女子初白星、男子は危なげなく4連勝
2019.04.14 更新
2019年度春季リーグ戦
本学女子、待ってました!1勝−。関東大学バレーボール2019年度春季リーグ戦第2週は13、14の両日、亜細亜大体育館で男子2部の第3,4日を、青山学院大相模原キャンパス体育館で女子1部の第2,3日を続開。東京女子体育大に1−3で敗れて連敗スタートの本学の女子は、筑波大を3−1で破って待望の1勝を挙げました。男子は立正大に1セット落としたものの、国際武道大をストレートで下し、4連勝をマークしました。次週の組み合わせは活動予定を参照ください。
皆が復帰待ってるぜ! リベロの長田康矢
[男子]▽2部第4日(14日・亜細亜大体育館)
本学(4-0)3(25-16、25-15、25-20)0国際武道大(0-4)
<第1セット
スタメン=サイド山田①-青山②、ミドル中西③-渡邊主将④、オポジット薬師寺④、セッター今橋①、リベロ山口③・中道③。
立ち上がりこそ競ります。12-12で中西が決めると一気に4連続点突き放すと勝負あり。わずか15分で決着。
<第2セット
スタメン=サイド山田①-小田島②、ミドル中西③-渡邊主将④、オポジット薬師寺④、セッター望月③、リベロ中道③・山口③。
19-12で渡辺→小森山②。
序盤からリードの本学。相手にスキを与えません。20-13からルーキー山田が強打を連続で決めて、ほぼ決着。薬師寺がライトから中央へ移動して25点目を機前ました。
<第3セット
スタメン=サイド小田島②-青山②、ミドル中西③-渡邊主将④、オポジット山田①、セッター望月③、リベロ中道③・山口③。
18-9で中西→宮崎②、20-11で望月→薬師寺、20-13で宮崎→中西、24-16で小田島→佐々木④。
3-4から青山のサーブで崩し3連続ブロックを含め立て続けに8得点をあげて、先行きはほぼ決まりました。立続けに先週交代の本学。マッチポイントを握ってからがいただけません。リベロ山口のレセプションの乱れから4連続点を許して、後味の悪い快勝でした。右手首を痛めてベンチを外れている正リベロの長田康哉?の復帰が待ち遠しく思ったのは筆者だけでしょうか。(文責・奥本浩平)
この他の試合、国士館大(4-0)3-0立正大(1-3)、法政大(4-0)3-0産業能率大(0-4)、亜細亜大(4-0)3-0立教大(1-3)、大東文化大(3-1)3-0神奈川工科大(0-4)、平成国際大(1-3)3-1中央学院大(2-2)。(注)校名横カッコには通算成績。
初の失セット、1部昇格へ隠せぬ不安
▽2部第3日(13日・亜細亜大体育館)
本学(3-0)3(25-19、25-22、18-25、25-20)1立正大(1-2)
<第1セット
スタメン=サイド山田①-青山②、ミドル中西③-渡辺主将④、オポジット薬師寺④、セッター望月③、リベロ山口③・中道③。
19-15で渡辺→小森山②。
セッター望月が今季初スタメンの第1セットは、相手のミスで始まった。青山、薬師寺が連続ブロックされ4-4、サービスエースを決められて4-5とリードを許してしまった。しかし、このセット5本のブロックを決めた渡辺のブロックで5-5に追いつくと、そこからはリードを守ることができた。ただし、セットを通して、ブロックフォローの甘さが出たり、粘って繋ぐ姿勢があまり見られなかった。20点以降は相手のミスも続き5連続得点でセットを奪取。
<第2セット
スタメン=サイド山田①-小田島②、ミドル中西③-渡辺主将④、オポジット薬師寺④、セッター望月③、リベロ山口③・中道③。
18-15で渡辺→宮崎②。
本学10点のうち相手ミス8で進んでいたが、こちらも相手のペースに合わせてしまったセットだった。相手のミドルからの攻撃が拾えていないこと、フェイントや軟打が拾えないなどレシーブに課題が残る形となった。17-14、15とレセプションミスが続き点差を詰められる場面もあったが、小田島のスパイクに救われ2セット連取。
<第3セット
スタメン=サイド山田①-青山②、ミドル中西③-渡辺主将④、オポジット小田島②、セッター今橋①、リベロ山口③・中道③。
