2019年度東日本インカレ最終日
2019.06.30 更新
女子は優勝、男子は準優勝 “準アベックV”
2019年度東日本インカレ終わる
本学女子が12年ぶりの優勝、男子は初の準優勝―。2019年度第38回東日本バレーボール大学男女選手権大会最終日は6月30日・札幌の北海きたえーる体育館で男女の3位決定戦に続いて女子、男子の順で決勝戦行いました。創部以来初めて男女が同一大会で決勝戦に臨んだ本学は、女子が順天堂大をストレートで下して12年ぶり6度目の優勝を決め、初の決勝戦に挑んだ男子にアベックVの夢を賭けましたが、善戦空しく筑波大に1-3で敗れました。
[決勝戦]▽男子
青学1(25-23、23-25、17-25、20-25)3筑波大(関東1部)
▽女子
青学3(25-22、25-6、25-23)0順天堂大(関東1部)
◇個人賞(本学関連)は以下の通り。
[女子]▽最優秀選手:宮下聖果(4年、総合文化政策学部)
▽ブロック賞:山中宏予(2年、法学部)
▽レシーブ賞:宮下聖果
▽セッター賞:花澤佳奈(2年、経済学部)
▽リ べ ロ賞:立石優華(4年、経済学部)
▽優勝監督賞:秋山美幸(平成19年卒)
[男子]▽敢 闘 賞:渡辺周馬主将(4年、経済学部)
▽セッター賞:望月 祐(3年、経済学部)
▽リ べ ロ賞:長田康矢(2年、経済学部
[男子]▽決勝戦
青学1-3筑波大
<第1セット
サイド中道③-山田①、ミドル中西③-渡辺主将④、オポジット小田島➁、セッター望月③、リベロ長田➁。
21-19で渡辺→青山➁。
中西、小田島、山田の攻撃で一気に3点を取ると中盤、相手のミスにつられず自分たちのペースを作って常にリードする形で試合を進めることができた。セットポイントを握ると、タイムを取とって、自分たちで話し合い、落ち着いて最後の1点を取りに行くことができ、25-23、快勝の第1セット。
<第2セット
サイド中道③-山田①、ミドル中西③-渡辺主将④、オポジット小田島➁、セッター望月③、リベロ長田➁。
16-18で渡辺→青山。
山田のバックアタックで始まったこのセットは、サイドアウトを取れずに連続失点する場面が何回か見られた。またレセプションが崩れてミドルが使えず、サイド頼りになってブロックでシャットアウトされてしまうことが多く、20点まで相手を追う形となった。しかし、中西のサービスエースで
21-22、渡辺のブロックで同点に追いつく粘りを見せたが、相手にセットポイントを先に取られ、そのままセットを落とした。
<第3セット
サイド中道③-山田①、ミドル中西③-渡辺主将④、オポジット小田島➁、セッター望月③、リベロ長田➁。
9-15で望月→今橋①、13-21で渡辺→青山、16-24で中西→佐々木④。
中道、中西がシャットアウトされて始まったこのセットは、疲労からか足が動かず、相手にそこを突かれて、フェイントや軟打を決められる場面が多く見られた。反則やスパイクアウトが続くことが多く、途中最大8点差をつけられ、チームが崩れて落とした。
<第4セット
サイド中道③-山田①、ミドル中西③-渡辺主将④、オポジット小田島➁、セッター望月③、リベロ長田➁。
渡辺→青山(16-18)
チャレンジャー精神を振り絞って臨んだこのセットだが、相手の強烈な攻撃を特に長田が必死にあげるも、それを得点に結びつけることができず、なかなか一歩先に出れません。何回も何回も体当たりで拾っても、体形の崩れているところに打ち込まれてリードを許す。19-21から相手のジャンプサーブに崩されて一気に19-24。そして、優勝を逃した。
応援ありがとうございました。優勝を逃すというチームとしては悔しい結果ではありましたが、私個人としては、選手全員がここまで真剣に向き合い、勝ち取った準優勝なので悔いはなく、東日本2位になれたことを誇りに思います。秋季リーグでは、『一部昇格したてのチャレンジャー青学』ではなく『東日本インカレ準優勝の青学』という意識を持ってプレーしたいと思います。今後とも応援宜しくお願い致します。(石田美来主務の報告から)㊟円内数字は学年。
◇本学、決勝戦までの足跡(決勝トーナメント)
▽1・2回戦
本学3(25-12、25-13、20-25、25-16)宇都宮大(関東3部)
▽3回戦
本学3(25-22、25-19、25-21)0早稲田大学(関東1部)=関東1部リーグ4連覇中、2018年度東日本インカレ・全日本インカレともに優勝=
▽準々決勝戦
本学3(25-22、25-23、20-25、25-21)1専修大(関東1部)
▽準決勝戦
本学3(25-20、21-25、25-23、25-21)1中央大
▽3位決定戦
中央大(関東1部)3-1明治大(関東1部)
[女子]▽決勝戦
青学3-0順天堂大
<第1セット
サイド目黒③-住田①、ミドル野嶋④-山中➁、オポジット宮下④セッター花澤➁、リベロ立石④。
20-17で住田→リリーフサーバー井上①、23-22で井上→住田戻。
出だし山中のサーブが走り5点連続で点差を広げますが、逆に相手にもサーブで攻められ追いつかれます。悪い流れを野嶋のスパイクで断ち切り、そこからは一進一退の攻防で後半へ。終盤相手に連続得点を許しリードされる場面もありましたが、宮下、目黒のスパイクが炸裂、逆転してセットを取りました。
<第2セット
サイド目黒③-住田①、ミドル野嶋④-山中➁、オポジット宮下④セッター花澤➁、リベロ立石④。
本学のアタッカー陣の多彩なスパイクで5連続得点し、相手に付け入る隙を与えずリードを広げました。その後も本学は集中力を切らすことなく、レシーブやフォローでも粘りを見せ、中盤からは目黒が連続でスパイクを決めるなどして、最後まで相手を圧倒しました。
<第3セット
サイド目黒③-住田①、ミドル野嶋④-山中➁、オポジット宮下④セッター花澤➁、リベロ立石④。
17-15で住田→リリーフサーバー井上、21-21で井上→住田。
序盤、徐々に相手の流れになり、中盤は互いのミスが目立ちました。本学は相手の攻撃に苦しみ、連続点を許しますが、目黒の相手ブロッカーを吹き飛ばすスパイクと宮下の巧みにコースを狙ったスパイクで勝ちきることができました。
今日の試合は、第1セットから本学のバレーボールをすることができ、目標としていた優勝を勝ち取ることができました。これもいつも応援してくださる方々、スタッフの方々、周りでサポートしてくれるチームメートのお陰だと思っています。次は秋季リーグ戦に向けて頑張っていきたいと思います。(及川佑加主務の報告から)㊟円内数字は学年。
◇本学、決勝戦までの足跡
▽1・2回戦
本学3(25-18、25-17、25-15)0早稲田大(関東2部)
▽3回戦
本学3(25-21、23-25、25-19、25-19)1都留文科大(北信越1部)
▽準々決勝戦
本学3(24-26,25-19、19-25、25-17、15-10)2日本大(関東1部)
▽準決勝戦
本学3(25-17、25-22、17-25、25-20)1東北福祉大(東北1部)
▽3位決定戦
筑波大(関東1部)3-1東北福祉大(東北1部)
以上