本学、男女とも敗れる

  • 青山学院大学体育会バレーボール部OB・OG緑楯会青山学院大学体育会バレーボール部OB・OG緑楯会
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本学、男女とも敗れる

2025.05.10 更新

        大詰めの春季リーグ戦、踏ん張れ本学

            女子は上位確保、男子は3部転落阻止

 本学、女子は3位以内も絶望か、男子は3部との入れ替え戦ほぼ確実。関東大学バレーボール2025年度春季リーグ戦は5月10,11の両日、女子1部第8、9日を青山学院大相模原キャンパス体育館で、男子2部の第7、8日を大東文化大東松山キャンパス体育館でそれぞれ続開。通算4勝3敗の本学女子は、2試合(日本体育大、筑波大)を残してリーグ全体の戦況から3位以内すら難しくなってきました。残り3試合の本学男子はこの2試合で何とか1セットずつ奪ったのが現実で、2部残留が危うくなってきました。男女とも大詰めの戦いぶりにこれからの望みを見つけてほしいと願っています。

男子部、新主務藤田志央 男子部では藤田志央副主務②(文学部日本文学科、東京・明治学院高出)が5月1日付けで、マネージメント業務の元締めとなる主務に就いた。渡邉しほ主務④(国際政治経済学国際世辞学科、長崎・聖和女子高出)が1年間休学してノルウェーに語学留学したのを受けての対応、

                <残り試合と対戦相手

     ▽女子1部(青山学院大記念館)       ▽男子2部(大東文化大東松山C体育館)

5月17日  対日本体育大(9-0)            対国際武道大(1-7)

5月18日  対筑波大(5-3)               対立教大(4-4)

5月24日                            対明治学院大(2-6)

(注)カッコ内は今リーグ戦通算成績。

 

         リベロ復活でセット取るも白星遠い

[男子2部]▽第7日(5月10日・大東文化大東松山キャンパス体育館)

本学(0-7)1(24-26,13-25,25-21、20-25)3立正大(2-5)

<第1セット 24-26

スタメン=OH森口主将④-寄本④、OH桑原①-MB松本①、OP高宮④―S中村③、L嶋末②。(注)OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー,OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ。

 立正大のサーブから始まり、本学がラリーを制して1-0。続いて森口主将や桑原、セッター中村のスパイクも決まり順調な滑り出しをみせる。しかし、相手に3連続ブレイクを許し10-10に。その後は取って取られてのシーソーゲームが続くが15-15で再び同点に追いつかれるとその後も2連続ブレイクを許し本学1回目のタイムアウト。タイムアウト明けも切り替えることができず15-19まで突き放されてしまう。それでも相手のミスの直後中村のサービスエースが決まり、20-21に点差を縮めたところで立正大1回目のタイムアウト。直後、桑原のスパイクが決まり同点に追いつくも、24-24以降粘り勝つことができず、セットを落とした。

<第2セット 13-25

スタメン=OH森口主将④-寄本④、OH桑原①-MB松本①、OP高宮④―S中村③、L嶋末。10-20で守備固め桑原→酒井①、11-21で戻す。

 序盤、森口主将のスパイクが決まるも高宮の攻撃がなかなか決まらず苦戦する。3-3以降、相手にサービスエースを含む3連続ブレイクを許し一気に3点差。その後も桑原のスパイクが決まるも、本学にドリブルやスパイクミスが目立ち5-10で本学1回目のタイムアウト。タイムアウト後もミスは続き5-12まで突き放される。後半は森口主将を中心に攻撃を仕掛けるも、なかなかブレイクに持ち込めず、立て直しを図ることができないままセットを落とした。

<第3セット 25-21

スタメン=OH森口主将④-寄本④、OH桑原①-MB松本①、OP高宮④―S中村③、L嶋末。19-12で守備固め桑原→酒井①、23-17で戻す。

 序盤は森口主将の緩急ある攻撃で点を重ねる。相手のサーブミスから本学が連続得点して8-4で立正大1回目のタイムアウト。直後も桑原のサービスエース、相手のミスが続きブレイクを重ねて10-5。桑原のサーブミスがあったものの本学の勢いは止まらず12-5まで突き放すと早くも立正大2回目のタイムアウト。その後は寄本や高宮の攻撃、中村のツーアタックも決まり、点差を維持したまま24-18。あと1点というところで相手にブレイクを許し24-20まで点差を縮められたところで本学1回目のタイムアウト。最後はセッター中村のツーアタックが決まり、今リーグ初めてセットを取りきった。