レセプションが崩れて、いつも通りの攻撃ができない。相手にスパイクは拾われているのに、こちらはディグが乱れ点繋ぐことができていなかった。5-6からレセプションミスやスパイクアウトが続き4連続失点、5-9と一気に離される。リベロを中道に戻しても流れを掴むことができない。終盤はレシーブも上がらず、スパイクも決まらず、雰囲気も悪く何一つうまく回っていない印象を受けた。今季初めてセットを落とした。
<第4セット
スタメン=サイド山田①-小田島②、ミドル中西③-渡辺主将④、オポジット薬師寺④、セッター望月③、リベロ中道③。
全体としてサーブが弱く、相手に好きなように攻撃をさせてしまっていた第4セット。ブロックとレシーブの関係も合っておらず相手のスパイクをディグできないことが多かった。11-7で山田のサービスエース、12-7で中西がクイックを、その中西が15-8でサービスエースを決めて、いい流れを作り点差を広げた。ところが気が緩んだのか雑なプレーが多く見られ、山田、中西のスパイクアウトを発端に21-12から8連続失点をしてしまった。そこから何とか立て直して3勝目。
応援ありがとうございました。今季初めてセットを落としてしまいましたが、今日の反省点を今後の試合に活かせるかが重要だと思いますので、チームでよく話し合い、明日の試合(国際武道大戦)に繋げます。(石田美来主務の報告から)
その他の試合、国士館大(3-0)3-0平成国際大(0-3)、法政大(3-0)3-0神奈川工科大(0-3)、大東文化大(2-1)3-1立教大(1-2)、亜細亜大(3-0)3-1国際武道大(1-2)、中央学院大(1-2)3-0産業能率大(0-3)。(注)校名横カッコには通算成績。
混戦の春 さあ、これからだ! チャンス十分
[女子]▽1部第3日(14日・青山学院大相模原キャンパス体育館)
本学(1−2)3(25−23,20−25、25−20、25−13)1筑波大(2−1)
<第1セット
スタメン=サイド目黒③- 市川主将④、ミドル野嶋④-山中②、オポジット宮下④、セッター佐藤②、リベロ立石④。
13-13で2枚替え宮下→花澤②、佐藤→住田①、16-16で市川→井上芙香&①(郡山女大附高出、158cm、最高到達点267cm)。
序盤は拮抗していましたが、筑波大にサーブで崩され、追う形となりました。中盤から終盤にかけて、粘り強いレシーブや宮下、目黒のスパイクで連続得点を取って21-21と追いつきます。そこから山中のサーブが走り、相手の速い攻撃を封じることができ、本学のリズムのままセットを取りました。
<第2セット
スタメン=サイド目黒③- 市川主将④、ミドル野嶋④-山中②、オポジット宮下④、セッター佐藤②、リベロ立石④。
15-15で宮下→花澤、佐藤→住田の2枚替え、17-16で市川→井上。
序盤は点の取り合いから野嶋のサーブが走り、連続点を奪って相手を離しましたが、相手のコンビに翻弄されて5連続点を与えて逆転されました。その後、2枚替えで入った住田のスパイクが決まり,勢いを取り戻して追いつくことが出来ましたが終盤、相手のサーブに崩されて思うような攻撃が出来ず、セットオールにされました。
<第3セット
スタメン=サイド目黒③- 市川主将④、ミドル野嶋④-山中②、オポジット宮下④、セッター花澤②、リベロ立石④。
13-15で市川→佐藤、花澤→住田の2枚替え、22-20で山中→井上。
出だし相手のミスが続き、本学が2点リードする展開。しかし、本学のミスから相手に3連続点を与え9-9と並び、そこからは両者一歩も譲らないシーソーゲームとなりました。サイドからスパイクを2本連続で決められ、加えて本学のスパイクミスが続き、リードを許します。そこから2枚替えで入った住田の強烈なスパイクで相手のブロックを吹き飛ばし、3連続点を取り、追いつくことができました。そこから相手のサーブミスに乗じ、相手の隙をついて宮下がスパイクを決めてリード。22-20でベンチは勝負に出ます。ピンチサーバーで入ってきた井上の攻めのサーブで相手のミスを誘い、4連続点を取ってセットカウント2-1としました。
