーグ戦開幕

本学は男女とも連勝スタート。2018年度秋季関東大学バレーボール・リーグ戦は9月8、9日、男子2部は立正大熊谷キャンパスで、女子1部は青学記念館でそれぞれ開幕戦を行いました。本学の男子は「今季こそ1部昇格」を合言葉に、神奈川工科大、平成国際大を共に3-0で連破。女子も松蔭大、国士館大をストレートで下して、2013年秋季リーグ戦以来の優勝へ順調に滑り出しました。

選手起用に見る1部昇格への本気度

[男子]▽2部第1日(8日・立正大熊谷キャンパス・スポーツキューブ)

本学3(28-26、25-19、25-14)0神奈川工科大

スタメン=サイド小田島②-青山②、ミドル中西②-渡辺③、オポジット薬師寺③、セッター田島④、リベロ山口②。

「青学さんには(各セット)10点取れるかどうかと思っていました。手を抜いてくれたんでは…」神奈川工科大のOBが帰りのバスを待つベンチで声を掛けてきました。初めて2部に昇格した相手(春季3部2位)に、開幕戦とはいえ確かに点を与えすぎました。が、これには訳がありました。

創部初の2部優勝を勝ち取りながら1部に上がれなかった悔しさから3、4年生は話し合いました。入れ替え戦まで入れると1か月半の長丁場。これを17名の戦士で戦い抜くのですが、それには戦力をさらにアップしないと1部昇格は難しい、と考えたのです。その第一は得点源となるサイドスパイカーの強化。この試合、2年生コンビで3セット通しました。交代でコートに立っても持てる力を発揮できるよう、試合慣れさせるのが狙いだったのです。

リベロは春に1年生ながらリベロ賞を獲得した長田をベンチにも入れず、山口(青学高等部出)を抜擢、サイドが本職の中道②をサブに起用しました。これにも理由があって、すっかりその気になっている長田にお灸をすえるための緊急措置でもあったのです。

今季からキャプテンに指名された佐々木拓真③は、もっぱらリベロの仕事をしてきましたが、これからは巧者なサイドとして窮状を救う役割を担うことになるようです。

そんなこんながあって、第1セットなどジュースに持ち込まれ、浮足立ったこともありましたが、ストレート勝ち。3セットを通してベンチ入り14選手のうち安田③を除く全員がコートに立ちました。マッチポイントは、そのためにコートに入った新主将の佐々木が、チーム皆の願いを込めてライトからスパイクを決めました。

「チームのモットーは『志は高く、考えて、考えて、考え抜く』をこの秋季リーグ戦ではプレーで表現し、全員の気持ちを一つにして、拾って、拾ってつなぐチーム作りに励みます。創部以来初の1部昇格を今シーズンで必ず達成できるよう、一つ一つを大切に勝ちにこだわった試合にしますので、皆様、ご声援のほど、よろしくお願いします」佐々木主将の力強い抱負です(プログラムから引用)。

開幕日、監督もコーチも所用で不在。OBの山脇さん(前OB・OG会緑楯会会長)が監督代行でベンチに入りましたが、采配は安田が執りました。(文責・奥本浩平)

そのほかの試合、法政大3-0平成国際大、専修大3-0産業能率大、大東文化大3-1立正大、中央学院大3-1国際武道大、亜細亜大3-1立教大。

監督・コーチ不在も元気いっぱい

▽2部第2日(9日・立正大熊谷キャンパス・スポーツキューブ)

本学(2-0)3(25-17、25-20、25-21)0平成国際大(0-2)

スタメン=サイド中道②-安田③、ミドル原口②-萱野④、オポジット小田島①、セッター田島④、リベロ長田①。

チームの軸、薬師寺・渡辺の3年生ペアをベンチから外し、3セットともスタートは上記のメンバーで、選手交代は、第1セット萱野→小森山①、第2セットは原口→宮崎①、第3セット萱野→横田③。

