女子は連勝スタート、男子は手痛い1敗
2024.04.14 更新
1年生スタメン2名の女子、開幕2連勝
悔しい男子、明治学院にフルセット負け
女子1部が1週遅れで開幕。本学は幸先よく連勝スタートとなりました。2024年度関東大学バレーボール春季リーグ戦は
4月13,14日、女子1部は小田原アリーナで、男子2部は大東文化大東松山キャンパス体育館で行われ、本学は女子が2連
勝、男子は1勝1敗で通算2勝1敗となりました。女子は思い切ったメンバー構成での初陣。新入生2名をスタメン起用。
セッターの河本菜々子は身長167㌢ながら正月,春高バレー全日本高等学校選手権で就実高(岡山)を高校日本一に導いた司
令塔です。扇谷葵衣は金蘭会高(大阪)をベスト8に引き上げた175㌢のブロッカーです。ベンチにはもう一人の1年生セッ
ター、平根彩雪(茨城の強豪、大成女子高出身。168㌢)が控え、2枚替えでコートに。新戦力だけでなく、3年生のエドック
ポロかれん③がMBから本来のOHへ戻り、巧みに硬軟を使いわけてチームをリードしています。男子は1敗こそしましたが、
リベロも復活しました。これから。怪我人も出せない選手9名はどこにも負けないまとまりで勝負します。中盤から後半への
踏ん張りを楽しみにしています。
この日のための雰囲気づくりが勝因
「2024年度初戦ということで、まずはストレートで勝ちきれて良かったです。アップから雰囲気を作って準備してきたこと
が要因の一つだったと思います。1セット目は拮抗した場面が続きデュースに持ち込まれましたが、そこを粘り勝ちできたこと
はすごく大きかったと思います。明日の試合もしっかりと自分たちのバレーを展開し、2勝目できる様に頑張ります」(鉾久香凜
主務)
苦しみ逃げ切った第1セットが全て
[女子1部]▽第1日(4月13日・小田原アリーナ)
本学(1勝)3(31-29,25-19,25-14)0嘉悦大(1敗)
<第1セット 31-29
スタメン=OHエドックポロ④-佐村③、MB谷島④-扇谷①、OP髙橋④、S河本①、L伊藤③。15-12で2枚替え高橋→岸川③、河
本→平根①、21-16で戻す。23-20で守備固め扇谷→永井②。(注)OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジ
シット、S=セッター、L=リベロ。
序盤でクイックが決まり、中盤では佐村のバックアタックや河本のツーアタックで、自分達のリズムを作って青学バレーを展開
することができました。終盤でデュースに持ち込まれたものの、粘り勝ってセットを取り切ることができました。
<第2セット 25-19
スタメン=OHエドックポロ④-佐村③、MB谷島④-扇谷①、OP髙橋④、S河本①、L伊藤③。20-10で守備固め扇谷→永井②、24-17
で戻す。22-13で2枚替え高橋→岸川③、河本→平根①。
序盤でエドックポロのスパイクから3連続得点を重ね、リードした状態で中盤を迎えます。終盤、相手の連続得点に流れを掴まれ
そうになるも、2枚替えとして出場した岸川のブロックを利用したスパイクなどで2セット連取しました。
<第3セット 25-14
スタメン=OHエドックポロ④-佐村③、MB谷島④-扇谷①、OP髙橋④、S河本①、L伊藤③。
序盤からお互い譲らない攻防が続きますが、再び河本のツーアタックが決まり3本連続得点で中盤に入ります。中盤も両校共に一歩
も引かない展開になりますが終盤、髙橋のスパイクなどで連続得点をマークし、勝利することができました。((鉾久香凜主務
の報告から)
その他の試合
筑波大(1勝)3-1国士館大(1敗)、日本体育大(1勝)3-2桜美林大(1敗)、東京女子体育大(1勝)3-1順天堂大(1敗)、日本大(1
勝)3-0松蔭大(1敗)、日本女子体育大(1勝)3-0東海大(1敗)。
サーブを強化し、粘るバレーで来週も勝つ
「本日の試合は、出だしが少し甘く、全体を通して拮抗した場面もありましたが、勝ちきって2連勝できたことはよかったと思います。
これからの試合に向けて、どんな場面でも自分たちの雰囲気を作ってプレーすること、サーブの強化が課題として上がったので、一人一
人がチームとして課題をクリアし、来週も粘って攻める青学バレーで連勝できるように準備していきます」(鉾久香凜主務)
2戦失セット0,この勢い続けよう!