<第4セット
スタメン=サイド目黒③- 市川主将④、ミドル野嶋④-山中②、オポジット宮下④、セッター花澤②、リベロ立石④。
17-11で山中→井上、21-12で宮下→佐藤、花澤→住田の2枚替え
出だしから本学のペース。サーブも全体的に良く、相手の攻撃を封じることで、自分たちの攻撃がしやすくなり、花澤のトスワークも光りコンビを上手く使うことが出来ました。そのうえ、本学の粘り強いレシーブとブロックで相手のミスを誘い、最後まで集中力が切れることなく、今リーグの初勝利を勝ち取りました。
この試合は、リザーブもメンバー以外も全員が1つになり攻めの姿勢で戦い抜くことができました。2枚替えで入った選手、ピンチサーバーで入った選手が活躍し、チームにいい流れを持ってきて勢いに乗ることができました。まだ修正点があるので、そこを詰めて来週の試合に臨みたいと思います。(及川佑加主務の報告から)
その他の試合、日本大(3-0)3-1東海大(2-1)、国士館大(2-1)3-0桜美林大(0-3)、順天堂大(2-1)3-1日本体育大(1-2)、日本女子体育大(2−1)3−1東京女子体育大(1−2)。(注)校名横カッコ内は通算成績。
決定力不足を補う、守りとコンビは何処へ
▽1部第2日(13日・青山学院大相模原キャンパス体育館)
本学(0-2)1(25-21、21-25、20-25、25-27)3東京女子体育大
<第1セット
スタメン=サイド目黒③-住田①、ミドル野嶋④-山中②、オポジット宮下④、セッター佐藤②、リベロ立石④。
13-16で2枚替え宮下→花澤②、佐藤→市川主将④。
序盤は相手の高いブロックで攻撃を封じられ、なかなか青学の攻撃が通りません。8-12の劣勢から長いラリーを山中のスパイクで取ると、住田のサーブが走り、10-13。さらに、2枚替えで市川と花澤がコートに入り、市川の強烈なスパイクが炸裂して6連続得点で逆転して、そのままの勢いでセットを取りました。
<第2セット
スタメン=サイド目黒③-住田①、ミドル野嶋④-山中②、オポジット宮下④、セッター佐藤②、リベロ立石④。
9-11で住田→市川主将、20-23で2枚替え佐藤→二宮②、宮下→花澤②。
目黒と宮下のスパイクで踏ん張りましたが、中盤まで追う展開。終盤でも相手のセンタープレイヤーの攻撃を食い止めることができず、セットを落としました。
<第3セット
スタメン=サイド目黒③- 市川主将④、ミドル野嶋④-山中②、オポジット宮下④、セッター佐藤②、リベロ立石④。
20-20で2枚替え宮下→花澤、佐藤→住田
宮下のライトからの鋭いスパイクや市川の豪快なスパイクで4連続得点し、13-10とリードしました。しかし、相手のレフトからのスパイクで連続得点を許して14-14。ここから相手にブロックを利用するスパイクなどで3連続得点を3回許すなどしてセットを奪われました。
<第4セット
スタメン=サイド目黒-市川主将、ミドル野嶋-山中、オポジット宮下、セッター佐藤、リベロ立石。
サーブミスから3連続失点のスタート。しかし、相手のミスから宮下のスパイクが連続で決まり、1点を争う展開となりました。そこから佐藤のツーアタックで流れをつかみ、15-11とリードを広げましたが、決定力を欠き、逆に相手に攻め込まれて終盤追い上げらます。それでも野嶋のスパイクでリードを広げますが、相手も粘りを見せ、最後は25-27で粘り負けをしてしまいました。ここ一番で1点を取りきることができず、開幕戦と同じ負け方をしました。挑戦者としての気持ちを持って明日の試合(筑波大戦)は、攻めの姿勢で戦い抜きたいと思います。(及川佑加主務の報告から)
その他の試合、東海大(2-0)3-0嘉悦大(0-2)、日本大(1-1)3-2日本体育大(1-1)、筑波大(2-0)3-2国士館大(1-1)、日本女子体育大(2-0)3-1順天堂大(1-1)、松蔭大(1-1)3-2桜美林大(0-2)(注)校名横カッコ内は通算成績。