<第4セット 20-25

スタメン=OH森口主将④-寄本④、OH桑原①-MB松本①、OP高宮④―S中村③、L嶋末。14-20で守備固め桑原→酒井①、19-22で戻す。

 出だしから高宮のサービスエースで勢いを見せるも、直後に相手のサービスエースが決まり、本学にネットタッチのミスが出て1-3。中村、森口主将のスパイクが決まるも本学のミスが続いて4-9になったところで本学1回目のタイムアウト。直後、高宮のスパイクが決まるが、相手の攻撃に翻弄されなかなかブレイクに持ち込むことができないまま7-12。その後もミスは続き、松本の攻撃でしかけるも決まらず15-21。ここで中村のツーアタックが決まり、相手のミスが続いて18-21まで点差を縮めたところで立正大1回目のタイムアウト。しかし、1セット目同様に粘ることができず敗戦した。(藤田志央主務の報告から)

         粘りの弱さ出た、攻撃の決定力アップを

 藤田志央主務「セット終盤の粘りの弱さが出た試合だったと思う。あと少しで取りきるところでミスが多く、勢いを止めてしまう場面が多かった。また、お互いにスパイクがなかなか決まらず、ラリーに持ち込む展開が多かったと思う。攻撃の決定率を上げ、確実に点数につなげられるようにしたい」

その他の試合、

日本大〈7-0〉3-1中央学院大(6―1)、山梨学院大(7-0)3-0慶応義塾大(5―2)、大東文化大(6―1)3-1亜細亜大(4―3)、立教大(3―4)3-2山梨大(1―6)、国際武道大(1―6)3-0明治学院大(0―7)。(注)カッコ内は通算勝敗。

          また1セット取った!次は勝つぞ!

▽第8日(5月11日・大東文化大東松山キャンパス体育館)

本 学〈0-8〉1(20-25,21-25,25-19,22-25)3山梨大(2-6)

<第1セット 20-25

スタメン=OH森口主将④-寄本④、OH桑原①-MB松本①、OP高宮④―S中村③、L嶋末。13-22で桑原→酒井①。

 序盤からブレイクを許して0-3。森口主将のサーブで大きく相手を乱すも本学の連携ミスで失点し3-7。直後、高宮の連続得点で7-7に追いつく。しかし、本学にミスが続き再び7-11まで点差を広げられてしまう。この後も相手にペースをつかまれたまま8-14で本学1回目のタイムアウト。後半も連携ミスは続き、なかなか勢いづけず15-23。しかし、森口のスパイクでサイドアウトを取ると、高宮のサーブから、そのままバックアタックが決まり17-23。高宮のサーブが冴え、サービスエースをとって勢いに乗って19-23と詰め寄るも、この後はブレイクすることができずこのセットを落とした。

<第2セット 21-25

スタメン=OH森口主将④-寄本④、OH桑原①-MB松本①、OP高宮④―S中村③、L嶋末。16-19で守備固め桑原→酒井①、21-23で戻す。

 序盤はシーソーゲームで5-5。しかし、本学にまたも連携ミスが続いて4連続ブレイクを許して5-9に突き放される。その後も立て直すことができないまま6-12で本学1回目のタイムアウト。タイムアウト明け相手にサービスエースを取られるが、森口主将のスパイク、高宮のクイック、サービスエースが続いて10-13まで持ち直す。その後はお互い、ブレイクに持ち込めないまま16-20。寄本のスパイクが決まり、高宮の連続ブロックポイントで19-21まで縮めるも最後は本学のミスでセットを落とした。

<第3セット 25-19

スタメン=OH森口主将④-寄本④、OH桑原①-MB松本①、OP高宮④―S中村③、L嶋末。14-15で守備固め桑原→酒井①、20-17で戻す。

 点の取り合いが続き5-7。寄本、森口主将のスパイクが決まり、このセットは本学が先に抜け出し、9-7で山梨大1回目のタイムアウト。その後は互角の戦いが続いたが、長いラリーを制することができず16-16と追いつかれたところで本学1回目のタイムアウト。直後、高宮のクイック攻撃から森口主将の緩急ある攻撃で本学が3連続ブレイクし、19-16で山梨大2回目のタイムアウトも、相手にペースをつかませず最後は3連続ブレイクでこのセットを取りきった。

<第4セット 22-25

スタメン=OH森口主将④-寄本④、OH桑原①-MB松本①、OP高宮④―S中村③、L嶋末。12-18で守備固め桑原→酒井①、15-21で戻す

 高宮のサービスエースで本学が先制。しかし3-3以降、相手にブレイクを許し3-7まで点差を広げられてしまう。相手のサーブミスが続くも本学はブレイクすることができず7-10。ここでまたもブレイクを許し7-13。その後は森口主将を中心に攻撃を仕掛けていき、14-21から3連続ブレイクで17-21まで点差を縮める。さらに、中村のツーアタックを含む3連続ブレイクで20-22になったところで山梨大1回目のタイムアウト。しかし、その後はサーブミスが続き、このセットも粘ることができず敗戦した。(藤田志央主務の報告から)

         セット前半から積極的に仕掛けよう!