▽第2日(4月14日・小田原アリーナ)
本学(2-0)3(25-20,25-18,25-19)0国士館大(0-2)
<第1セット 25-20
スタメン=OHエドックポロ④-佐村③、MB谷島④-扇谷①、OP髙橋④、S河本①、L伊藤③。20-10で守備固め扇谷→永井②、24-17で戻
す。22-13で2枚替え高橋→岸川③、河本→平根①。
序盤で相手に3連続得点を取られスタートしましたがこのセット、高橋や扇谷のスパイクが決まり、両者譲らない展開になります。中盤
も拮抗した場面が続きますが、リードを保ち終盤へ。谷島のクイックや高橋のライトからの攻撃が決まり1セット目を取り切りました。
<第2セット 25-18
スタメン=OHエドックポロ④-佐村③、MB谷島④-扇谷①、OP髙橋④、S河本①、L伊藤③。20-10で守備固め扇谷→永井②、24-17で戻す。
22-13で2枚替え高橋→岸川③、河本→平根①。
出しからエドックポロのスパイクから3連続得点を重ね、リードした状態で中盤を迎えます。中盤、河本のツーアタックの得点から5点
連続得点をし、15-6と大差をつけ相手を引き離します。終盤、相手に連続点を許して流れを掴まれそうになるも、最後までリードを譲らず
セットを取り切りました。
<第3セット 25-19
スタメン=OHエドックポロ④-佐村③、MB谷島④-扇谷①、OP髙橋④、S河本①、L伊藤③。18-17で守備固め扇谷→永井②。
序盤から両者共に一歩も引かない展開が続きますが、中盤で5連続得点して終盤を迎えました。勝負どこで高橋、佐村、谷島のスパイク
が連続して決まって勝ちました。この2戦、苦しい場面も全員で粘って、1セットも落とさず連勝しました。(鉾久香凜主務の報告から)
その他の試合
筑波大(2-0)3-0桜美林大(0-2)、」日本体育大(2-0)3-0日本女子体育大(1-1)、東京女子体育大(2-0)3-2松蔭大(0-2)、順天堂(1-
1)3-1東海大(0-2)、日本大(2-0)3-0嘉悦大(0-2)。(注)校名横カッコ内は通算勝敗。
以上
リベロの安倍雄太③(左から3人目)がこの日からベンチ入りも出番なし
相手エースを自由に打たせては勝てない
「5セットを通じて相手のレフト(エース)を全く止められず、最後まで気持ちよく打たせてしまったことが今回の敗因だと考える。最後
は中村のミスが続いたが、それでも初めからレフトに対してブロックの陣形など、対策が講じられれば3-0で勝てる相手であった」(渡邉
千夏主務)
フルセットへ持ち込むも悔いの残る敗戦
[男子2部]▽第2日(4月13日・大東文化大東松山キャンパス体育館)
本学(1-1)2(21-25,16-25、25-23、25-17,18-20)3明治学院大(1-1)
<第1セット 21-25
スタメン=OH中村②-森口③、MB間瀬主将④-渡邉④、OP高宮③、S中峯④。守備固めとして12-19 渡邉→寄本③、20-23 で戻す
お互いエースが得点を重ねることで始まった。均衡を崩されたのは青学だった。連携ミスの後、立て続けにミスが続き
5連続失点を喫し、6-13と離された。中盤では森口、中村が凌ぐも点差を埋めることができない。終盤、中峯のサーブで
相手を崩し、5連続得点を重ねるも、序盤で離されたリードを埋められずセットを落とした。
<第2セット 16-25
スタメン=OH中村②-森口③、MB間瀬主将④-渡邉④、OP高宮③、S中峯④。守備固めとして18-18で渡邉→寄本③、21-21で戻す。
青学が優位に立つ形でスタートした。しかし、ネットタッチやスパイクミスが連続したところで相手に4連続点を許し、またも逆転されて
しまう。渡・邉高宮のブロックポイントも出るも、終盤まで大きなブレイクは起こせず、このセットも落とした。
<第3セット 25-23
スタメン=OH中村②-森口③、MB間瀬主将④-渡④邉、OP高宮③、S中峯④。
序盤はシーソーゲームとなるも、大事な場面でブロックポイントが続き、相手を優位に立たせない試合運びができていた。優位に立つこと
ができていたことでサーブも思い切りよく攻めることができ、サービスエースも3本もあった。終盤まで大きくリードを保ち、セットを取っ
た。
<第4セット 25-17
スタメン=OH中村②-森口③、MB間瀬主将④-渡邉④、OP高宮③、S中峯④。守備固めとして20-12で渡→邉寄本③、24-16で戻す。
