本学男子、2部自動転落決定的
2022.05.22 更新
2022年度春季関東大学リーグ戦1部
本学男子、自動的に2部転落決定的
8戦全敗 残り4試合、1勝も無理か
本学男子は最下位が決定的で自動的に2部転落が決定的-。2022年度春季関東大学リーグ戦1部は22日、男子は青山学院大相模原キャンパスで6試合、女子は日本体育大世田谷キャンパス体育館で4試合を行い、2部転落へ絶対的ピンチの本学男子は、ここまで1勝の東京学芸大と対戦して0-3で敗れ、ただ1校、勝ち星なしの8敗となりました。本学の残り4試合は東海大、早稲田大、順天堂大、慶應義塾大。これまでの戦績から2勝どころか1勝することも難しいとみられ、最下位の13位は決定的で、規定により自動的に今秋季リーグ戦から2部に降格して、1部復帰を目指すことになるでしょう。本学女子は日本大に1セットを落としましたが、順当に5勝目を挙げました。
山本主将をセカンドリベロで起用する構想も
田島光也コーチの目「全セットを通じて相手にサーブで攻められ、連続点を許して後手に回る展開となりました。唯一良かったのはムードが悪くなかったことです。(残り4試合ですが)キャプテンの山本をセカンドリベロで起用する布陣も構想に入れて戦いたいと思っています」
連続点を許す要因はサーブレシーブの拙さ
[男子1部]第11日(5月22日・青山学院大相模原キャンパス体育館)
本学(8敗)0(23-25、17-25、22-25)3東京学芸大(2勝5敗)
<第1セット 23-25
スタメン=OH今野③-森口①、MB青山②-高宮①、OP山田④、S今橋④、L中峯②。12-12でリリーフサーバー高宮→黒須③、22-23でリリーフサーバー森口→山本主将④。
2部への自動転落に後がない本学。意気込みはゲーム展開に現れます。追う形とは言え互角の展開は終盤へ。19-19から山田が力んで2点リードを許します。22-24で今野が決めて1点差もここまで。またまた先制ならず。
<第2セット 17-25
スタメン=OH今野③-森口①、MB青山②-高宮①、OP山田④、S今橋④、L中峯②。11-16でリリーフサーバー高宮→黒須③。
どうしたのか。戦うムードはあるのにリズムに乗れない本学。サーブレシーブの不安定から、このセット、3連続点を6回も与えては、勝ち目ありません。17点しか奪えず、2部転落の土壇場へ追い込まれました。
<第3セット 22-25
スタメン=OH今野③-森口①、MB青山②-高宮①、OP山田④、S今橋④、L中峯②。7-12でリリーフサーバー青山→山本主将、10-16で森口→間瀬②、12-17でリリーフサーバー高宮→黒須。
相変わらず連続点を許す流れは止まりません。いきなり4連続で1-4。4-6からサーブで崩され5連続、8-12で3連続とくれば、勝負は付いたようなものです。18-21から3連続点を許して“土俵際”。「青学、ここで意地を見せてやる!」 そんな声の4連続得点も遅すぎました。
その他の試合、
[男子1部]第11日(5月22日)
東海大(8勝1敗)3-1中央大(4勝3敗)、早稲田大(7勝1敗)3-1日本体育大(4勝4敗)、筑波大(6勝3敗)3-0明治大(4勝5敗)、順天堂大(3勝2敗)3-0日本大(5勝3敗)、駒沢大(3勝5敗)3-1専修大(3勝6敗)
(注)校名横のカッコ内は今リーグ戦通算勝敗。
勝っても課題の多い内容、来週へ課題克服
本日の試合は、出だしの勢いが良く自分達のバレーができた場面もありましたが、多くの課題が残る試合となりました。1本目の精度が悪く、昨日と同様に個々の力で何とか点を取るという苦しい状態が多くあったと感じています。今週の試合で自分達の課題が浮き彫りになったので、練習で課題を潰していけるように頑張りたいと思います。(村松美月主務)
[女子1部]第15日(5月22日・日本体育大世田谷キャンパス体育館)
本学(5勝3敗)3(25-19、25-18、23-25、26-24)1日本大(3勝9敗)
<第1セット 25-19
スタメン=OH 住田主将④-エドックポロ②、MB村松④-谷島②、OP高橋②、S新改①、L井上④。18-16で2枚替え高橋→鉾久②、新改→佐村①が、高橋(2年)。21-17で守備固めエドックポロ→依田④。
序盤は競っていたものの、中盤で谷島がセンターから得点を重ね6連続得点して流れを呼び込むことができました。相手の攻めるサーブに揺さぶられて4連続点を許しますが、ブロックポイントが決まると自分たちのペースを保ったままセットを取ることができました。
<第2セット 25-18
スタメン=OH 住田主将④-エドックポロ②、MB村松④-谷島②、OP高橋②、S新改①、L井上④。14-13で、セッターとして新改→鉾久②。18-14で守備固め村松→依田④が村松(、24-17で戻す。24-17で守備固め谷島→山田③。
住田の豪快なブロックアウトポイントで始まりました。出だしで勢いをつけると、中盤までその流れのまま主導権を握ると、谷島のスパイクでの活躍が光り17-13と点差を離します。終盤で相手のライト攻撃で失点を許しますがしっかりと立て直し、25-18でセットを取ることが出来ました。
<第3セット 23-25
スタメン=OH 住田主将④-エドックポロ②、MB村松④-谷島②、OP高橋②、S新改①、L井上④。15-12で守備固め谷島→山田③、21-16で戻す。
序盤のコンビミスで4連続失点しますが、随所に村松のスパイクが決まって流れを取り戻します。しかし終盤、気の緩みから自チームのミスが連続し、立て直すことができずにセットを落としてしまいました。
<第4セット 26-24
スタメン=OH 住田主将④-エドックポロ②、MB村松④-谷島②、OP高橋②、S鉾久②、L井上④。16-14で守備固めエドックポロ→依田④、21-19で戻す。23-20で守備固め谷島→山田③。
1本目のプレーの雑さやブロックの緩みなど自分たちのミスが多く、連続得点したい場面で走れず、終盤まで拮抗した試合となりました。ジュースにもつれ込みながら勝ちきることができましたが、課題が残るセットとなりました。(村松美月主務の報告から)
その他の試合、
[女子1部]第15日(5月22日)
東海大(11勝)3-2東京女子体育大(10勝2敗)、日本体育大(6勝5敗)3-2日本女子体育大(6勝6敗)、大東文化大(1勝10敗)3-2順天堂大(2勝8敗)(注)校名横のカッコ内は今リーグ戦通算勝敗。
以上