 藤田志央主務昨日の試合に続き、序盤に一気に点差を離されて終盤に苦しむ展開が多かった。セット前半から積極的に仕掛け、調子の悪い選手を誰でカバーしていくのか、後半は誰を中心に攻撃を仕掛けていくのか、すぐに見極められるようにしたい」

その他の試合、

日本大〈8-0〉3-1慶応義塾大(5-3)、山梨学院大〈8-0〉3-0亜細亜大(4-4)、大東文化大(7-1)3-1中央学院大(6-2)、立教大(4-4)3-1明治学院大(2-6)、立正大〈3-5〉3-2国際武道大(1-7)。(注)カッコ内は通算勝敗。

                                以上

 

          フルセットに持ち込みながら4敗目

チーム一丸、気合十分だったが、勝負には…

[女子1部]▽第8日(3月10日・青山学院大相模原キャンパス体育館)

本学〈4-4〉2(24-26,27-29,25-16,25-20,13-15〉3日本大(4―4)

<第1セット 24-26

スタメン=OH土橋②―佐村主将④、MB今沢①―扇谷②、OP佐藤①-S河本②、L伊藤④。14-13で扇谷→奥山④。19-21で2枚替え河本→松本②、佐藤→飯田①、19-23で戻す。(注)OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ。

 互いに連続得点で流れを奪い合う展開。6-7で、佐村や土橋がサイドから緩急のついたスパイクを連続で決め点差を広げます。しかし、その後自らのミスが目立ち19-23とリードを許しました。伊藤らがレシーブで粘りを見せ今沢の隙のついたスパイクで反撃しましたが、セットを落としました。

<第2セット 27-29

スタメン=OH土橋②-佐村主将④、MB今沢①―奥山④、OP佐藤①-S河本②、L伊藤④。10-15で守備固め今沢→永井③、13-18で戻す。27-26で守備固め奥山→岸川④。

 序盤から自ミスが目立ち4-10となります。そのままリードを許して13-18。佐村主将が闘志をみせ、力強いスパイクを重ね19-18と巻き返しました。白熱の末、デュースに突入しましたが、相手のブロックを利用した攻撃に苦しみ、セットを落として後がなくなりました。

<第3セット 25-16

スタメン=OH土橋②-佐村主将④、MB奥山④―扇谷②、OP佐藤①-S河本②、L伊藤④。18-8で守備固め扇谷→永井。

 土壇場のセットで、佐村主将の長いコースへのスパイクから流れを掴みます。11-6では河本のサーブでチャンスをもらい、土橋らがテンポ感ある攻撃で6連続得点しました。終盤、相手の追い上げもありましたが、逃げ切ってセットを奪いました。

<第4セット 25-20

スタメン=OH土橋②-佐村主将④、MB奥山④―扇谷②、OP佐藤①-S河本②、L伊藤④。12-14で佐村主将→西澤③。19-17で守備固め奥山→永井。

西澤は途中出場ながら鋭いスパイクで盛り上げたが…

 佐藤のキレのあるスパイクや扇谷のブロックポイント4-1と好スタート。中盤では、4点連続失点を許しましたが、途中交代で入った西澤高さのある打点を活かした攻撃が光り脅威の5連続得点17-14としました。セットポイントも佐藤がスパイクを決め、フルセットへ持ち込みました

<第5セット 13-15

スタメン=OH土橋②―西澤③、MB奥山④―扇谷②、OP佐藤①-S河本②、L伊藤④。6-7で守備固め西澤→岸川、10-10で戻す。7-7で守備固め奥山→永井。

 先制点を許して1-4となりますが、佐藤の隙をついた攻撃で悪い流れを断ちます。10-10では西澤や佐藤の冷静な軟打で、このセット初めてリードしました。しかし、繋ぎのミスに加え相手レフトの勢いを止めることができず、敗戦しました。(藤森こころ主務の報告から)

        課題が課題のままでは勝てない

 藤森こころ主務「序盤には相手のロングサーブに苦しみ、キャッチが崩れ攻撃のテンポが作れない場面が多く見られました。また、以前からの課題である連続失点や自ミスの他にも勝ち切ることができないという弱さも課題として挙げられました。そのため練習から自分たちが求めている粘り強い多彩な攻撃でのバレーを目指し、目標に対する過程をより具体的にすることで練習の質を上げて課題と向き合い、これからの試合で勝って自信に繋げられるように全員で精進して参ります」

