令和3年皇后杯東京都予選
2021.07.01 更新
皇后杯全日本選手権大会東京都予選
本学、関東ブロック進出ならず
関東ブロック常連の本学女子は東京都予選で敗退。中学校からVリーグまでバレーボールで国内最大の大会、天皇杯・皇后杯全日本選手権大会の令和3年度東京都予選が7月3、10日と行われ、本学女子は決勝で東京女子体育大に0-2と完敗して、関東ブロック大会進出は叶いませんでした。なお、ファイナル大会は12月10~12日、18、19日・高崎アリーナ)で行われ、ブロック予選を勝ち抜いた男女各16チーム(関東は男子4、女子3)にVリーグ1の男女各12チームを加えた28チームで行われる。優勝賞金は1000万円、準優勝400万円。
▽令和3年度皇后杯全日本選手権大会東京都予選第1日(7月3日・荒川総合スポーツセンター)
本学2(20-25、25-19、25-20)1桜美林大
スタメン=OH住田③-北林②、MBエドックポロ①-山中④、OP高橋①、S佐藤④、L依田③。第3セットは北林に代わって二宮④が先発。
全体を通して相手にリードを自分たちから許してしまう場面がありました。常に攻めた気持ちで、次へ次へと点数を自分たちから進められるように、まずは10日の試合に向け、1週間練習を積み重ねていけるよう一丸となって頑張ります。(須藤綾乃主務)
▽令和3年度皇后杯全日本選手権大会東京都予選最終日(7月10日・駒沢オリンピック公園運動場体育館)
▽準決勝
本学2(25-14、25-12)0日本女子体育大クラブ
スタメン=OH住田③-北林②、MBエドックポロ①-山中④、OP高橋①、S佐藤④、L依田③。
▽決勝
本学0(19-25、23-25)2東京女子体育大
スタメン=OH住田③-北林②、MBエドックポロ①-山中④、OP高橋①、S佐藤④、L依田③。2セット目は北林代わって二宮④が先発。
自分たちが練習の時から課題として取り組んできたサーブや攻撃の幅というところが発揮しきれず、悔しさの残る試合となりました。しかしこの時期に公式戦を経験できたことは自分たちの大きな経験となり、そこで出た課題についてはこれからの練習の中で詰めていき、秋季リーグ戦に向けて準備をしていきたいと思います。(須藤綾乃主務)
カレンさん、ジャンプ力生かしMBデビュー
関東ブロックへの進出は出来ませんでしたが、期待の1年生、エドックポロかれん(文学部比較芸術学科、身長171㌢、最高到達点295㌢、奈良文化高)=写真=が公式戦デビュー。関東学連への登録はアウトサイドヒッターですが、高校時代からミドルブロッカーとしても活躍したそうで、今大会全3試合全7セット通してスタメンからミドルで起用され、生来のジャンプ力を生かして存在感を示しました。3試合合わせた21得点、オールラウンドプレーヤーとしてますます楽しみです。(須藤綾乃主務の報告から)
日本一に貢献できる選手になる
エドックポロさん(愛称カレン)は、父にナイジェリア人を母にイギリス人を持つナイジェリア人のお父さんと日本人のお母さんの間に生まれ、愛知県一宮市で育ちました。「母親がバレーボールをしていたので私もやりたくなりました。青学は、歴史と伝統を感じさせられる印象です。バレーボール部の雰囲気は、上下関係に関係なく、互いに指摘しあっていてとてもいいチームです。今後の目標は、コートに立ち、チームが日本一になるために貢献できるような選手になりたいです」
秋山美幸監督「最高到達点295cmと非常にバネがあり、パワーもあるため身長171cmとは思えないダイナミックなプレーが持ち味の選手です。どのポジションもこなせるので、彼女がコートに入ればバリエーション豊富な攻撃が展開できるので、近年チームとして課題としていた攻撃力アップに大きく貢献してくれることを期待しています」
以上