女子は初黒星、男子は3敗目
2024.04.28 更新
初黒星の女子、希望は消えず
部員増の男子、勝ち星増えず
本学女子、まさかの1敗を喫しました。2024年度関東大学バレーボール春季リーグ戦は4月27、28日続開。男子2部第6,7日は先週同じ2会場で行われ、本学は亜細亜大武蔵野キャンパス体育館で国際武道大を3-2で破りましたが、亜細亜大に0-3で完敗し通算4勝3敗となり、5月11日からの上位校との対戦に暗雲が漂っています。女子1部は青山学院大相模原キャンパス体育館で第5,6日を行い、本学は順天堂大に1-3で敗れ、手痛い1敗を食らいましたが、松蔭大をストレートで下して、後半戦への希望を繋ぎました。なお、男子は1年生の北村一平(身長174㌢、最高到達点310㌢、MB、千葉・県立柏高出)が新加入し、11名になりました。
<本学の今後の対戦相手>
▽女子 ▽男子
5月11日 東京女子体育大 駒沢大
12日 日本体育大 山梨学院大
18日 日本大 大東文化大
19日 東海大 国士館大
(注)女子で5月5日の筑波大戦は延期。大阪で開催中の黒鷲旗全日本男女選抜大会で筑波大がベスト8に勝ち残ったためで、今後の日時は未定。
以上
この試合から選手が11名になった。新加入は左端の背番12の北村一平①。出番はまだでした
苦しい展開も勝ち切れたのは成長
「前回の中央学院戦を受けて、チームの課題としたサーブミスをなくす、スパイクフォローの徹底が試合を通してできていた点が勝因であると考える。4・5セット目は特に苦しい展開が続いていたが、勝ち切れたところは成長だと思う。明日も頑張って欲しい」(渡邉千夏主務)
似た者同士の試合展開も勝ち切る
[男子2部]▽第6日(4月27日・亜細亜大武蔵野キャンパス体育館)
本学(4-2)3(22-25、25-16,25-20、20-25、15-13)2国際武道大(0-6)
<第1セット 22-25
スタメン= OH中村②-森口③、MB間瀬主将④-渡邉④、OP高宮③、S中峯④、L嶋末①。15-18で守備固めとして 渡邉→寄本③、19-23で戻す。(注)OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカーOP=オポジット、S=セッター、L=リベロ。
序盤、シーソーゲームになりつつあった均衡を崩されたのは青学だった。相手にサーブで責められ、攻撃の形に持って行けず4連続失点を喫す。中盤、渡邉・森口の連続ブロックで何度かブレイクするも、序盤につけられた点差を埋められず、落とした。
<第2セット 25-16
スタメン=OH中村②-森口③、MB間瀬主将④-渡邉④、OP高宮③、S中峯④、L嶋末①。
立ち上がり、間瀬のサーブで3連続得点を決め、青学が流れに乗った。サーブで相手リベロを何度も崩し、ブロックでも仕留め、11-6と大きくリードする。しかし中盤、相手に根気強く拾われ、リズムを崩し1点差まで詰め寄られてしまう。だか、森口のサーブで再び相手のキャッチを乱し、ブロック・渡邉のダイレクトスパイクで相手を封じた。森口のサーブ・ローテテーションで6連続得点した青学が最後まで優位に進め、セットを取った
<第3セット 25-20
スタメン=OH中村②-森口③、MB間瀬主将④-渡邉④、OP高宮③、S中峯④、L嶋末①。23-17守備固めとして渡邉→寄本。
2セット目の勢いのまま、相手に流れを全く渡さず14-8で中盤に入る。中村のサービスエースが3本連続で決まり、相手の勢いを完全に潰した青学が19-9と大差をつけた。終盤、気持ちが緩み、相手のエースに気持ちよく打たせてしまう場面も見られたが、セットを取り切った。
<第4セット 20-25
スタメン=OH中村②-森口③、MB間瀬主将④-渡邉④、OP高宮③、S中峯④、L嶋末①。11-13でリリーフサーバーとして高宮→安倍③.13-15で守備固めとして渡邊→寄本③。
サーブで責められ、攻撃の形に持って行けず0-3と流れを握られる。中村・渡邉が踏ん張り、得点を重ねるも序盤に握られた流れを取り戻せず12-15で中盤に入った。お互いにキープしながら15-17。ここで間瀬・渡邉のブロックポイントがあり、20-19とリードを奪った。しかし終盤、森口へのトスが幾度も乱れ、6連続失点を喫しフルセットに持ち込まれ、敗れた。
<第5セット 15-13
スタメン=OH中村②-森口③、MB間瀬主将④-渡邉④、OP高宮③、S中峯④、L嶋末①。
立ち上がり、お互いにキープし合い4-4も、森口・中村が立て続けにシャットされ6-8とリードを許してしまう。しかし、間瀬のサーブで相手を崩し、切り返しで高宮・中村が落ち着いて決め、3連続得点し11-11と追いついた。最後は森口・中村の両サイドが踏ん張って勝ち切った。(渡邉千夏主務の報告から)
その他の試合
国士館大(6-0)3-0中央学院大(3-3)、亜細亜大(6-0)3-0平成国際大(0-6)。
=以上、亜細亜大武蔵野キャンパス体育館=
駒沢大(6-0)3-0立教大(0-6)、大東文化大(6-0)3-0立正大(0-6)、山梨学院大(5-1)3-0立教大(0-6)。
=以上、駒沢大玉川キャンパス体育館=
今の青学は策なし同然、打開を急げ!