その他の試合、

東京女子体育大(8-0)3-1順天堂大(2―6)、日本体育大(8-0)3-1筑波大(5-2)、東海大〈5-3〉3-2嘉悦大〈0-8〉、桜美林大〈5-3〉日本女子体育大(2―6)、明海大(4―4)3-0敬愛大〈0-8〉。(注)校名横カッコ内は通算勝敗。

       逆転勝ちの勢いをラスト2戦へ繋ぐぞ

▽第9日(5月11日・青山学院大相模原キャンパス体育館)

本 学(5-4)3(25-16、19-25,27-25,28-26)1順天堂大(2-7)

<第1セット 25-16

スタメン=OH土橋②―佐村主将④、MB今沢①―扇谷②、OP佐藤①-S河本②、L伊藤④。23-13で守備固め今沢→永井③。

 佐藤の変化するサーブで連続して崩し、6-3で流れを掴みます。その後も今沢の予測不能な攻撃や土橋のブロックシャットで15-9と離します。終盤にかけても相手に流れを渡さず、河本の隙をついたツーなどで5連続得点し、最後は扇谷の速攻で決め切り、セットを先取します。

<第2セット 19-25

スタメン=OH土橋②-佐村主将④、MB今沢①―奥山④、OP佐藤①-S河本②、L伊藤④。10-17で守備固め奥山→永井③、16-23で戻す。13-19で2枚替え河本→松本②、佐藤→飯田①、17-23で戻す。

 自らのミスや相手のサーブに揺さぶられるなどして、0-6と大きくリードされてしまいます。中盤では、伊藤のディグからラリーを制して得点を重ねますが、相手の速い攻撃や固い守りに苦しめられ、9-17とさらに追いかける展開になりました。それでも、奥山のブロックシャットや佐藤の軟打で連続得点して点差を縮めますが、自分たちのリズムに戻せず、19セットを落としました。

<第3セット 27-25

スタメン=OH土橋②-佐村主将④、MB奥山④―扇谷②、OP佐藤①-S河本②、L伊藤④。8-13でスパイカーとして佐村主将→西澤③、23-24で戻す。13-16で守備固め佐藤→岸川④、16-18で戻す。15-17で守備固め今沢→永井③、19-22で戻す。

 相手のテンポの速い攻撃に押され、4-9のスタートとなってしまいます。途中出場の西澤が前後に揺さぶる攻撃で3連続得点をし、13-15と詰め寄ります。その後も、佐藤のキレのあるスパイクや西澤の高さを生かした攻撃で3連続得点して、22-22と追いつきます。相手の早い攻撃に苦しめられますが、全員で繋ぎ全員で勝負し、最後は土橋の気迫あるスパイクで点を重ね、27-25でセットを取ります。

<第4セット 28-26

スタメン=OH土橋②-佐村主将④、MB今沢①―奥山④、OP佐藤①-S河本②、L伊藤④。18-17でスパイカーとして佐村主将→西澤③、23-23で戻す。19-20で守備固め奥山→永井③、24-24で戻す。

 序盤から両チーム譲らず、9-9と拮抗します。土橋や佐藤の隙をついた攻撃で応戦しますが、相手のスピード感ある攻撃に対応できず、19-21とリードを許します。相手のライト攻撃に苦しめられデュースにもつれ込みます。ここから奥山のブロックシャットで相手の攻撃を封じて5勝目を勝ち取りました。(藤森こころ主務の報告から)

       最終週は伝統の青学バレーで勝つ

 藤森こころ主務「1セット目からサーブで崩し、ブロックでタッチをとってコンビを組むという自分たちのリズムで試合を進めることができました。しかし、自分たちのミスで相手に流れを渡してしまったり、速いテンポの攻撃に素早く対応することができなかったり、課題が浮き彫りになりました。一番の収穫は、デュースの場面を全員で勝負して取り切った点です。まだまだ相手のミスに助けられた部分も多くありますが、チームとして闘う形が作れてきている実感があります。次週のリーグ最終戦に向けて、チームの絆を深める作業に力を入れていきたいです。その中でも、全員バレーだからこそできる、頭を使い、守りでも攻めでも粘り強い、伝統の青学バレーで、最終週勝ち切りたいです」

その他の試合、

東京女子体育大(9-0)3-0筑波大(5-3)、日本体育大(9-0)3-1日本大(4-4) ,

東海大(6―3)3-1日本女子体育大(2―7)、明海大(5―4)3-2桜美林大(5―4)、敬愛大(1-8)3-0嘉悦大(0-9)。(注)校名横カッコ内は通算勝敗。

​                                  以上

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