本学男子、2部転落の崖っ淵に
2022.05.21 更新
2022年度春季関東大学リーグ戦1部
本学男子、2部転落の崖っ淵に
専修大にストレートで敗れる
本学男子は2部転落の崖っ淵に-。2022年度関東大学春季リーグ戦1部は男子が青山学院大相模原キャンパス体育館で6試合、女子は日本体育大世田谷キャンパス体育館で4試合を行いました。本学男子は、2部自動転落阻止を賭けて専修大と対戦しましたが、一方的な展開でストレート負けして、もう1敗もできなくなりました。今季リーグ戦1部は男女とも13校で戦い、最下位は自動的に2部降格。11、12位は2部の2、1位と入れ替え戦を戦うルール。男子では本学、慶応義塾大、東京学芸大、専修大などが下位候補で開幕。ここまで本学は全敗、東学大は1勝して最下位を争っており、22日の東学大戦ヘ繋げるためにも、この日の専大戦は何としても勝ちたい試合でした。本学女子は苦しみながらも嘉悦大を3-1で下し、4勝3敗としました。
自らのミスで勝手に崩れては打つ手なし
田島光也コーチの目「1セットに関しては言うことが何もないほど悪かった。2、3セットは中盤までリードする展開。それは相手のエースをサーブで攻め、ディグをあげるという予想通りの展開でしたが、中盤以降は自らのミスでムードが悪くなり、勝手に崩れました。3セット目の終盤、ムードメーカーの黒須を投入して流れが傾きかけましたが、追いつけませんでした」
2セット目、13連続点を与えるなんて
[男子1部]第10日(5月21日。青山学院大相模原キャンパス体育館)
本学(7敗)0(16-25、16-25、20-25)3専修大(3勝5敗)
<第1セット 16-25
スタメン=OH今野③-森口①、MB青山②-高宮①、OP山田④、S今橋④、L中峯②。10-13でリリーフサーバー青山→黒須③、14-20で今橋→山本主将④。
勝負になったのは序盤だけ。7-8から3連続点を許すと単発で追いかけるがやっとです。13-20で意地を見せ3連続点を奪っても焼け石に水か。5連続点を与えて、追う立場の本学が欲しかった先制を相手に与えてしまいました。
<第2セット 16-25
スタメン=OH今野③-森口①、MB青山②-高宮①、OP山田④、S今橋④、L中峯②。16-22で今野→間瀬②。
今野が頑張って7-4、さらに3連続点を加えて期待が広がりました。4連続点を与えても踏ん張って16-12。ところが青山、山田がブロックに捕まるとタイム何も効きません。記録的なまでの13連続点を許しました。
<第3セット 20-25
スタメン=OH今野③-森口①、MB青山②-高宮①、OP山田④、S今橋④、L中峯②。
17-21で高宮→黒須③。
いきなり5連続点を挙げ、山田、今野の両エースが踏ん張って14-9。今度こそ一矢を、と思った瞬間、5連続点を許して並ばれます。さらに15-14からは本学のミスも絡んで6連続点を与えて勝負あり。16-21からの3連続得点は20-22からの3連続失点で行って来い。2部自動転落を阻止するための大事な一戦に敗れ、土壇場へ追い込まれました。
その他の試合、
[男子1部]第10日(5月21日)
東海大(7勝1敗)3-0順天堂大(2勝2敗)、早稲田大(6勝1敗)3-1筑波大(5勝3敗)、日本大(5勝2敗)3-0慶應義塾大(2勝5敗)、中央大(4勝2敗)3-0日本体育大(4勝3敗)、明治大(4勝4敗)3-1駒沢大(2勝5敗)(注)校名横のカッコ内は今リーグ戦通算勝敗。
目指すは粘り強さとチーム力での勝利
本日の試合は勝利することはできましたが、自分達が目指すバレーとはまだまだ遠い内容となってしまいました。所々で粘り強さやコンビプレーもありましたが、個々の力で何とか点を取ることができたという形でした。対応力やチーム力の点では、相手の方が上回っていたと思いますので、明日の試合では自分達から主導権を握り、チーム力で勝ち切ることができるように頑張りたいと思います。(村松美月主務)
[女子1部]第14日(5月21日・日本体育大世田谷キャンパス体育館)
本学(4勝3敗)3(16-25、27-25、25-23、29-27)1嘉悦大(6勝6敗)
<第1セット 16-25
スタメン=OH 住田主将④-エドックポロ②、MB村松④-谷島②、OP高橋②、S新改①、L井上④。14-17で2枚替え高橋→鉾久②、新改→と佐村①。 15-19で守備固めドックポロ→依田④。
出だしから相手のセンター攻撃に手こずり6連続点を許して、相手のペースに持ち込まれてしまいました。中盤、2点差まで追いつくものの相手の速い展開に対応することができず、先制されてしまいました。
<第2セット 27-25
スタメン=OH 住田主将④-エドックポロ②、MB村松④-谷島②、OP高橋②、S新改①、L井上④。14-11で守備固め谷島→依田④、18-15で戻す。18-15で守備固め村松→山田③、22-19で戻す。
序盤で髙橋のパワフルなスパイクでチームに勢いをつけると相手のミスを誘うプレーから4連続得点を重ねます。が、中盤、相手のライトからのスパイクに対応しきれず点差を詰められてしまいます。23-20から相手の速いコンビプレーに押されて4連続点を奪われる苦しい展開となりました。しかし、攻撃陣が勝負どころでしっかり決めて、27-25でセットを取ることが出来ました。
<第3セット 25-23
スタメン=OH 住田主将④-エドックポロ②、MB村松④-谷島②、OP高橋②、S新改①、L井上④。17-17で守備固めエドックポロ→依田④、20-21で戻す。22-22で守備固め谷島→山田③。
相手のミスから始まりましたが、なかなか流れを掴むことができない展開。中盤、髙橋のスパイクで3連続得点しますが、相手のペースに巻き込まれてブレイクポイントがないまま終盤へ突入しました。しかし、23-22で山田のサービスエースで盛り上がり、最後は高橋スパイクでセットを取ることができました。
<第4セット 29-27
スタメン=OH 住田主将④-エドックポロ②、MB村松④-谷島②、OP高橋②、S新改①、L井上④。20-17で、2枚替え高橋→鉾久②、新改→佐村①、23-21で戻す。21-18で守備固めエドックポロ→山田③、23-24で戻す。
負けられないというお互いの気持ちがぶつかり合い、拮抗した展開となりました。12-10で髙橋のブロックが2本続けて炸裂するなど、17-10までブレイクに成功しました。相手のタイムアウト明けから自分たちが4連続失点をしてしまい、終盤シーソーゲームとなりましたが、最後は住田のスパイクが決まって決着をつけることができました。(村松美月主務の報告から)
その他の試合、
[女子1部]第14日(5月21日)
東海大(10勝)3-0国士館大(6勝6敗)、筑波大(10勝1敗)3-1順天堂大(2勝7敗)、東京女子体育大(10勝1敗)3-0日本体育大(6勝4敗)(注)校名横のカッコ内は今リーグ戦通算勝敗。
以上