「サーブもキャッチも悪くなかったが、攻撃がサイド中心だったためか単調な組み立てとなっていた。絶対的なエースがいない中でゲーム展開が確立できていないと感じる。苦しい状況の時に立て直す力や流れを掴む力が今の青学にはないため勝ち切ることができない苦しい状況となってしまっている。打開策を考えなければならない」」(渡邉しほマネージャー)
各セット、勝負所で流れを掴めず
▽第7日(4月28日・亜細亜大武蔵野キャンパス体育館)
本学(4-3)0(20-25,20-25,20-25)3亜細亜大(7-0)
<第1セット 20-25
スタメン=OH中村②-森口③、MB間瀬主将④-渡邉④、OP高宮③、S中峯④、L嶋末①。18-21で守備固めとして渡邉→寄本③。
高宮のレフト攻撃で最初の得点を青学が決める。その後、中盤まで互角の展開が続くが、状況を切り崩したのは亜細亜大。15-19で青学が1回目タイムアウトを取り、体制の立て直しを図る。その後19-21と22点差まで追いつき亜細亜大がタイムアウト。こちらに流れがきたかと思われたが相手のサイドを止められずセットを落とす。
<第2セット 20-25
スタメン=OH中村②-森口③、MB間瀬主将④-渡邉④、OP高宮③、S中峯④、L嶋末①。16-14 で守備固めとして渡邉→寄本③,19-18で戻す。
序盤はサイドアウトが続くシーソーゲームの展開。中盤、15-13で亜細亜大が1回目のタイムアウト。19-19と同点で終盤を迎えるも、3連続ブレイクを取られる。攻撃が決まらず、点差を詰めることができないまま、後がなくなった。
<第3セット 20-25
スタメン=OH中村②-森口③、MB間瀬主将④-渡邉④、OP高宮③、S中峯④、L嶋末①。17-20で守備固めとして渡邉→寄本。
いきなりブレイクされ1-5と得点差をつけられてスタート。森口や中村のサイド攻撃で対抗するものの1、2セット目と同じように流れを掴むことができなかった。終盤17–21で青学が3ブレイクし1点差まで追いつくものの、やはり流れを掴みきれず敗戦となった。(渡邉しほマネージャーの報告から)
その他の試合
立教大(1-6)3-2立正大(0-7)、平成国際(1-6)3-1明治学院大(1-6)。
=以上、亜細亜大武蔵野キャンパス体育館)=
駒沢大(7-0)3-0大東文化大(6-1)、国士館大(7-0)3-2山梨学院大(5-2)、中央学院大(4-3)3-0国際武道大(0-7)。
=以上、駒沢大玉川キャンパス体育館=
(注)校名横のカッコ内は通算勝敗。
以上
気持ちの迷いを再認識した一戦
「本日の試合は、守備の面でも攻撃の面でも自分たちの力を出せたと感じる部分もありましたが、相手の圧に気持ちが引いて、迷いがプレーに繋がってしまうという課題を再認識した一戦となりました。この課題を乗り越え全員で成長していくためにも、反省・課題を活かして、明日勝利を掴む準備をしていきたいと思います」(鉾久香凜主務)
デユースで落とした第1セットが…
[女子1部]▽第5日(4月27日・青山学院大相模原キャンパス体育館)
本学(4-1)1(25-27,19-25,23-25,22-25)3順天堂大(2-3)
<第1セット 25-27
スタメン=OHエドックポロ④-佐村③、MB谷島④-扇谷①、OP髙橋④、S河本①、L伊藤③。16-14で2枚替え、髙橋→平根S①、河本S→岸川③。19-15で守備固め、谷島→永井②。(注)OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジシット、S=セッター、L=リベロ。
スタートから相手にリードされますが、佐村のスパイク、奥山のサービスエースなどが決まり、お互い譲らない展開になります。中盤、エドックポロのスパイク、ブロックポイントが3連続で決まり12-9でリードします。しかし終盤相手に粘られ、髙橋のスパイクなどで奮闘しますが、デュースの末セットを落とします。
<第2セット 25-19
スタメン=OHエドックポロ④-佐村③、MB谷島④-扇谷①、OP髙橋④、S河本①、L伊藤③。16-13で2枚替え、髙橋→平根S①、河本S→岸川③。19-16で守備固め、谷島→永井②。