試合内容は、第1セット早々に相手エースを捕まえると一方的でした。レセプション(サーブレシーブ)もさほど崩れず、ブロック、スパイクも決まり、常に5点ほどの差を保ち、流したと言ったところでしょう。

この日も監督、コーチ不在で、代行はOBの山脇さん(前OB・OG会緑楯会会長)でしたが、安田がプレーイングマネジャーの役割をしていました。平澤部先生もベンチで戦況を見つめていました。(本多和彦OB・OG会緑楯会幹事の報告から)

その他の試合、法政大(2-0)3-0産業能率大(0-2)、専修大(2-0)3-0立教大(0-2)、大東文化大(2-0)3-0神奈川工科大(0-2)、亜細亜大(2-0)3-0国際武道大(0-2)、立正大(1-1)3-0中央学院大(1-1)。(注)校名横のカッコ内は通算勝敗。

 

開幕戦3−0に何かデッカイ予感

[女子]▽1部第1日(8日・青山学院大学記念館)

本学3(25-20、25-21、25-15)0松蔭大

スタメン=サイド宇治川主将④-目黒②、ミドル及川真④-野嶋③、オポジット宮下③、セッター佐藤①、リベロ根岸④。

何としても勝ちたい開幕戦。緊張もあって、硬くなる場面もありましたが、ストレート勝ちで発信することができました。

第1セット、6-6から宮下のスパイクでリードするとリズムをつかみます。相手エースのマークを外すことなく、ブロックとレシーブの連携もはまり、青学ペースで先制しました。

10-10と競った展開の第2セット。ここでも宮下のスパイク、さらに及川のブロックが決まると流れは本学へ。12-10で宮下→花澤①、佐藤→市川③の2枚替えすると、目黒の巧打、市川の強打でリードを広げます。苦しい場面でもミスすることなく、宇治川、宮下の冷静な攻撃などでセットをものにしました。

序盤からリードを広げた第3セット。相手を流れに乗せることなく、及川、野嶋のセンター攻撃ブロッとブロックでリードを広げると、2枚替えで入った市川の強打で一気に決着を付けました。(古谷瞳子主務の報告から)

その他の試合、東海大3-2桜美林大、筑波大3-0嘉悦大、日体大3-2日本大、日本女子体育大3-0東京女子体育大、国士館大3-2順天堂大。

各セットとも、ここ一番で野嶋のサーブ

▽1部第2日(9日・青山学院大学記念館)

本学(2-0)3(25-20、25-18、25-21)0国士館大(1-1)

スタメン=サイド宇治川主将④-目黒②、ミドル及川真④-野嶋③、オポジット宮下③、セッター佐藤①、リベロ根岸④。

我慢するところで我慢して、ここ一番で自分たちの力を出すことができました。

第1セット、8-7から野嶋のサーブが走って及川の速攻、目黒の強打などで7連続得点。16-10で2枚替え(宮下→花澤①、佐藤→市川③)すると市川が強烈なスパイクを見舞うなどして先制しました。

第2セットは中盤までもつれます。18-17で宇治川を高津③に代えて守備固め。18-18からまたも野嶋のサーブで相手を崩すと、宮下、及川の攻撃などで7連続得点を取りました。

序盤リードされる展開の第3セットは、相手のセンター攻撃に対応が遅れ8-12。が、野嶋のサーブで追いつきますが、まさにシーソーゲームで21-21。この流れにけりを付けたのも野嶋です。相手も球筋はわかっていても、野嶋のサーブには手を焼きます。目黒、宮下で切り返して一気に決着を付けました。我慢強さと集中力の勝利でした。(古谷瞳子主務の報告から)

その他の試合、東海大(2-0)3-0日本大(0-2)、日本体育大(2-0)3-1嘉悦大(0-2)、松蔭大(1-1)3-0筑波大(1-1)、日本女子体育大(2-0)3-1順天堂大(0-2)、東京女子体育大(1-1)3-0桜美林大(0-2)。(注)校名横のカッコ内は通算勝敗。

以上

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