4連続得点で良いスタートを切った。中村・森口の両エースが安定して得点を取り、15-8と大きくリードを保って中盤に突入した。中盤にも
中村・高宮のブロックポイントがあり、相手にペースを握らせぬまま、フルセットに持ち込んだ。
<第5セット 18-20
スタメン=OH中村②-森口③、MB間瀬主将④-渡邉④、OP高宮③、S中峯④。守備固めとして3-2で渡邉→寄本③、10-11で戻す。
前セットの勢いのまま青学がリードし5-2とした邉。しかし、相手のタイムアウト明けに中村がサーブで狙われ、キャッチを乱し6連続失点を
喫してしまう。森口がきっちりスパイクを決め切り、2点差まで追いついて終盤、森口のブロックが2本決まって14-14とした。しかし、互い
に譲らないデュースの展開も中村がサーブで狙われキャッチミスが続き、18-20で負けてしまった。(渡邉千夏主務の報告から)
その他の試合
駒沢大(2-0)3-0立教大(0-2)<、国士館大(2-0)3-0立正大(0-2)、大東文化大(2-0)3-0平成国際大(0-2)、亜細亜大(2-0)3-0中央学院
大(0-2)、山梨学院大(1-1)3-0国際武道大(0-2)。
開幕3戦目、平成国際戦第1セットで、リベロ安倍湧太(ナンバー6)が今リーグ初めてコートに入りました
常に挑戦者の気持ちを忘れずに戦おう
「平成国際戦では危なげなシーンもなく、常時本学が差をつけ試合をリードしていた。前日の明治学院戦では惜敗して悔しい結果となったが、気持ちを
切り替えることができていた。次週は立教大、中央学院大との試合が控えている。自分達は挑戦者であるという意識を常に持ち、油断することなく一戦一
戦に向き合っていくことが今の青学にとって重要なことなので、今後もその気持ちを持って試合に臨んでもらいたい」(渡邉しほマネージャー)
惜敗から一転快勝、この勢い忘れずに
▽第3日(4月14日・大東文化大東松山キャンパス体育館)
本学(2-1)3(25-18,25-18,25-13)0平成国際大(0-3)
<第1セット 25-18
スタメン=OH中村②-森口③、MB間瀬④-渡邉④、S中峯④、OP高宮③、L安倍③。リリーフサーバーとして18-13で渡邉→寄本③、23-15 で中村→國谷
①。
新加入のリベロ安倍を公式戦で初めて先発から起用。相手のミスが目立ち、5-3から3連続ブレイクしたところで平成国際が1回目のタイムアウト。その後
も本学が得点を重ねし、順調に点差をつける。23-15で1年生のリリーフサーバーの國谷が相手を崩し、高宮のブロックポイントに。更に中村の安定したキャ
ッチから攻撃につなげて得点を重ね、セットを先取した。
<第2セット 25-18
スタメン=OH中村②-森口③、MB間瀬④-渡邉④、S中峯④、OP高宮③、L安倍③。20-13で守備固めとして渡邉→寄本③,23-17で戻す。23-15 でリ
リーフサーバーとして間瀬→國谷①。
序盤から本学が5連続得点し6-2と差をつける。サーブミスが間瀬、高宮と続くが、点差を離したまま中盤を迎える。中村・森口のサイド攻撃を中心に得点
を重ねる。14-7、17-11で平成国際がタイムアウトを取ったが、その後も追いつかれることなく2セット連取した。
<第3セット 25-13
スタメン=OH中村②-森口③、MB間瀬④-渡邉④、S中峯④、OP高宮③、L安倍③。12-5で森口→寄本③、21-11でリリーフサーバーとして渡邉→國谷①。
高宮を本来のMB、間瀬をOPとポジションを変更してスタートした。序盤はミスもあったが落ち着いて得点を重ね、9-5で平成国際が1回目のタイムアウト。
その後もブレイクを重ねると、ベンチもOHを森口から寄本に代える余裕みせ、高宮もミドルとして活躍すると、13-5で平成国際が再びタイムアウトを取った。
間瀬・高宮が交代したポジションでそれぞれの働きをし、中盤以降も力の差を見せつけて勝利した。(渡邉しほマネージャーの報告から)
その他の試合
駒沢大(3-0)3-0中央学院大(0-3)、国士館大(3-0)3-0明治学院大(1-2)、大東文化大(3-0)3-0立教大(0-3)、亜細亜大(3-0)3-0国際武道大(0
-3)、山梨学院大(2-1)3-0立正大(0-3)。(注)校名横カッコ内は通算勝敗。
以上