河本のサービスエースから4連続得点で相手を離した状態で好スタートを切ります。中盤にも髙橋や佐村のスパイクが決まるなどして差を広げ18-13とリードします。終盤には2枚替えとして出場した岸川の相手の穴を突く攻撃でセットオールとします。
<第3セット 23-25
スタメン=OHエドックポロ④-佐村③、MB谷島④-扇谷①、OP髙橋④、S河本①、L伊藤③。19-18で2枚替え、髙橋→平根S①、河本S→岸川③。22-24で守備固め、谷島→永井②。
序盤から緊迫した攻防が続きます。谷島、佐村のスパイクなど、ラリーで粘りを見せて奮闘します。中盤から終盤にかけ、佐村のスパイクが立て続けに決まり、19-17でリードしますが、終盤相手の5連続点で差を開かれセットを落とします。
<第4セット 22-25
スタメン=OHエドックポロ④-佐村③、MB谷島④-扇谷①、OP髙橋④、S河本①、L伊藤③。22-21で守備固め、奥山→永井②。
4-1と好スタートを切りますが、自分たちのミスが続き5-5に持ち込まれます。河本のダイレクトから3点連続得点を重ね、13-11とリードしたまま終盤に向かいます。しかし、18₋16の場面から相手に連続でスパイクを決められ、逆転されます。エドックポロのスパイクで応戦しますが、点差を縮められず手痛い1敗を喫してしまいました。(鉾久香凜主務の報告から)
その他の試合
筑波大(5-0)3-0松蔭大(1-4)、日本体育大(5-0)3-1嘉悦大(0-5)、日本大(5-0)3-0日本女子体育大(1-4)、東海大(2-3)3-0国士館大(0-5)、桜美林大(1-4)3-1東京女子体育大(4-1)。
敗戦から一転、課題改善して後半へ
「本日の試合では、相手の失点に助けられている部分が多かったという反省もありましたが、昨日の敗戦から得た課題をしっかりと改善へ向かわせることが出来たと思います。これから昨年度の秋季リーグ戦上位チームとの対戦が続きますが、後半戦も一戦一戦成長して、青学バレーを作り上げられるよう日々精進して行きたいと思います」(鉾久香凜主務)
第3セットの粘り勝ちを勢いに
▽第6日(4月28日・青山学院大相模原キャンパス体育館)
本学(5-1)3(25-16,25-21,29-27)0松蔭大(1-5)
<第1セット 25-16
スタメン=OHエドックポロ④-佐村③、MB谷島④-扇谷①、OP髙橋④、S河本①、L伊藤③。
河本のサービスエースから、2連続得点して好スタートを切ります。9-9までお互い譲らない展開となりますが中盤、髙橋、エドックポロのスパイクが決まるなどして5連続点を取り、14-10で差をつけます。終盤にも佐村のスパイク、奥山のブロックポイントでセットを取ります。
<第2セット 25-21
スタメン=OHエドックポロ④-佐村③、MB谷島④-扇谷①、OP髙橋④、S河本①、L伊藤③。20-19で守備固め谷島→永井②。
序盤からエドックポロのサービスエースでスタートします。中盤もお互いにブレイクが続くなど、拮抗した試合展開となります。相手に連続点で点差を詰められ15-15と苦しい状況になりますが、終盤、奥山のブロックポイントから流れを掴み、2セット目を取り切ります。
<第3セット 29-27
スタメン=OHエドックポロ④-佐村③、MB谷島④-扇谷①、OP髙橋④、S河本①、L伊藤③。17-15で2枚替え髙橋→平根S、①河本S→岸川③、21-19で戻す。20-18で守備固め谷島→永井②。
佐村らのスパイクによって3連続得点でスタートしますが、相手の攻撃で連続点を取られるなど、お互いに粘る展開になります。中盤、エドックポロのスパイクが連続で決まり、12-10でリードし中盤を迎えます。相手に連続得点を取られながらも、19-18からシーソーゲームとなりました。しかし、髙橋などのスパイクで応戦してデュースの末、勝ち切りました。(鉾久香凜主務の報告から)
その他の試合
筑波大(6-0)3-0嘉悦大(0-6)、日本体育大(6-0)3-0国士館大(0-6)、日本大(6-0)3-0順天堂大(2-4)、東京女子体育大(5-1)3-1日本女子体育大(1-5)、東海大(3-3)3-1桜美林大(1-5)。
(注)校名横のカッコ内は通算勝敗。
以上