OG花澤さん、ペルーでプレー

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OG花澤さん、ペルーでプレー

2022.09.15 更新

                OG花澤佳奈さん ペルーでセットアップ

                                                     創部初、 勇気ある決断に拍手喝采

 

 本学女子バレーボール部OGの花澤佳奈さん(2022年卒)が南米ペループレーすることになりました。このほど、ペルーの首都リマをホームにする女子チーム、LatinoAmisaラティノアミサ)2022/2023シーズン(1来年5月)の契約を正式に結び9月30日に出発して開幕備えます。

 ラティノアミサペルー国内のトップ12チームで構成するLiga Nacional Superior de Voleibol日本でいうVリーグメンバーで昨季は4位。新シーズンはセッターに花澤さんを迎えて、優勝を目指して戦い、契約の切れるの待って来年6月には帰国する予定

 「本学でもセッターとして4年間活躍されました花澤さん。私も3年間お世話になり、トスの実力はもちろん、安定感のあるレシーブ力やチームを引っ張るリーダーシップも兼ね備えた、とても頼りになる先輩でした4年生の4月にバレーボールで海外挑戦することを決められたそうで、海外に挑戦するという勇気に心を動かされた人も少なくないと思います」(村松主務)                                                          

 花澤さんは海外でバレーボールをすることを決めた時から英語の勉強を始め、大学での活動と両立させながら勉学に励んできました。学でのバレーボール引退後はSNSでバレーボールの動画を更新するなどの活動もされています。https://instagram.com/kanna__hanazawa?igshid=YmMyMTA2M2Y= さらにペルーでの活動が決まってからは、スペイン語の勉強にも取り組、今後の活動に向けて日々努力されています。

 現在、ペルーの女子バレーボールは世界ランク28位と近年弱くなっています。1964年から1993年までは、南米選手権で優勝するなど強豪として知られていました。最も強かった時代は1980年代日本人の加藤明氏(慶応大OB、49歳没)が監督で指導してきたおかげとも言われています。そんなペルーで本学OGの花澤さんの活躍が期待されていると思うと心が躍ります創部75年を超えるバレーボール部で海外に活動の場を広げたのは花澤さんが初めて。男女合わせて50団体ある体育会でもOB、OGを含めて海外戦うのは極めて珍しいことです。

 私たち女子バレーボール部としましても、花澤さんの活躍を心より応援しておりますし、私たちも花澤さんに負けないよう、秋季リーグ戦で良い結果を残せるように頑張ります

                                                                                                                                        女子バレーボール部主務 村松美月

 

                                                                     4年生の春、海外チャレンジを決意

                                                                                                                                                                           花澤 佳奈

この度、ペルーの女子バレーボール・チームLatinoAmisa(ラティノアミサ)2022/2023シーズンの契約を正式に結びましたことをお知らせいたします。ペルーに決めた理由は、単純に私に1番最初にオファーをくれたことと、LatinoAmisaの監督と話をして私のプレースタイルと監督がやりたいバレーボールのイメージが同じだったからです。ここだったらできるって直感したからです。

本学4年次の4月に「バレーボールで海外挑戦をすることを決めたのは本学4年次の4。それ以降、生瀨良造総監督、秋山美幸監督にご尽力いただき、多くの関係者様繋がりを持たせていただきました。そのお力添えのおかげで契約を結ぶことができたと感謝しております。

引退、卒業後も海外チームが決まるまでの練習場所が少ない中、快く青山学院大学女子バレーボール部での練習参加を受け入れていただき、感謝の念に堪えません。こうした環境は当たり前ではなく、長い間応援してくださる方々、OGOBの皆様が作り上げてきてくださった青山学院大学の伝統があるからこそで

青山学院大学女子バレーボール部の名に恥じぬよう、海外リーグでしっかりと結果を出し恩返しができるよう精一杯頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします。

  ◇花澤佳奈・かな)2022年経済学部経済学科卒、セッター、身長168㌢、最高到達点276㌢、東京・文京学院大女高

                   OG加藤真美さんは明氏の姪御

〇…加藤明氏ペルー女子代表チームの監督に就任したのは1965年。慶応義塾大バレーボール部の先輩、松平康隆氏(元日本バレーボール協会会長、81歳没)通してペルーから来た依頼引き受けました。それまでバレーボールでは南アメリカの域を出なかったペルー女子1968メキシコ五輪で4位入賞すると、ペルーのバレーボールも明氏も一気に内外から注目を集めました。ペルー国内でバレーボール人気が急騰する、1982年3月、明氏はウイルス性肝炎で死去(享年49歳)しましたが、その後のペルー世界選手権では1982年2位、1986年3位、ソウル五輪銀メダルなど躍進は目を見張るものがありましたそれもこれも加藤明のお陰。首都リマには記念碑が建立され「アキラ・カトウ小・中学校」まで設立お墓は歴代大統領と並んで建てられています。3月20日の命日、参拝者は墓前で「上を向いて歩こう」を歌うそうです。ちなみに本学女子バレーボール部のOG加藤真美さん(1982年卒)は明氏の姪。これも何かの縁でしょうか。

                                        以上

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