本学女子、2度目の2回戦へ
2024.12.12 更新
2度目の1回戦突破も…
皇后杯ファイナル4度目
本学女子は初出場から4度目のファイナルラウンドで2個目の白星。バレーボールの日本一を決める2024年度天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会ファイナルラウンドは12月12日、男女それぞれブロック予選を勝ち抜いた16チームと、SVリーグ上位8の各24チームが参加して大阪・Asueアリーナで開幕、1回戦各8試合を行いました。皇后杯の関東ブロック予選を勝ち抜いてきた本学女子は、熊本フォレストリーヴス(熊本・Vリーグ)とフルセット激戦の末破り、2回戦へ進みました。
[女子]▽1回戦(12月12日、大阪・Asueアリーナ)
本学(関東ブロック)3(25-22、23-25,25-18、16-25,15-12)2熊本フォレストリーヴス(熊 本・Vリーグ)
<第1セット 25‐22
スタメン=OH 土橋①-佐村③、MB エドックポロ④-谷島主将④、OP 松本➀、S 河本①、L 伊藤③。13-14で2枚替え松本→鉾久➃、河本→岸川③、20-18で戻す。19-17で守備固めエドックポロ→永井②。(注)OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ。
髙橋の怪我により、スターティングメンバーが初出場の松本となりました。スタートは6-7と両者一歩も引かない展開となります。中盤は河本の強気なツーアタックから勢いをつけ18-15。セット終盤では、2枚替えとして起用された岸川の巧みなスパイクで相手を翻弄し、セットを取りました。
<第2セット 23‐25
スタメン=OH 土橋①-佐村③、MB エドックポロ④-谷島主将④、OP 松本➀、S 河本①、L 伊藤③。18-14で守備固めエドックポロ→永井②、21-20で戻す。21-20で守備固め谷島主将→鷲谷➂、21-21で戻す。22-22で守備固め松本→岸川③。
スタートから松本の鋭いスパイクが相手コートに突き刺さり、4-1。持ち前の粘りで自分達の流れを作ると、10-8とリードを保ったまま中盤へ。連続ポイントから相手に流れを渡します。すかさず佐村やエドックポロが得点を重ねますが、セットを落としてしまいます。
<第3セット 25‐18
スタメン=OH 土橋①-佐村③、MB エドックポロ④-奥山③、OP 松本➀、S 河本①、L 伊藤③。19-12で2枚替え松本→鉾久➃、河本→岸川③、24-16で戻す、22-15で守備固めエドックポロ→永井②。
序盤からエドックポロが冷静に得点を重ね、9-4と離します。中盤には、途中から起用された奥山が好ブロックを見せ16-10。勢いを加速させると、2枚替えでの起用となった松本と、土橋が奮闘し、巧みな攻撃で相手を突き放してセットを取ります。
<第4セット 16‐25
スタメン=OH 土橋①-佐村③、MB エドックポロ④-奥山③、OP 松本➀、S 河本①、L 伊藤③。11-14で2枚替え松本→鉾久④、河本→岸川③、14-22で戻す。14-21で守備固めエドックポロ→永井②。
序盤から相手に走られる中、伊藤を筆頭に粘って立て直しを図ります。中盤に入ると岸川のブロックを利用した攻撃が光りますが、点差を縮めることは出来ずに13-16。その後も相手にブロックを利用され、サーブで崩されるなど完全にペースを掴まれてしまい、大差をつけられフルセットへ持ち込まれます。
<第5セット 15‐12
スタメン=OH 土橋①-佐村③、MB エドックポロ④-谷島主将④、OP 松本➀、S 河本①、L 伊藤③。9-6で守備固めエドックポロ→永井②、12-10で戻す。12-10で守備固め、谷島主将→鷲谷➂、12-11で戻す。
緊張感のあるラリーが続く中で相手にリードを許すものの、エドックポロを中心とした攻撃陣が、相手の守備を翻弄するスパイクで仲間を鼓舞し、10-8。相手も反撃と気迫のこもったスパイクで応戦してきますが、逃げ切って1回戦を突破しました。
バタついたが青学バレーの粘りも出せた
本日の試合は、初日ということもあって序盤から自分達のバレーを行えず、バタバタするシーンが目立ってしまい、勢いに乗り切れない部分がありました。また、相手の選手にレシーブで粘られ苦しい時間も多かったですが、決まらなくてもレシーブで拾ってリズムを作っていくという青学バレーの粘りを出せた部分がありました。本日の試合で相手チームから学ぶことも多くありました。明日の試合では、更に苦しい展開もあるかと思いますが、このチームで出来る一本、一試合に想いをのせて全員で戦っていきたいと思います。明日も沢山の応援、よろしくお願いいたします。(髙橋美鈴④)
以上