本学男子、2部降格決定
2022.06.04 更新
2022年度春季関東大学リーグ戦1部
男子、10連敗で2部自動降格決定
本学男子は10連敗で最下位が決まり、2部へ自動降格となりました。2022年度春季関東大学リーグ戦1部は6月4日、新型コロナの影響で中止・延期となった試合のうち男子4、女子1試合を行いました。男子の本学は慶応義塾大と対戦、ストレートで敗れて10戦白星なし。残り2戦に勝っても最下位は免れず、規定により2部への自動降格が決定しました。また1、2部入れ替え戦へ回る11、12位争いもし烈になっています。女子の1試合、本学-筑波大戦は2セット先取した本学がフルセットに持ち込まれて逆転負け。通算6勝5敗として5日、桜美林大と最終戦を行います。
“2部降格”で落胆したのか試合前から負けていた
田島光也コーチの目「試合を通して、やる気で相手との違いがありました。2部への自動降格が決定的となり、勝とうという気持はありませんでした。お互い似たようなチーム構成。良いところ悪いところも同じような感じでしたが、気持ちの持ちようで負けました。内容を云々する前に、試合が始まる前から負けていました」
勝つ気のなさを象徴する第1セットの戦い
[男子1部]延期試合1(6月4日・慶応義塾大日吉キャンパス体育館)
本学(10敗)0(18-25、24-26、18-25)3慶応義塾大(4勝6敗)
<第1セット 18-25
スタメン=OH今野③-森口①、MB青山②-高宮①、OP山田④、S今橋④、L中峯②。15-17 でリリーフサーバー高宮→黒須③、15-20で森口→間瀬。
序盤、2-8まで点差を広げられましたが、ブロックポイントを決めるなど良い面も見られました。しかし、自分たちのミスで3連続点を与えると流れは完全に慶應へ。点差を詰められないままセットを落としました。
<第2セット 24-26
スタメン=OH今野③-間瀬②、MB青山②-高宮①、OP山田④、S今橋④、L中峯②。17-17 でリリーフサーバー高宮→黒須③、21-20でリリーフサーバー 青山→山本主将④。
シーソーゲーム。特に間瀬のスパイクが効果的に決まり、慶応の守備を崩すことができました。しかし相手18番のサーブに対応しきれないばかりか、こちらがサーブミスを頻発して惜しくもセットを落としました。
<第3セット 18-25
スタメン=OH今野③-間瀬②、MB青山②-高宮①、OP山田④、S今橋④、L中峯②。14-22 でリリーフサーバー青山→黒須③、16-23 で今橋→山本主将④。
このセットもサーブで崩されて思うような攻撃ができず、連続点を許すと、その差を詰めることができません。サーブレシーブとサーブのミスで相手に10点ほど与えたうえCパスなども多く見られました。今野や間瀬のスパイク決定率は高かったもののミスが足を引っ張りました。(宮川優菜主務の報告から)
東日本インカレ控え、勝ち方を思い出せ!
2部降格が濃厚な中で迎えた慶應戦でしたが、力で劣るだけでなく覇気さえ感じられない一戦に思えました。勝てない試合が続く中で、どうモチベーションを保ち、秋からの2部リーグでの戦いに臨めるかが青学の今後を左右すると思います。東日本インカレ(6月22日~26日・首都圏5会場)も控えているので自分達の勝ち方を思い出して欲しいです。(宮川優菜主務)
その他の試合、
[男子1部]延期試合1(6月4日)
筑波大(9勝3敗)3-0日本大(5勝6敗)、中央大(7勝3敗)3-2専修大(3勝8敗)、順天堂大(4勝4敗)3-0東京学芸大(3勝7敗)(注)校名横のカッコ内は今リーグ戦通算勝敗。
課題はあと1点を確実に取りきる力だ
本日の試合は、対策通りにサーブで攻め、声を出して圧倒すなど相手を崩すことで自分達のペースを作ることができました。しかし、これに相手が対応して来たのに対してチームとして工夫しきれなかったことや、あと1点を確実に取り切ることが課題となりました。明日の最終戦は、圧勝できるよう、切り替えて頑張りたいと思います。(村松美月主務)
[女子1部]予備日第5日(6月4日・青山学院大記念館)
本学(6勝5敗)2(25-22、25-20、22-25、15-25、14-16)3筑波大(11勝1敗)
<第1セット 25-22
スタメン=OH 住田主将④-佐村①、MBエドックポロ②-谷島②、OP高橋②、S新改①、L依田④。14-13で守備固め井上(4年)が谷島→井上④、17-17で戻す。23-22で守備固め佐村→山田③。
出だしからサーブで攻めることが出来たため、相手の速い攻撃を防ぎ、優位な展開で試合を進められました。11-6から相手エースに3連続点を許して15-15まで追いつかれ、シーソーゲーム。20-21で髙橋の豪快なスパイクで流れを引き寄せると、それぞれのアタッカーが大事なところでスパイクを決め、幸先よくセットを取ることが出来ました。
<第2セット 25-20
スタメン=OH 住田主将④-佐村①、MBエドックポロ②-村松④、OP高橋②、S新改①、L依田④。12-12で守備固め村松→井上④、21-17で戻す。16-13で2枚替え新改→矢島②、高橋→鉾久②、22-18で戻す。
6-6から相手の速い攻撃に対応出来ず4連続点を与えてしまいます。しかし、タイム後に守備固めで井上が入ると流れが変わってチャンスを迎え、4連続得点。さらに2枚替えで入った鉾久が佐村とのコンビを合わせ、チームに良い雰囲気をもたらして20-14と大きく点差を広げます。その後も相手に隙を与えることなく2セット連取しました。
<第3セット 22-25
スタメン=OH 住田主将④-佐村①、MBエドックポロ②-村松④、OP高橋②、S新改①、L依田④。14-10で守備固め村松→井上④、17-14で戻す。 15-11で2枚替え新改①→谷島②、高橋→鉾久②、18-1で戻す。
村松の連続ブロック得点でスタートを切り、リードしたまま中盤を迎えます。しかし19-15からライト攻撃に対応しきれず苦しい展開となり、競った場面でのサーブミスで相手に流れを与えてしまい、セットを落としてしまいました。
<第4セット 15-25
スタメン=OH 住田主将④-佐村①、MBエドックポロ②-村松④、OP高橋②、S新改①、L依田④。10-16で守備固め村松→井上④、13-21で戻す。11-17で2枚替えとして新改→谷島②、高橋→鉾久②、14-21で戻す。
相手の勢いに圧倒されてしまい、思うようにプレーができない展開となりました。相手のミスで点をもらうものの、中盤からブレイクができず、フルセットに持ち込まれました。
<第5セット 14-16
スタメン=OH 住田主将④-佐村①、MBエドックポロ②-谷島②、OP高橋②、S新改①、L依田④。4-2で守備固め谷島→山田③、8-5で戻す。9-6で守備固めエドックポロ→井上④、12-10で戻す。
新改の力強いサーブから始まり、随所に佐村のスパイクで得点を重ねます。中盤に入り相手のレフト攻撃を阻止できず互角の展開。両チームとも引くことのない戦いは、14-12でマッチポイントを掴みながら、あと1点を取り切れず逆転を許してしまいました。(村松美月主務の報告から)
(注)校名横のカッコ内は今リーグ戦通算勝敗。
以上