2012年秋季リーグ戰第7、8日
2012.10.10 更新
本学女子、優勝へ望み、男子は3勝目
2012年度秋季リーグ戦
バレーボールの関東大学2012年秋季リーグ戰第7、8日は9月29、30日、男子2部が駒大玉川キャンパス体育館、女子1部が青学相模原体育館で行われ、本学の男子は大東文化大(春3部2位)に3-2で勝ち、3勝目(4敗)をあげました。松蔭大と対戦した女子は、3-1で勝って1敗(6勝)を堅持し、優勝へ望みを繋ぎました。
薄くはなかった“法政の壁”
【男子】◇2部▽9月29日・駒大玉川キャンパス体育館
本学0(18-25、17-25、23-25)3法政大
春4位とは言え1部を席巻してきた法大、その壁は決して薄くはありませんでした。
スタメン=レフト宮村③-菅原③、センター梶原③-小泉翔①、ライト岩橋②、セッター杉山③、リベロ冷水④(頼金③)。
ブロックに飛ぶ牧瀬(左)、梶原
0-2からの第3セット、右ひざを痛めている宮村を小泉海①に、セッターを牧瀬①に代えてスタート。本学は凡ミスも少なく、要所で小泉海、岩橋がスパイクを決めて、7-6とこの試合初めてリードしました。17-14から同点されますが、梶原、岩橋が踏ん張り23-22と接戦を展開。「このまま、行くぞ!」の思いも、しかし、ここからが地力の差でしょうか。23-23と追いつかれるとトスミスでマッチポイント与え、最後はブロックで抑え込まれました。
第1、2セットは、サーブレシーブが不安定で、自らのミスでリズムに乗れず、法大ペースに終始しました。
サーブレシーブをする越智主将
土壇場からよみがえった本学男子
▽9月30日・駒大玉川キャンパス体育館
本学3(22-25、20-25、28-26、25-21、15-13)2大東文化大
0-2からの大逆転、気力を出し切って3勝目。
スタメン=レフト宮村③-菅原③、センター梶原③-小泉翔①、ライト岩橋②;、セッター杉山③、リベロ冷水④(頼金③)。
第3セット、13-18。このどうしようもないような土壇場から本学はよみがえりました。セッターを牧瀬①に代え、歯を食いしばって耐えていると女神は微笑むのです。
梶原のサーブで相手を崩して追いつきます。主導権を握ったままジュースを3度、このセットを奪うと流れは本学へ。右ひざに針を打って戦った宮村、右ひざの痛みをこらえて頑張った小泉翔ら。フルセットへ持ち込んで3勝目をもぎ取りました。
第3セット、27-26から28点目を取って喜ぶ本学(写真は篠原典位女史撮影)
▽第7日終了現在の順位 ①法政6勝1敗②宇都宮6勝1敗③国士舘6勝1敗④国際武道6勝1敗⑤駒沢4勝3敗⑥青山学院3勝4敗⑦日本2勝5敗⑧大東文化2勝5敗⑨亜細亜7敗⑩中央学院7敗(1〜4位、9、10位はセット率)。
10季ぶりの優勝へもう負けられない
【女子】◇1部▽9月29日・青学相模原体育館
本学3(25-14、25-16、25-20)0早稲田大
久しぶりの快勝、この調子で最終日(嘉悦大戦)まで突っ走ってほしいものです。
スタメン=レフト近藤④-今村①、センター伊東③-松浦③、ライト望月③、セッター
比金②、リベロ中村主将④。
サーブレシーブが安定すればセンターが機能します。センター攻撃が生きてくるとサイドからの攻撃はより威力を増します。10季ぶりの優勝を狙うためには、もう取りこぼしは許されません。
169㎝河野が奮闘、大逆転に一役
▽9月30日・青学相模原体育館
本学3(25-8、16-25、25-21、28-26)1松蔭大
浮き沈みの激しい一戦、第4セットよく踏ん張りました。
スタメン=レフト近藤④-今村①、センター伊東③-松浦③、ライト望月③、セッター
比金②、リベロ中村主将④。
バレーボールはリズムの競技とは言っても、なんともベンチ泣かせのチームです。
勝負は第4セット、12-17とリードされて終盤に入ります。ここで流れを変えたのが高野愛(こうの・あい)②=169㎝、市立川越高出=、エース近藤に代わると、持ち前のジャンプ力を生かして奮戦。徐々に点差を詰め大逆転に一役も二役も買いました。残る相手は日体大、嘉悦大。
▽第7日終了現在の順位①嘉悦7勝②青学6勝1敗③日体5勝2敗④筑波4勝3敗⑤東海3勝4敗⑥国士舘3勝4敗⑦宇都宮2勝5敗⑧東京女体2勝5敗⑨早稲田2勝5敗⑩松陰1勝6敗(5、6位、7〜9位はセット率)。
以上